
follow社、DXハイスクール向けにドローン教材を活用した特別パッケージの提供を開始
株式会社follow(所在地:東京都新宿区、代表取締役:野々部 美里)(以下、follow社)は、DXハイスクール採択校向けとしてドローン教材を活用した特別パッケージの提供を開始したことを発表した。 このパッケージがあれば授業が実施できる構成となっていることから、STEAM教育の次のステップを模索する高校現場に、より高度な実践的な学びと、探究活動における成果創出の機会を提供できるものになっているとのことだ。
目次
ドローン教材を活用した特別パッケージについて
DXハイスクール対応教材パッケージ
開発の背景
DXハイスクール採択校を中心に、昨年度までにすでに基本的なプログラミング教材を導入し、実践的な学習に取り組んでいる高校が多く存在する。
今年度はその<次のステップ>として、より発展的な学びを模索する声が高まっている。
follow社では、こうしたニーズに応えるべく2次元の車型ロボットや画面操作型のプログラミング教材とは異なり、空間を飛行する3次元の動きを通じて、生徒の高度な論理的思考や創造性を引き出せるドローン教材を提供。
また、夏の探究活動や秋の文化祭といった学校行事とも連動しやすく、今年度の予算を活用して発表の場や生徒の成果物としてのアウトプットを明確に示すことができるため、導入のタイミングとしても非常に効果的なものになっているとしている。
パッケージ内容
Python教材イメージ
●1クラス40人までに対応可能な教材一式
※2~3人1台でのグループワーク形式
●Python/Scratchを使った授業計画書・授業スライド・参考資料
※AI技術(画像認識)を利用した飛行制御など応用問題を搭載
特別パッケージの特徴
本パッケージで提供されるALUX製ドローン教材について、follow社では以下の特徴をあげている。
●飛行・通信の安定性が圧倒的に高く、授業中のトラブルを最小化
●最大200台での編隊飛行に対応し、クラス全体でひとつの成果物を作る学習設計が可能
●世界各国での豊富な授業実績に基づくノウハウを活かし、よくあるトラブルや現場の困りごとに柔軟に対応
本教材を体験した生徒の声
follow社は、一部の高等学校にて、先行してドローン・プログラミングの未経験者を含む生徒たちにモデル授業を実施。
授業後に実施したアンケート結果からは、以下のような声があった。
「プログラミングでドローンをコントロールできることが面白かった」
「正解と言われたときはとても嬉しく、楽しかった」
「ドローンを使うことでさまざまな可能性が広がることを知れた」
「ドローンショーのようなことをやってみたいと思った」
「自分の間違いや考え方を実践で確認できた」
単なる操作体験にとどまらず、学びの気づきや自己理解にもつながっていることがわかった。
また、教員側からも「生徒が非常に集中して取り組んでいた」「初めて扱う内容にも関わらず、皆が主体的に動いていた」といった声が寄せられたことから、学習への姿勢に明確な変化が見られたとしている。
follow社のSTEAM教育にかける想い
ALUX社のSTEAM教材をより多くの生徒に届けることで、ICT人材の育成とプログラミング教育の普及に取り組んでいるfollow社。
ドローンを活用した3次元のプログラミング体験を通じて、生徒が論理的思考力やICTリテラシーを自然に身につけ、「できた!」という喜びとともに、未来を切り拓く力を育むことを目指しているとのことだ。
follow社では、今後も教育現場のニーズに寄り添いながら、生徒一人ひとりの可能性を引き出すSTEAM教材の開発と普及を通じて、未来教育の可能性を広げていく。
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出典