ドローンスクール東京とココパ社、無人航空機技能証明におけるAI講義コンテンツを共同開発。お台場・新宿・横浜のスクールで提供開始

ドローンスクール東京を運営する株式会社ハミングバード(東京都渋谷区、代表取締役:鈴木 伸彦)(以下、ハミングバード社)と株式会社ココパ(東京都千代田区、代表取締役:岩藤 匡史)(以下、ココパ社)は、共同で無人航空機技能証明におけるAI講義コンテンツを開発し、4月1日より、お台場・新宿・横浜の各スクールにて提供を開始した。

無人航空機技能証明におけるAI講義コンテンツについて

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AI講義コンテンツは、無人航空機学科講習のリーディングカンパニーであるココパ社が、ハミングバード社の経験豊富な講師陣の監修のもと、長年培ってきたノウハウと最新のAI技術を融合させ開発。
これにより、受講生は実地講習でなじみのあるインストラクターから高品質で分かりやすい学科講習を、いつでもどこでも受講することが可能となる。

なお、AI講義は4月1日に施行された無人航空機技能証明の第四版に完全対応しており、最新の制度、法律にもリアルタイムで対応可能となっている。
AIの自己学習機能により、講義の精度は常に向上し、受講生の皆様に常に最新かつ正確な情報を提供する。

ハミングバード社とココパ社は、今後もAI技術を活用することでドローン教育の質の向上と効率化を追求。
今後は直営校だけでなく、全国の提携校にもAI講義の導入を進めていく予定とのことだ。

開発背景

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・受講生のニーズに応え、学科講習の質と効率を向上
ドローンスクール東京では、これまで学科講習に対してCoCoPaを採用し受講生に提供してきた。
このCoCoPaというのは「無人航空機技能証明」の教則に完全対応した登録講習機関向けeラーニングシステムであり、専用講師による講義と学科試験への対策が行えるサービスとなっている。

CoCoPaを運用開始して約2年。
これまでも受講生から様々な意見があり、ココパ社とハミングバード社の両社は協力してアップデートを行ってきたが、受講生から「実地講習を担当するインストラクターから学科についても指導を受けたい」との声が複数あった。
しかしながら、インストラクターが実地講習に注力している現状では、学科講習の講義に十分な時間を割くことが難しい状況となっていた。

そこで、この課題を解決するため、学科講習のAI化に着目。
膨大な時間と労力を要する学科講習の作成・撮影・編集・配信をAIが行うことで、講師は実地講習に専念したうえで受講生に講習を提供することが可能となった。

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出典

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