暗闇を照らし、声を届ける――ドローンに新たな力。高性能サーチライト『Zenmuse S1』&スピーカー『Zenmuse V1』が登場

DJI正規販売代理店の株式会社セキド(本社:東京都港区、代表取締役:大下貴之)(以下、セキド社)は、2025年4月16日に発表されたドローンに搭載可能なサーチライト『DJI ZENMUSE S1(ゼンミューズ S1)』およびスピーカー『DJI ZENMUSE V1』の販売を開始することを発表した。 この2つの製品は、夜間の視認性を大幅に向上させる照射力と、上空からの明瞭な音声伝達を実現し、捜索救助(SAR)・監視業務・広域避難誘導・災害現場での警告放送などに最適なツールとなる。

『Zenmuse S1』について

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『Zenmuse S1』は、DJI初のマルチペイロード対応ドローン向け高性能サーチライトで、Matrice 300/350 RTKに対応。
LEP技術により高輝度・長距離照射を実現し、ロービーム・ハイビーム・両方点灯・ストロボの4つの照明モードを搭載。
最大500mの視認性と優れた環境適応性(IP54、-20~40℃)を備え、夜間の捜索救助、監視、点検業務に最適な装備となっている。

消費電力は17Wと省エネ設計で、軽量かつコンパクトな0.76kg。
やけど防止設計や自動減光機能、送信機からのショートカット操作にも対応しており、操作性と安全性を両立した次世代照明ペイロードである。

『Zenmuse S1』の特徴

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『Zenmuse S1』の特徴は大きく3つ。

多様な照明モード
状況に応じた4つの照明モードを搭載した高性能ドローン用サーチライトとなっている『Zenmuse S1』。
ロービームは150mの範囲で広角照射、ハイビームはLEP技術により300mの狭角・高浸透照射を実現。

両方点灯モードでは最大500mまで照射距離を拡張でき、ストロボモードは警告や注意喚起に最適。
夜間の捜索救助や監視、公共安全に幅広く活用できる。

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高輝度&低消費電力
100m先で最大35ルクスの中心照度を実現し、暗所でも被写体の細部を鮮明に識別できる十分な明るさを提供する『Zenmuse S1』。
ハイビームモード時の消費電力はわずか17Wと省電力設計で、ドローンへの電力負荷を軽減し、飛行時間の延長にも貢献する。

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安定した信頼性と直感的な操作性
温度や電力の保護機構を備え、信頼性と耐久性を向上。
ケースは50℃以下に制御され、やけどを防止。

非飛行時は自動で減光し、目の安全にも配慮。
送信機のショートカット操作に対応し、直感的な制御が可能。IP54の防塵・防水性能で、-20〜40℃の環境下でも安定して動作する。

動画はこちら

『Zenmuse S1』のプロモーション動画はこちら。

  

『Zenmuse V1』について

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『Zenmuse V1』は、Matrice 300/350 RTK に対応したDJI初のマルチペイロード対応スピーカー。
最大127dBの大音量と最大500mの有効伝送距離で、公共安全・災害対応に最適。録音・テキスト読み上げ・音声ファイル再生など多様な放送モードを搭載。
操作は DJI Pilot 2アプリから直感的に行える。

IP54の防塵・防水性、環境適応性、ペイロード保護機能を備え、軽量設計で取り付けも柔軟。
高い信頼性と即応性を兼ね備えた次世代ドローンスピーカーとなっている。

『Zenmuse V1』の大きな特徴

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『Zenmuse S1』の特徴は大きく3つ。

多様な放送モード
録音音声の放送、テキスト読み上げ、音声ファイル再生の3モードに対応している『Zenmuse S1』。
DJI Pilot 2アプリで録音や音声送信が可能で、緊急時にも迅速かつ確実な情報伝達を実現する。
話速やトーン調整、ループ再生にも対応し、柔軟な運用をサポートする。

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大音量で広域をカバー
1mの距離で最大127デシベルの音量を実現し、ジェット機の離陸時に匹敵するレベルで明瞭な音声を届ける事が可能な『Zenmuse S1』。
最大500mの有効放送距離により、広範囲への情報伝達を効率的に行える。

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クリアな録音と、狙った方向に届ける精密な指向性放送
DJI RC Plus送信機による指向性マイク機能とノイズキャンセリング技術により、録音時に周囲の雑音を抑え、必要な音声をクリアに収音可能。
他のジンバル搭載ペイロードと同期し、スピーカーのピッチ角を調整することで、音声を目的の方向に正確に届ける精密な指向性放送を実現している。

これにより、効率的な広報・指示伝達を可能にする。

動画はこちら

『Zenmuse V1』のプロモーション動画はこちら。

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出典

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