
首都高初、夜間におけるドローンを活用した点検に向けた実証実験を首都高速道路社ら6社で2月12日に実施
首都高速道路株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:寺山 徹)(以下、首都高速道路社)、首都高技術株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:加古 聡一郎)(以下、首都高技術社)、株式会社JDRONE(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大橋 卓也)(以下、JDRONE社)、エアロセンス株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:佐部 浩太郎)(以下、エアロセンス社)、KDDIスマートドローン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:博野 雅文)(以下、KDDIスマートドローン社)、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:小島 克重)(以下、NTTコミュニケーションズ社)の6社は、災害時等における迅速で確実な点検手法の確立を目的に、ドローンを活用した往復約2.8kmの自動飛行等の実証実験(以下、本実証)を首都高速道路の長大橋であるレインボーブリッジにて2月14日に実施した。
目次
夜間におけるドローンを活用した点検に向けた実証実験について
今回行われた実証では、夜間の災害発生を考慮し、「夜間飛行時における映像視認性確認の実証」や「自動でドローンの離着陸・充電ができるドローンポートを複数使用し、ポート間を往復する長距離飛行の実証」を実施。
ドローンで撮影した映像を用いた災害時等における点検手法の有用性について確認された。
首都高速道路では、大規模災害発生時における迅速な点検による早期の道路啓開を目指してこれまでにもドローンを活用した点検手法が実証されてきた。
今回は、災害は昼夜関係なく発生する可能性があることから、夜間に災害が発生したことを想定した実証が実施された。
大まかな実証内容は下記の通りとなる。
●VTOL型ドローンにより、夜間の高速道路上空付近を飛行撮影(エアロセンス社)
●暗所での自律飛行を得意とするドローンを活用、高速道路上空付近を飛行撮影(JDRONE社・KDDIスマートドローン社・NTTコミュニケーションズ社)
●目視点検が困難な高架下での暗所点検飛行(NTTコミュニケーションズ社)
●ドローンは通信とバッテリーの関係で飛行距離が限られるため、複数のドローンポートを使用することによる飛行距離の長距離化(KDDIスマートドローン社)
本実証の結果、夜間災害発生時の暗所での飛行における機体選定や点検手法および複数のドローンポートを使用する点検手法の確立に向けて有益な検証結果を得られた。
一方で、安定した飛行制御・映像配信を目的とした、災害時の即時点検候補エリアの電波環境の調査および使用電波の選定等、より実践的な運用に向けた課題が確認された。
今後も、本実証結果を踏まえ、迅速かつ確実に点検を行うために多様な点検手法の確立と体制構築に取組むとしている。
動画はこちら
NTTコミュニケーションズ社が、本実証に関する資料映像を制作、YouTubeに公開している。
実証実験の概要
実施日
2025年2月14日(金)
実施時間
11:00 ~ 26:00
場所
レインボーブリッジ(高速11号台場線)
項目
1)高速道路上空を夜間に自律飛行しながら安定した映像をリアルタイムで配信
2)高架下を昼間・夜間に飛行しながら安定した映像をリアルタイムで配信
3)ドローンポートから異なるドローンポートを往復する自動離陸、自律飛行、自動着陸(昼間実施)
4)同時に飛行している機体の飛行情報、映像をリアルタイムに取得及び一元管理
※試行検証として、夜間の捜索を想定したドローンに搭載したスポットライト、スピーカからの拡声放送、対象物のリアルタイム位置特定(NTTコミュニケーションズ社)、ドローン映像からのリアルタイム人物検出(KDDIスマートドローン社)が実施されている
役割と実証項目
検証項目と結果
使用機体一覧
当日の様子
〇夜間飛行(高速道路上空付近を撮影)
JDRONE社撮影
エアロセンス社撮影
NTTコミュニケーションズ社撮影
〇夜間飛行(高架下を撮影)
NTTコミュニケーションズ社撮影
〇ドローンポートを使用した飛行
KDDIスマートドローン社撮影
〇飛行情報の一元管理
KDDIスマートドローン社撮影
※対象物の遠赤外線エネルギーを可視化し、映像モニター上に表示するカメラ。光の有無に関係なく暗所でも撮影が可能。
位置図
飛行経路
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出典