100均やホームセンターの材料でドローンを自作!必要なパーツや作り方を紹介

ドローンを使用したいけれど、用途に合うものが見つからないという悩みを持っている方もいるでしょう。そんなときにおすすめなのが、ドローンを自作する方法です。本記事ではドローンの自作方法や必要なパーツを紹介します。ドローンを自作したいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

ドローンは自作できる?

イメージ画像

出典:pixta.jp

結論からいうと、ドローンの自作は可能です。設計や組み立てには多少の知識と手間がかかりますが、自作することでドローンの購入にかかるコストを大幅に削減できます。

また、パーツや組み立て方次第で自分好みのドローンが作れる点も魅力です。興味がある方は、ぜひドローンのDIYにチャレンジしてみてください。

自作ドローンに必要な材料

イメージ画像出典:pixta.jp

ドローンの制作には、主に以下の材料が必要です。また、はんだやはんだごて、ホットボンド、ネジ、ドライバーなどパーツを組み合わせる際に使う道具も用意しておきましょう。中には100均やホームセンターで手に入る材料もあります。

  • フレーム
  • モーター
  • プロペラ
  • ESC(エレクトロニック・スピード・コントローラー)
  • フライトコントローラー
  • プロポ送信機
  • プロポ受信機(レシーバー)
  • VTX・アンテナ
  • BEC(Battery Eliminator Circuitry)電源
  • バッテリー接続端子
  • バッテリー
  • カメラ・FPVカメラ

ドローンを自作する手順と流れ

イメージ画像

出典:pixta.jp

ドローンを自作する手順と流れを簡単に解説します。ドローンの自作を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 設計図を書く
  2. フレームを組み立てモーターをマウントする
  3. ESCを取り付ける
  4. FCを取り付ける
  5. 受信機やカメラを取り付ける
  6. 天板を付け、動作確認を行う

設計図を書く

イメージ画像出典:pixta.jp

まずはドローンの設計図を書くことから始めましょう。可能であればCADで設計図を書くことが望ましいですが、手書きでも可能です。

また、インターネット上で設計図のデータが公開されている場合もあるので、参考にしてみても良いでしょう。

フレームを組み立てモーターをマウントする

イメージ画像出典:pixta.jp

ドローンのベースとなるフレームを組み立てましょう。フレームは、プレートとアームを組み合わせることで組み立てられます。

フレームが完成したら、アームの先端にモーターを取り付けます。モーターが稼働しないとプロペラが回らないため、しっかりと確認しながら作業を進めましょう。

ESCを取り付ける

イメージ画像出典:pixta.jp

続いて、ESCをフレームの向きに合わせて取り付けましょう。製品によっては取り付けの正しい位置が記載されていることもあるので、確認してみてください。

ESCを取り付けたらモーターをはんだ付けし、その後ESCをバッテリーの接続端子にはんだ付けします。赤の配線ケーブルはプラスに、黒の配線ケーブルはマイナスにはんだ付けしましょう。

FCを取り付ける

イメージ画像

出典:pixta.jp

続いて、ESCにフライトコントローラー(FC)を取り付けます。取り付けの際は、はんだやホットボンドを使用するのがおすすめ。取り付けが完了したら、FCをフレームにマウントしましょう。

受信機やカメラを取り付ける

イメージ画像

出典:pixta.jp

受信機をFCにはんだ付けで取り付けましょう。このとき注意したいのが、送信機と同じ通信規格の受信機を用意しなくてはならない点です。

受信機を取り付けたら、天板を固定するための支柱を取り付けます。空撮を目的としている場合はカメラをFCに取り付けましょう。

天板を付け、動作確認を行う

イメージ画像

出典:pixta.jp

最後にドローンに天板を付け、動作確認を行いましょう。まず、正常に電源が入るかを確認し、各種設定を済ませておくことでスムーズに操作できます。

設定は、Betaflightと呼ばれるファームウェアをインストールして行うケースが一般的です。

ドローンの自作キットも便利

イメージ画像出典:pixta.jp

ドローンを自作する際、各種パーツを揃えるのはなかなか骨が折れるもの。DIY初心者の場合は、ドローンの自作キットを活用するのも便利です。ここではおすすめのドローンの自作キットを紹介します。

HAWK’S WORK F450ドローンキット製作

イメージ画像

出典:amazon.co.jp

 

「HAWK’S WORK F450ドローンキット製作」は、フレームやモーター、プロペラなど必要なパーツがセットになっています。

また既にはんだ付けされた状態なので、複雑な手間も不要です。説明書やビデオを見ながら組み立てられるのもうれしいポイントです。

HAWK’S WORK F450ドローンキット製作

自作ドローンに関するFAQ

ここでは、自作ドローンに関するよくある質問とその答えを紹介します。ドローンの自作を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

ドローンに必要なパーツは?

ドローンを自作するためには、フレームやモーター、プロペラなどのパーツが必要です。また、はんだやはんだごてなどパーツを接続するために必要な道具も揃えておきましょう。

ドローンを自作するにはいくらかかりますか?

ドローンを自作するためにかかる費用はパーツの価格や精度にもよりますが、10,000円程度から制作できます。また、中には100均やホームセンターで購入できるパーツもあるので、活用してみると良いでしょう。

ドローンを自作するには資格が必要ですか?

2024年10月現在、ドローンの制作には資格は不要です。ただし100g以上のドローンを制作し、屋外で飛行させる場合はドローンの登録が必要となるので注意しましょう。

ドローンは100均やホームセンターの材料で自作できる

出典:pixta.jp

本記事ではドローンの自作方法や必要なパーツを紹介しました。ドローンの材料は100均やホームセンターなどで揃うので、自作も可能です。自分の目的に合ったドローンを自作したい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

関連記事

ドローンの操作にWi-Fiは必要?制御するメリットや注意点もわかりやすく解説

「ドローンの操作にWi-Fiは必須なの?」と疑問をお持ちの方も多いでしょう。本記事では、Wi-Fiが必要なケースやWi-Fiを用いるメリット、注意点について詳しく解説します。ドローンのWi-Fiについて気になる方は、ぜひ最後までお読みください。

  ドローンガイド編集部

ドローンの販売店の選び方と操縦体験ができるおすすめ店を紹介

ドローンの販売店の選び方やおすすめの販売店について解説。主な販売店の種類から操縦体験ができる店舗についても紹介します。また、店舗で購入できるおすすめのドローンもピックアップしているため、これからドローンを購入しようとしている方に役立つ内容です!ぜひ参考にしてみてください。

  ドローンガイド編集部

ドローン飛行は雨の日でも大丈夫?防水ドローンや悪天候時の注意点も紹介!

本記事では「ドローンは雨の日でも飛ばせるのか」という疑問や、雨の日に飛ばした際に起こりうるリスクについて解説。万が一、水に濡れてしまったときの対処法や防水ドローンについても紹介します。ドローンを雨の日でも使いたいと考えている方は、リスクや問題点をしっかり把握しておきましょう。

  ドローンガイド編集部

ドローンから出る音の大きさはどのくらい?静かに飛行させるポイントを紹介

ドローンを使う際、多くの人が気になるのが「音」です。ドローンが発する音は、周囲の環境や使用目的に影響を与えるため、とくに注目されています。騒音規制や近隣トラブルを防ぐためにも、ドローンの音に関する理解を深め、静音化の工夫を取り入れることが重要です。本記事では、ドローンの音の発生源やその対策、静音ドローンの選び方などについて詳しく解説します。

  ドローンガイド編集部

ドローンスクールで使う教科書とは?内容や買える場所を紹介

ドローンに関する知識を深めたいとき、どうすれば良いのかわからず困っている方もいるでしょう。 そんなときは、ドローンの教科書を活用することがおすすめです。 本記事では、ドローンの教科書の内容や買える場所を紹介します。 ドローンの資格を取得したい方や知識をつけたい方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

  ドローンガイド編集部