熊本県・南小国町でドローンの飛行練習ができる場所6選！料金や利用上の注意もまとめてご紹介

熊本県南小国町でドローンを飛ばすときのルール

熊本県阿蘇郡の南小国町でドローンを飛ばせる場所を探すときは、飛行禁止区域を把握することが重要です。
国土交通省が発行する「無人航空機（ドローン、ラジコン機等）の安全な飛行のためのガイドライン」には、以下のような飛行禁止空域が定められています。

飛行禁止空域

飛行禁止
・緊急用務空域

国土交通大臣の許可が必要
・空港等の周辺
・150m以上の上空
・DID（人口集中地区）

施設管理者等の同意・都道府県公安委員会等への事前通報が必要
・空港等の周辺
・国の重要な施設等の周辺（国会議事堂、首相官邸、最高裁判所ほか）
・外国公館の周辺
・防衛関係施設の周辺
・原子力事務所の周辺

許可を取ることで、多くの場所で飛行が可能になります。
ただし、許可が下りた場所でも、「緊急用務空域」に指定された場合は飛行できません。

また、公園のようなドローンを飛ばすのに最適に思える場所も注意が必要です。
航空法のほかに、地域によっては条例が定められている場合があるからです。

南小国町の場合は、「南小国町ドローン手形」というものを提供しています。
こちらのドローン手形を購入することで、指定されたエリアの公園をはじめとした指定箇所で、1日自由に行き来しながらドローンを飛ばすことができます。（参考：『南小国ドローン手形』公式サイト）

しかし、南小国町ドローン手形の指定エリア外など公園でドローンを飛ばす際は、国土交通省が交付する「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」の提示を条件に公園の使用行為許可を申請する必要があります。

熊本県南小国町でドローンを飛ばせる場所6選

南小国町で、ドローンを飛ばせる場所として6か所ご紹介します。
今回紹介する場所は、「南小国町ドローン手形」に掲載されたエリアとなりますので、利用方法などを事前に確認するようにしましょう。

1.平野台高原展望所

平野台高原展望所は、「南小国ドローン手形」を利用することで使用することができる場所です。
眺めがよく、天気が良ければ阿蘇の山々を見渡すことができ、空撮の練習も可能です。

高低差がありフラットではないロケーションのため、初心者ではなく経験者の方におすすめの場所です。

2.親水公園

熊本県阿蘇郡の親水公園は、「南小国ドローン手形」にて指定されたドローンを飛ばすことができるエリアのひとつです。
平野台高原展望所のすぐ近く、山の中腹にある「清流の森」という自然公園内の一角にあります。

阿蘇の山々を見渡すことができる美しいロケーションで、屋根付きの休憩所もあります。

3.三愛レストハウスグラウンド

三愛レストハウスグラウンドは、「南小国ドローン手形」を利用することでドローンを飛ばすことができる場所のひとつ。
周辺に障害物が少ない広大な土地なので、初心者の練習にもおすすめです。

なお、4～10月の期間はキャンプ場として使用されています。

4.小萩山

小萩山も「南小国ドローン手形」を利用することでドローンの飛行練習をすることができるスポットのひとつです。
高所なので、阿蘇の山々や夕陽など、絶景の空撮練習にもおすすめです。

こちらに向かう際には、近くにある小萩山稲成神社を目印に向かいましょう。

5.旧星和小学校グラウンド

旧星和小学校グラウンドは、「南小国ドローン手形」を利用することでドローンを飛ばすことができる場所のひとつ。
廃校となった小学校のグラウンドは障害物は少ないことから、初心者の利用にも適したドローンフィールドとなっています。

6.押戸石の丘（熊本県阿蘇郡）

押戸石の丘は、「南小国ドローン手形」を利用することで使用できる場所。
不思議な巨岩が佇む、観光地としても有名なスポットです。
大草原と独特な丘を撮影することができることから、空撮にも適した場所です。

こちらは「南小国ドローン手形」が利用できる場所の中ではもっとも広い場所となっていますが、有料観光スポットの一部であるため、観光客などの迷惑や邪魔にならないように配慮した利用をする必要があります。

最後に

ドローンは、飛行場所が法律で制限されており、飛行許可が基本的に必要です。
安全かつ法律違反することなくドローンの飛行練習をするため、練習場を探す必要があるということになります。

南小国町でドローンの飛行練習を行う際は、本記事を参考に練習できる場所を選んでみてください。