
『HOVERAir X1 Smart』が壁や天井に衝突したら・・どうなる?実証してみた!!
バッテリーを含めた機体重量がわずか99gながら、AIによる自動飛行・撮影をこなす『HOVERAir X1 Smart』。 既定の設定に則った動作をしますが、室内で俯瞰撮影モードに設定して天井などにぶつかる、フォローモードで壁に衝突してしまった、そんな時はどんな挙動をするのでしょうか。 今回は、DroneGuide編集部で、そのようなイレギュラー時の反応について確認してみました。
目次
俯瞰撮影時に天井につっかえてしまったら・・・
「ホバリング」「ズームアウト」「フォロー」「オービット」「俯瞰撮影」「カスタム」という6つのフライトモードのある『HOVERAir X1 Smart』。
「俯瞰撮影」モードでは、上昇する高さを5・7・9・15mから設定可能。
しかし、上昇中に天井などに当たってしまったら・・・どのような挙動を見せるのでしょうか。
確認してみました!
天井にぶつかった際の映像はこちら
期待が落下してしまう・・・ということはなく、ゆっくり降りてくることが確認できました。
天井に衝突して上昇ができない状況にあることを認識した際は、着陸を優先する挙動をする事が分かりました。
フォローモードで壁にぶつかってしまったら・・・
対象に追従するように撮影を行う「フォロー」モード。
特にフロントフォローモードでは、対象の前からバックしながら進むという形を取ることから、『HOVERAir X1 Smart』は進行方向に壁や障害物があるかを確認できません。
そのような状況で壁にぶつかると、どのような挙動を取るのでしょうか。
確認してみました!
壁にぶつかった際の映像はこちら
壁にぶつかった『HOVERAir X1 Smart』は、弾き飛ばされるようにその場から離れた後、ゆっくりと着陸しました。
天井に当たった時よりも激しい動きをみせました。
総括
安全に配慮して撮影を行っていれば、『HOVERAir X1 Smart』が壁や天井にぶつかってしまうという事態はないでしょう。
しかし、設定ミスなどによるアクシデントが無いとは言えません。
それでも、今回DroneGuide編集部が確認した限りでは、『HOVERAir X1 Smart』はアクシデントが起きても安全に配慮された動作をすることが確認取れました。