
ハミングバード社と東京都大田区、『災害時における無人航空機による情報収集等に関する協定』を締結。東京都大田区において災害等が発生した際、ハミングバード社のパイロットがドローンを活用した支援活動を実施
ドローンスクール東京を運営する株式会社ハミングバード(東京都渋谷区 代表取締役:鈴木 伸彦)(以下、ハミングバード社)と東京都大田区(区長:鈴木 晶雅)は、『災害時における情報提供等に関する協定書』を締結したことを発表した。
目次
『災害時における無人航空機による情報収集等に関する協定』締結について
協定締結式の様子 【写真右】鈴木晶雅 大田区長 【写真左】株式会社ハミングバード代表取締役 鈴木伸彦 氏
今後想定される「都心南部直下地震」などの大規模災害が発生した場合、ドローンは非常に有効なツールとして期待されている。
機動性や俯瞰的な視点を活かし、情報収集から人命捜索、物資輸送まで多岐にわたる活用が想定されている。
協定の内容
今回の締結により、ハミングバード社の最新鋭の機材と熟練したパイロットの派遣を通じて、空からの正確な災害被害状況の把握、人間の立ち入りが危険な被災現場での応急危険度判定等の支援を行う。
ハミングバード社の東京都内における災害協定の締結先は9区目になった。
ハミングバード災害協定締結先の自治体
<東京都>
大田区
練馬区
墨田区
港区
江戸川区
足立区
葛飾区
新宿区
渋谷区
<東京都以外>
神奈川県横浜市
千葉県市川市
今後のさらなる発展に向けて
本協定は災害時における協力協定だが、平時においては防災訓練への参加や、防災に関する普及啓発事業への発展についても両者間で意見交換を行い、検討が進められている。
締結式では鈴木大田区長より、ハミングバード社の操縦士だけでなく、「防災航空隊はちどり」に対しても言及され、ドローンの持つ可能性に対して期待している点が話された。
ハミングバード社代表取締役の鈴木氏からは、有事の際の活用に備えるためにも、区が主導する防災訓練への参加など、積極的に連携して取り組みを進めていきたい意向が伝えられた。
協定書にサインが行われ、今後の取り組みについて連携を深めていくことで合意している。
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出典