QYSEA社の新製品、産業用水中ドローン『FIFISH E-MASTER PLUS』をCFD販売社で取り扱い開始。下水道管や水路など狭所の点検でその性能を発揮!

QYSEA社の新製品、産業用水中ドローン『FIFISH E-MASTER PLUS (ファイフィッシュ イーマスター プラス) 』が発売される。 同製品を、QYSEA社の代理店を務めるシー・エフ・デー販売株式会社(社長:三谷弘次、本社:愛知県名古屋市)が取り扱う事を発表した。

産業用水中ドローン『FIFISH E-MASTER PLUS』発売

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今回、発売が発表された『FIFISH E-MASTER PLUS』は、複雑な水中環境での高精度な測定・検査・調査を可能にする最新型水中ドローン。
特に下水道管や水路など狭所の点検において、その性能を発揮する。

『FIFISH E-MASTER PLUS』の機能について

●ARレーザースケーラーを標準搭載しており、水中の物体のサイズを高精度かつ簡単に測定が可能

●流れのある水中でもドローンの位置をロックしホバリング可能な「Q-DVLホバリングシステム」を搭載

●小型ながら、高性能高耐久モーターを搭載し、3ノットのスピードで管内や水中を走行可能

●水中146°の広い視界で広く水中を捉え、最大10,000ルーメンのライトにより、水中を明るく照らせる。
また、AIによるアルゴリズムで水中のプランクトンのような細かいノイズを除去し、鮮明な映像を4Kで撮影可能となっている

●オプションやバッテリーを交換しやすいモジュール設計を採用したことで、メンテナンス性が向上。様々なオプションとの切り替えや長時間の運用が可能に

●【オプション】水中測位システムを追加することで、ルート設定や自動航行、自動帰還が可能となる

●【オプション】マッピングシステムを追加することで、水深データを自動収集し、水底地形図を作製することが可能

様々な機能により、『FIFISH E-MASTER PLUS』は、潜水士が入れない狭隘な場所や危険な環境でも、点検・調査を行うことが可能となっている。
また、潜水士による調査が不要になることで、少人数による迅速な調査が可能となることから、安全面・コスト面でのメリットも期待される。

水中ドローンの活用で解決できる課題

下水道管や配水管、水路の老朽化による損傷や事故件数が発生をしており、迅速な対応と定期的な点検が求められるようになった近年。
これらの水中設備の点検には、施設の運転停止や潜水士の派遣を必要としており、時間・費用面だけでなく安全面にも従来の課題があった。

QYSEA社の産業用AI水中ドローン『FIFISH E-MASTER PLUS』は、これらの課題解決をサポートする最新の水中ソリューションとなる事が期待されている。
本製品は、排水等をせずに安全かつ効率的に水中設備の状態を確認することが可能となっている。
特に下水道管や配水管、水路のような狭所の点検において、その性能を高く発揮する。

安全性

人命リスクを低減し、危険な環境での作業をリモートで実施可能。

効率性

コスト削減:人件費の削減、施設を稼働させたままによる迅速な点検。

高画質カメラ、センサー、計測機器による微細な劣化の発見。

環境モニタリング

水質などの環境データの継続的な収集。
下水道・水道管、ダム、河川、湖など幅広い水中環境に対応が可能。

災害対応

迅速な現場把握や復旧作業の支援。

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水中測量

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水中配管検査

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狭所・下水管・水道管調査

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橋梁点検

動画はこちら

『FIFISH E-MASTER PLUS』に関するプロモーション動画はこちら。

製品情報

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FIFISH E-MASTER PLUS | QYSEA FIFISH (ファイフィッシュ) E-MASTER シリーズ 産業用 水中ドローン 下方DVLオプションモデル

型番
FIFISH E-MASTER PLUS

JANコード
4988755070751

本体
〇寸法:L430 x W345 x H185 mm
〇重量:6.7 kg (本体のみ)
〇ペイロード:5.0 kg (本体のみ)
〇最大深度:200 m
〇スピード:静水で最高3ノット
〇最長稼働時間:2.5時間 (静水環境での作業)
〇拡張コネクター:2ポート

カメラ
〇センサー:1/1.8inch CMOS
〇有効画素数:12 MP
〇ビデオ解像度:最大 4K30fps

ライト
〇輝度:5000ルーメン x2

テザーケーブル
〇長さ:200 m (リール付属)

想定売価
¥2,200,000前後(税込)

発売予定
発売中

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出典

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