エアロジーラボ社、「南海レスキュー2024」と「令和6年度大阪府地震・津波災害対策訓練」に参加。災害時の情報収集訓練や緊急物資輸送のデモンストレーションを実施

株式会社エアロジーラボ(本社:大阪府箕面市、代表取締役:谷紳一)(以下、エアロジーラボ社)は、般社団法人日本UAS産業振興協議会(以下 JUIDA)と連携し、2024年1月15日に淡路島にて実施された陸上自衛隊中部方面隊主催の大規模防災訓練「南海レスキュー2024」に参加。 また、1月17日には大阪市舞洲にて実施された「令和6年度大阪府地震・津波災害対策訓練」にも参加した。

エアロジーラボ社、「南海レスキュー2024」に参加

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自衛隊車両への搭載訓練

「南海レスキュー2024」は、南海トラフ地震を想定し、人命救助活動や人員輸送、生活・インフラ支援、情報共有などを目的として実施された訓練となっている。

使用ドローン

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小型車両へ搭載の様子

エアロジーラボ社は、最大飛行時間200分、最大ペイロード7.0kgの性能を持つハイブリッドドローン『AeroRange G4-S』を用いて、災害時の情報収集訓練に対応。
この機体は、3時間以上の長時間飛行性能を活かして、広範囲にわたる被災地の状況把握や被害状況の定点監視など、迅速かつ効率的な情報伝達等に対応することが可能となっている。

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情報収集訓練への対応

「令和6年度大阪府地震・津波災害対策訓練」にも参加

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大阪府知事ならびに大阪市長への説明

エアロジーラボ社は、1月17日に大阪市舞洲にて実施された「令和6年度大阪府地震・津波災害対策訓練」にも参加。
こちらの訓練では、緊急物資輸送のデモンストレーションを行った。

『AeroRange G4-S』は、医薬品を模した物資を搬送し、被災地への迅速な物資供給の可能性を示した。
エアロジーラボ社では、今後も災害対応に有効な機体の開発を進め、社会の安全と安心に貢献していくとしている。

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出典

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