DJI社の新製品、手のひらサイズのVlog用新型ドローン『DJI Neo』発売
DJI JAPAN 株式会社(以下、DJI社)は、重量135 gと、同社で最軽量かつコンパクトなドローンとなる『DJI Neo』を2024年9月6日より発売開始したことを発表した。
目次
『DJI Neo』の特徴
『DJI Neo』は、手のひらの上で離着陸ができるため、送信機を使用しなくても操作が可能。
AIを使った被写体トラッキング機能クィックショットを搭載し、安定感を極めた4K映像を届けることができるとしている。
その飛行時間は最大18分。
機体本体にはフルカバーのプロペラガードを搭載しているため、屋内外を問わず、安全な飛行体験と楽しい時間の撮を提供することができるとしている。
ボタンを押すだけで飛行を開始
『DJI Neo』は、本体のモードボタンを押し、お好みの撮影モードを選択するだけで、送信機を使うことなく飛行・撮影操作を自動で実行する。
12MPの静止画像を1/2インチのイメージセンサーで撮影後、またはDJI社の強力な安定化アルゴリズムを使用し安定した4K UHD映像を4K/30fpsでカメラから直接生成した後に、ユーザーの手のひらへと戻るようになっている。
AI被写体トラッキングで、ストーリー性あふれる映像を
新しいAIアルゴリズムが搭載された『DJI Neo』は、フレーム内の被写体をトラッキングするために開発されているという。
サイクリング・スケートボード・ハイキングなど、あらゆるアクティビティで魅力的なフォローショットを撮影できるのだという。
また、6つのインテリジェント撮影モードに対応しており、以下のような様々なアングルで撮影できるクイックショットを活用することで、創造性をさらにレベルアップできるとしている。
・ドローニー:被写体にカメラをロックした状態で、後方に上昇しながら飛行し、動画を撮影
・サークル:被写体の周囲を旋回
・ロケット:カメラを下に向けた状態で上昇
・スポットライト:本体向きを変えながら、被写体をフレーム内に捉え続ける
・ヘリックス:被写体の周囲を『DJI Neo』が螺旋状に飛行しながら上昇
・ブーメラン:『DJI Neo』が楕円を描きながら被写体の周囲を飛行。
出発地点から遠ざかるときは上昇、戻るときは下降するようになっている。
機体の出発地点が楕円の長軸の一端を形成、もう一方の端は出発地点から見て被写体の反対側となる。
自分好みの方法で飛行を操作
『DJI Neo』は、送信機がなくても操作可能。
他にも、「DJI Flyアプリ」「送信機」「RC Motion」「FPV用ゴーグルDJI Goggles」で操作することも可能。
Wi-Fi経由でスマートフォンと接続すると、「DJI Flyアプリ」の画面で仮想ジョイスティックを使用して最大50mの制御範囲で操作ができる。
同アプリでは、他にもトラッキング角度と距離の設定もできるため、遠方からの撮影やクローズアップ撮影が可能となっている。
「DJI RC-N3送信機」を使用した際は、映像伝送距離が最大10km(日本国内では6km)になるとしている。。
DJI Neoを、「DJI Goggles3」と「RC Motion 3」または「FPV送信機3」を組み合わせて使用する事で、没入感のあるFPV操作が可能に。
標準機能の映像ブレ補正
『DJI Neo』には、1軸メカニカルジンバルが装備されており、高速飛行や様々な飛行方法、スケール4の風圧条件での飛行が可能となっている。
RockSteady/HorizonBalancingブレ補正機能と組み合わせることで、全体的な画像の揺れが大幅に減少、明暗部で鮮明さを維持したスムーズで安定した映像を撮影できるようになるとしている。
赤外線センサーと単眼ビジョンポジショニングシステムにより、最大スケール4の風圧条件下でも安定したホバリングが可能。
また、自動RTH (Return to Home) にも対応している。
日常的なコンテンツの撮影が簡単に
22GBの内部ストレージにより、『DJI Neo』は最大40分間の4K/30fps動画または55分間の1080p/60fps動画を保存可能。
保存後のデータを転送する際は、DJI Flyアプリを使用する事で、Wi-Fiでスマートフォンに接続すると映像や音声データがスマートフォンへ転送される。
Type-Cデータケーブルを使用することで、機体を電源に直接接続できる設計になっているため、直接充電ができるようになっている。
2WAY充電ハブは、3つのバッテリーを同時に充電することができるため、充電速度と効率性の両方が向上している。
製品紹介動画
『DJI Neo』の価格と販売時期
『DJI Neo』の発売日は2024年9月6日。
DJIのオンラインストア「store.dji.com」や認定ストアからご購入可能となっている。
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出典