
テラドローン社とSurvey Lifeが業務提携を締結。営業戦略の強化とさらなる事業拡大を目指す
Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹)(以下、テラドローン社)と株式会社Survey Life(本社:静岡県静岡市葵区、代表:鵜飼 尚弘)(以下、Survey Life社)は、業務提携を新たに締結。 また、Survey Life社で空間情報総括監理技術者をしている鵜飼氏を、テラドローン社が測量事業の技術顧問として迎え入れたことも発表した。 今後は、本提携を通じてドローンソリューションにおける技術革新をさらに加速させ、新製品の開発や既存製品の改良を通じて顧客ニーズへの対応力を強化し、現場の生産性および業務効率の向上を目指すとしている。
目次
業務提携の背景と今後の展開
ドローンおよびLiDARを活用した空間情報の取得・解析技術を強みとし、国内外で測量事業を幅広く展開しているテラドローン社。
これまでに、累計3,500件以上(2024年8月時点)の計測実績に基づき開発した自社開発のUAVレーザ『Terra Lidarシリーズ(以下、TLシリーズ)』を、国内46都道府県(2025年3月時点)に導入もしている。
今後は、新製品の開発や既存製品の改良に加え、営業戦略を強化し、さらなる事業拡大を目指すとしている
対して、Survey Life社は、GNSS測量および3次元測量を活用した空間情報ソリューションを強みとしており、豊富な測量現場での経験と高い技術力を活かして、ドローンなどを用いた測量サービスの提供と実用化を支援している。
Survey Life社代表の鵜飼氏は、空間情報技術に精通した技術者として、多数のプロジェクトで実績を持ち、現場と事業の両面からサポートを行っている。
また、鵜飼氏が認定されている空間情報総括監理技術者は、国家資格である測量士を取得したうえで、空間情報技術に関する高度な知識と豊富な実務経験を積んだ、限られた技術者のみに与えられる資格となっている。
測量・空間情報分野における高い専門性と実践力を証明するものだ。
テラドローン社は、今回の業務提携によりSurvey Life社の知見を活かして、以下の展開を狙っている。
●新規プロダクト開発およびTLシリーズの改良の加速
●営業戦略の強化による新規市場の開拓と新サービスの展開
今後、テラドローン社は測量事業におけるドローンソリューションの高度化を推進し、現場の生産性および効率性の向上に貢献するとしている。
代表コメント
今回の業務提案に際して、テラドローン社とSurvey Life社の代表者がそれぞれコメントを発表している。
Terra Drone株式会 取締役兼事業責任者 神取弘太氏
Survey Lifeとの業務提携により、空間情報分野における高度な技術と豊富な現場知見を当社の測量事業に取り入れることが可能になりました。
今後はより一層、ドローンソリューションの高度化と現場課題の解決に向けた取り組みを強化し、顧客ニーズに即した高付加価値なサービスの提供を推進してまいります。
株式会社Survey Life 代表取締役社長 鵜飼尚弘氏
テラドローンの先進的でチャレンジングな取り組み、そしてエネルギーに満ち溢れた社員の皆さまの活力は、空間情報業界に新たな風を吹き込む存在であり、私たちSurvey Lifeにとっても大きな刺激となっています。
今後は、新技術の開発や社会実装に向けた技術支援を通じて、両社の強みを最大限に活かしながら、測量技術者にとって最適なサービスの提供を目指してまいります。
空間情報技術の可能性をさらに広げ、社会に貢献できるパートナーシップを築いていけることを心より楽しみにしております。
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出典