SkyDrive社とJR東日本、小岩井農場に開業する新ホテル「AZUMA FARM KOIWAI」にて空飛ぶクルマの移動体験の提供について検討開始

「空飛ぶクルマ」の開発およびドローン関連サービスを提供する株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤知浩)(以下、SkyDrive社)と東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 喜㔟陽一)(以下、JR東日本)が連携して、JR東日本が2026年春に「小岩井農場」に開業する高付加価値型ホテル「AZUMA FARM KOIWAI」での体験のひとつとして、空飛ぶクルマの移動体験の提供に関して検討を開始したことを発表した。

「AZUMA FARM KOIWAI」で空飛ぶクルマの移動体験の提供を検討

イメージ画像
盛岡市街を空飛ぶクルマで飛行するイメージ

「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、軽量で3人乗りの空飛ぶクルマを開発しているSkyDrive社。
そして、地域資源を活かした高付加価値な旅や観光を体験できる個客の移動の目的(地)づくりに取り組み、新たな日本の価値創出を目指しているJR東日本。

JR東日本では、新たに宿泊施設を基点として地域資源を活かした価値創造事業に挑戦するため、新しいホテルブランド「AZUMA FARM」を2025年1月に立ち上げ、岩手県の「小岩井農場」の地に2026年春にホテル「AZUMA FARM KOIWAI」を開業する予定となっている。

イメージ画像
「SKYDRIVE SD-05型シリーズ」の飛行可能範囲イメージ
 
機体のアップデートに伴い、航続距離をの延長を狙っている「SKYDRIVE SD-05型シリーズ」。

SkyDrive社は、JR東日本と連携して「AZUMA FARM KOIWAI」を利用するユーザーの付加価値として、空飛ぶクルマでの移動体験の提供に関する検討を開始した。
ルートは、「小岩井農場」へのアクセスポイントの盛岡からホテルまでの送迎、ホテルや周辺観光のツアーを行うことを検討していく。
空飛ぶクルマでの移動が実現すれば、パーソナルな空間で岩手山をのぞむ雄大な大地を眺めることができ、移動時間が特別な体験になるとしている。

SkyDrive社は、JR東日本と空飛ぶクルマ活用の実現に向けた協議・連携を深め、離着陸場設置場所や航路にチケット価格など必要な検討を進めるとともに、地域資源を活かした新たな高付加価値な旅や観光体験の提供を目指す+としている。

ーーーーーー

出典

関連記事

NEXT DELIVERY社、ドローン物流の即戦力人材を育成する『SkyHub®︎トレーニングセンター』を開設。国内トップクラスの実績をプログラム化し一般提供

株式会社NEXT DELIVERY(本社:山梨県小菅村、代表取締役:田路 圭輔)(以下、NEXT DELIVERY社)は、地域物流課題をドローンで解決する「新スマート物流SkyHub®」の普及を加速させるため、物流ドローン運航オペレーションに関する人材育成プログラム「SkyHub® トレーニングセンター(所在地:山梨県小菅村)(以下、SkyHub® TC)」を開設したこと。

  tera

アンリツ社、「大阪・関西万博」会場・空飛ぶクルマの離着陸場「EXPO Vertiport」上空のセルラー通信品質を可視化

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)(以下、アンリツ社)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場内に設置された、空飛ぶクルマの離着陸場「EXPO Vertiport」上空において、セルラー通信のつながりやすさや安定性などの「通信品質」を測定。 その結果を地図上に可視化する取り組みを実施した。

  tera

ダイヤサービス社、ドローン業務の発注者向け無料チェックシートを公開

ドローン運航・コンサル・スクール事業を手掛ける株式会社ダイヤサービス(本社:千葉県、代表:戸出智祐)(以下、ダイヤサービス社)が、自治体・インフラ・民間発注部門などドローン業務を委託する立場の人に向けて、発注側の安全確認観点を簡潔に整理した無料のチェックシート(A4数ページ/PDF)を公開した。 価格・実績だけに依存しがちな選定プロセスを見直し、「事前に何を確認し、どの書類で担保するか」を発注側で言語化するための実務ツールとなっている。

  Fuji

岡野バルブ製造社、自社単独で初のドローンを活用した下水道管調査を岡山市で実施

岡野バルブ製造株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役 岡野武治)(以下、岡野バルブ製造社)が、自社単独で初となるドローンを活用した下水道管調査に関する実証を2025年10月22日に岡山市内で実施した。 下水道インフラの高経年化によって各地で調査点検体制の確立が急務となるなか、今回の実証を皮切りにドローンを活用した下水道調査に関する提供体制を確立させ、全国の自治体に向けたサービス展開を目指すとしている。

  Fuji

ドローンフィールドKAWACHI、24時間365日リモート運用を実現した『Skydio X10 Dock』を常設

株式会社アイ・ロボティクス(本社:東京都千代田区、代表取締役:安藤嘉康)(以下、アイ・ロボティクス社)は、Skydio Japan合同会社(本社:東京都港区、代表社員職務執行者:小山兄一郎)(以下、Skydio Japan社)と連携し、『Skydio X10 Dock』を茨城県河内町にある当社運営の実証拠点「ドローンフィールドKAWACHI」施設屋上に常設いたした。

  tera