IDA、東庄町で物流ドローンによるお弁当配送業務を実施。観光体験に新たな価値を提供

一般社団法人国際ドローン協会(代表理事:榎本幸太郎)(以下、IDA)は、2025年3月30日、東庄町観光協会が主催する「リバーカヤック体験会」において、物流ドローンを活用したお弁当の配送業務を遂行。 本業務は地域観光イベントへのサービス提供として行われたもので、観光体験の質を高めると同時に先端技術の地域実装という観点からも高い注目を集めるものとなった。

物流ドローンによるお弁当配送業務について

イメージ画像

配送対象は、町内で高い評価を受ける飲食店が提供するお弁当と飲料。
参加者21名分を2便に分けて、黒部川沿いのイベント会場まで物流ドローンにより確実かつ安全に配送した。

本イベントの舞台となった黒部川は、流れが穏やかで初心者でも楽しめる環境が整っている。
リバーカヤックを通じて多世代の参加者が自然と触れ合う中、上空からお弁当を届けるドローンの姿が話題を呼んだ。

参加者からは、「想像以上に迫力があり、印象的だった」「ドローン配送が日常に入ってくる未来を感じた」など、多くの関心と共感の声が寄せられた。

今後の展望

イメージ画像

IDAは、今後もこのような形で観光イベントや地域サービスにおける物流ドローンの実運用を積極的に推進していくとしている。
また、防災支援、農業物流、離島・過疎地域の物資配送など、社会インフラの一翼を担うドローンの利活用を全国で展開して持続可能な社会の実現への貢献を進めるとも発表している。

ーーーーーー

出典

関連記事

秩父市、KDDIスマートドローン社、ちちぶ結いまちの3者、ドローンを活用した秩父市の地域活性化に向けた連携協定を締結

埼玉県秩父市(市長:清野 和彦)(以下、秩父市)、KDDIスマートドローン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:博野 雅文)(以下、KDDIスマートドローン社)と一般社団法人ちちぶ結いまち(本社:埼玉県秩父市、代表理事:深田 雅之)(以下、ちちぶ結いまち)は、2025年12月15日、ドローンを活用した秩父市の地域活性化を目的とした連携協定(以下、本協定)を締結した。

  tera

エアロセンス社ら4社、VTOL型ドローンを活用した鉄道沿線の冬季斜面調査実証実験を進める

東日本旅客鉄道株式会社新潟支社(以下、JR東日本新潟支社)、第一建設工業株式会社(以下、第一建設工業社)、東鉄工業株式会社(以下、東鉄工業社)およびエアロセンス株式会社(以下、エアロセンス社)の4社は、JR東日本で初となるVTOL型ドローンのレベル3.5による自動飛行機能を活用した鉄道斜面確認の実証実験を、2025年4月に只見線、12月に上越線で実施したことを公表した。 本調査手法を活用することで、従来はヘリコプターやマルチコプター型ドローンで実施していた冬季斜面の状況把握の選択肢が増え、より適切な規模での斜面調査が可能となるとのことだ。

  tera

飛騨を空から楽しむイベント『第5回飛騨市空撮コンテスト』が作品を募集中。2026年3月14日には大迫力の4Kシアターで審査会開催

岐阜県飛騨市(市長:都竹淳也)では、ドローンを活用した市の魅力のPRとイベントを通した市内外ドローン関係者の交流促進を目的として、地域の魅力を空撮映像で表現するイベント『第5回飛騨市空撮コンテスト』が開催される。 今回は「白の中の温もり」をテーマに作品を募集。 また、3月14日には一般公開型の審査会が開催される。

  tera

スクラムクリエイション社、高品質ドローンショーを業界最安級で提供。100機の演出をフォーマット化した新サービス『Sky Art Drone100』開始

株式会社スクラムクリエイション(以下、スクラムクリエイション社)は、100機でも高品質な演出を実現しながら制作費を抑えたドローンショー新サービス『Sky Art Drone100』の提供を開始した。 フォーマット化された演出プログラムにより、業界最安級の150万円~で迫力あるドローンショーを実現。 必要最低限の機体数で最大の感動を生み出すコンセプトで、企業イベントや地域イベントでも導入しやすい新しいエンターテインメントを提案するサービスとなっている。

  tera

テックファーム社とアミューズ社、共同で新たな映像体験サービスの創出へ。「Dock3 × AI」による自動編集で、アクティビティ中の“映える”動画を即座に生成

ICTソリューション事業を手掛けるテックファーム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:千原信悟)(以下、テックファーム社)は、株式会社アミューズ(本社:山梨県南都留郡富士河口湖町、代表取締役会長 兼 社長:大里 洋吉)(以下、アミューズ社)と共同で、DJI製の最新ドローンポート『Dock3』を活用した自動追従ドローン撮影サービスの実証実験(以下、本実証)を開始した。

  tera