DRONE SPORTS社、最新ドローン『Rangle 6』による「屋内リアルタイム点群測量」のデモンストレーションを大阪工業大学の大規模実証実験施設「DXフィールド」にて実施

DRONE SPORTS株式会社(代表取締役:小寺悠)(以下、DRONE SPORTS社)は、3月8日に大阪工業大学が枚方キャンパスに新設した大規模実証実験施設「DXフィールド」のオープニングイベントにおいて、最新の点群測量ドローン『Rangle 6』などを用いたデモンストレーションを実施した。

「DXフィールド」のオープニングイベントについて

イメージ画像
Rangleシリーズの最新機種『Rangle 6』

大阪工業大学に新設されたDSフィールド

イメージ画像
イメージ画像

「DXフィールド」は、約W30×D40×H20mという国内最大級の大実験空間となっており、天候に左右されずに多種多様なデジタル技術を用いたスマートモビリティサービスの実証実験を行える屋内施設だ。
この「DXフィールド」のオープニングイベントで、DRONE SPORTS社は同社所属のプロパイロットによるマイクロドローン飛行デモを実施。
『Rangle 6』を用いたデモでは、ドローンの撮影データがリアルタイムに3D点群データ化する様子の初披露も行われた。

飛行デモが行われた『Rangle 6』

イメージ画像
取得されたDXフィールドの点群データ

『Rangle 6』は、「屋内リアルタイム点群測量(屋内3Dスキャン)に必要な性能を満たしかつ小型化を図ること」を最優先に設計された機体で、非GPS環境下の狭小空間にも対応している。
機体サイズ40φ程度の小型ドローンによる屋内安定飛行と、リアルタイム3D点群データ化の大画面投影を通じて、DRONE SPORTS社は本イベントのオープニングを演出した。

また、本イベント、に先立ちDRONE SPORTS社は、『Rangle 6』を複数ルートで飛行させて施設全体を3D化する取組みも実施。
イベント当日にはその成果物である「DXフィールド」3Dスキャンデータを用いて、来場者向けにドローン屋内点群測量の概要や方法などを説明するプレゼンテーションも実施した。

イメージ画像
舞台上でパイロットが実演した様子

会場に用意された投影モニターには、リアルタイムで点群データとFPV視点の映像が映し出された。

オープニングイベントの様子

イメージ画像
オープニングセレモニー(DXフィールドオープンの瞬間)

イメージ画像
テープカットの瞬間

イメージ画像
手のひらサイズのドローンとなる「Tiny」でのデモンストレーションも実施。学長の掌の上に着地するパフォーマンスも行われた

イメージ画像
DXフィールドの鉄骨に接近しての目視点検デモ

ーーーーーー

出典

関連記事

ユニフライ社、インドの航空テクノロジー企業CorePeelers社とドローン運航管理システムの活用・実証に向けたMOUを締結

Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹)(以下、テラドローン社)の子会社でベルギーに拠点を置く運航管理システム(UTM)プロバイダーのリーディングカンパニーUnifly NV(以下、ユニフライ社)が、インドに拠点を置く航空テクノロジー企業CorePeelers Pvt. Ltd.(本社:インド・ニューデリー)(以下、CorePeelers社)と、インド国内におけるドローン運航管理システムの活用・実証に関する覚書(Memorandum of Understanding)(以下、本MOU)を締結した。 本MOUは、テラドローン社とユニフライ社が共同で出展している国際航空宇宙展「Dubai Airshow 2025」の会場で行われた締結式において署名された。

  tera

イズツヤ社、産業向けVRトレーニングのラインナップを拡充。新メニューとして「VRドローン操縦」「VR懐中電灯」を提供開始

株式会社IZUTSUYA(本社:東京都中央区)(以下、イズツヤ社)は、産業現場向け教育の高度化を目的として、新たに「VRドローン操縦訓練」および「VR懐中電灯」の2サービスを正式リリースした。 このサービスに限らず、イズツヤ社が提供してきた3Dスキャン/デジタルツイン生成技術(フォトメトグラフィー、3D Gaussian Splattingや4D Gaussian Splatting)と連携し、企業向けにより現実に近い安全なトレーニング環境を提供していく予定となっているとしている。

  tera

アイ・ロボティクス社、Heron AirBridge社と戦略的業務提携を開始。高度な安全性と効率性を備えたドローン運航ソリューションの研究開発・商業化に向け

株式会社アイ・ロボティクス(東京都千代田区)(以下、アイ・ロボティクス社)と光洋機械産業株式会社(大阪府大阪市)(以下、光洋機械産業社)傘下のKYC Asia Pte. Ltd.(本社:シンガポール)は、Heron AirBridge Pte. Ltd.(シンガポール)(以下、Heron AirBridge社)とドローン技術の共同開発・統合・実証および市場展開に関する戦略的業務提携覚書(MoU)を締結した。 今後、各社の技術的資源と専門知識を融合させることで、日本およびシンガポールを中心とする国内外市場において、高度な安全性と効率性を備えたドローン運用ソリューションの研究開発および商業化を推進していくとしている。

  tera

ハピネット社、最大8K対応の高解像度撮影カメラ付きトイドローンを『ハイパームービー01(ゼロワン)』発売!

株式会社ハピネット(本社:東京都台東区、代表取締役社長:水谷 敏之、証券コード:7552)(以下、ハピネット社)は、初心者でも簡単に操作できる高性能トイドローン『ハイパームービー01(ゼロワン)』を2025年10月25日より全国のおもちゃ取扱店・オンラインショップ等で発売している。

  tera

聴覚障がいアスリートを守る「避難誘導ドローン」を実運用。海上監視・防犯にも応用できる新しい安全インフラをTRIPLE7が検証

株式会社TRIPLE7(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岩岡真吾)(以下、TRIPLE7)は、2025年11月7日、8日に千葉県白子町で開催された国際大会『ワールドデフトリプルSゲームズ2025(WDTSG2025)』の大会の中で行われる『メローカップ世界デフサーフィンチャンピオンシップ』聴覚障がいアスリートの安全確保を目的としたドローン巡視および避難誘導システムの実運用を行った。

  Fuji