リアルグローブ社とイーシーセンター社、共同でドローンの動作確認飛行テストを静岡市で実施。遠隔情報共有システム『HecーEye(ヘックアイ)』のデモも実施

株式会社リアルグローブ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:大畑 貴弘)(以下、リアルグローブ社)は、株式会社イーシーセンター (所在地:静岡県富士市、代表取締役社長:海野幸男)(以下、イーシーセンター社)と共同で、2024年10月24日に静岡県静岡市にある「ちゅ~るスタジアム清水」(清水庵原球場)で実施されたドローンの動作確認テストを実施。また、併せて遠隔情報共有システム『HecーEye(ヘックアイ)』のデモも行ったことを発表した。

静岡市で行われたドローンの動作確認飛行テスト

イメージ画像

南海トラフ地震や富士山噴火、年々甚大化する豪雨災害等への対策を含め、災害への備えに注力している静岡市。
今回、リアルグローブ社とイーシーセンター社が共同で上空からの情報収集のために導入したドローンの動作確認を行った際、ドローンからの情報を地図上に集約し共有するプラットフォーム『HecーEye』のデモも同時に行われた。

『HecーEye』とは

イメージ画像

リアルグローブ社が、一般社団法人EDAC監修のもと開発した『HecーEye』。
ドローン等からの取得情報を地図上に集約し共有するプラットフォームであり、救急医療・災害対応分野での活動支援や業務効率化を目的としている。

飛行中のドローンが撮影している映像をリアルタイム配信できる『HecーEye』。
リアルグローブ社は、災害時にこの機能を使い、対策本部と現場が『HecーEye』を共通画面として繋がることで、位置情報や移動経路、どのデバイスを使っているのかも含めて遠隔地からでも一目で確認できるようになる。それにより、迅速かつ正確な情報収集が可能となるうえに、全ての情報が保存されるため、災害の復興時にも役立つとしている。

また、リアルグローブ社は、防災訓練や実証実験、デモ等を通じて、災害対応の分野において地域の安心・安全の一助となるようサービスを提供していくとしている。

——————

出典

関連記事

Liberaware社、千葉大学から森林内飛行及び放射線量測定ドローンの開発を再委託。森林等の困難環境下におけるドローン活用範囲の拡大と災害時の対応力向上を目指す

株式会社Liberaware(千葉県千葉市、代表取締役 閔 弘圭以下)(以下、Liberaware社)は、福島国際研究教育機構(略称:F-REI)が公募し、国立大学法人千葉大学(千葉県千葉市、学長:横手幸太郎)が受託した、令和5年度「困難環境下でのロボット・ドローンの活用促進に向けた研究開発」の委託事業を、昨年に引き続き再委託したことを発表した。

  tera

NTTコミュニケーションズ、自律飛行型ドローン『Skydio X10』と低軌道衛星『Starlink Business』を活用した夜間人物探索の実証実験を福島県昭和村で実施。夜間飛行とサーマルカメラにより確実な状況把握を実現

ドコモグループの法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開するNTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTTコミュニケーションズ)は、福島県昭和村において自律飛行型ドローン『Skydio X10』を活用した夜間人物探索の実証実験に成功したと発表した。 この実証実験では、『Skydio X10』の機能である夜間自律飛行とサーマルカメラによる温度検知により、困難な環境下での人物探索が可能であることを検証。 また、低軌道衛星を利用した衛星ブロードバンドインターネットサービス『Starlink Business』を活用することで、電波の不感地帯においても遠隔地への映像伝送が可能となり、リアルタイムでの迅速かつ安全な状況把握を実現した。

  tera

トルビズオン社、「Hack Osaka 2024」のStartup Showcaseで米国新特許『スカイドメイン』®︎を発表。

ドローン空路整備事業を手がける株式会社トルビズオン(福岡市中央区、代表取締役 増本 衛)(以下、トルビズオン社)は、2024年11月26日に開催された「Hack Osaka 2024」のStartup Showcaseに出展。今年アメリカで取得した新特許『スカイドメイン®︎』を発表した。

  yoshi

ORSO社、新製品の練習セット『DRONE STAR TRAINING』の体験会を実施。12月18・19日開催の「Japan Drone 2024 in 関西」にて

DRONE STARブランドを手掛ける株式会社ORSO(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:坂本義親)(以下、ORSO社)は、2024年12月18日・19日の2日にわたりナレッジキャピタルコングレコンベンションセンターにて開催される「Japan Drone 2024 in 関西」へ、初出展することを発表した。 この展示会では、西日本で教育・スクール事業を行われている法人を対象とした基礎操縦力を効果的に鍛える練習セット『DRONE STAR TRAINING』の展示を初めて行う。

  tera

東庄町、国際ドローン協会と共同で物流ドローン実証実験を開始。過疎化や高齢化といった地域課題の解決を目指す

高齢化率が41.0%に達した 東庄町(町長:岩田利雄)は、国際ドローン協会(代表理事:榎本幸太郎)(以下、国際ドローン協会)と共同で過疎化や高齢化といった地域課題の解決を目指し、ドローンを活用した物流システムの実証実験を開始したことを発表した。

  tera