eスポーツ選手がショベルカーを遠隔操作!?ゲームのテクニックがドローン操作や建設機械の遠隔操作技術として建設現場を変える!?KONAMI eスポーツ学院とTDBCが産学連携

株式会社コナミデジタルエンタテインメントが運営する「KONAMI eスポーツ学院」が、「一般社団法人 運輸デジタルビジネス協議会(以下、TDBC)」との産学連携による相互協力の協定を締結したことを発表した。

KONAMI eスポーツ学院とTDBCの産学連携について

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運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)は様々な課題解決の一環として建設業界への新しい人材の創出に向けて取り組んでおり、建設機械の遠隔操作技術の人材適正を図るために「e建機(R)チャンレンジ大会」を実施している。
今回、eスポーツ人材を育てるKONAMI eスポーツ学院と組むことで、遠隔操作に対するゲームプレーヤー視点のフィードバックをし、新たな世代の人材獲得を期待されている。

また、eスポーツのゲーム操作技術がドローン操作や建設機械の遠隔操作技術として活かせるようになれば、将来的には自宅や事務所からeスポーツプレーヤーが建設機械を操作する未来が期待できる。

3年制度で2025年度より開講されたKONAMI eスポーツ学院。
プロゲーマーを目指す学びはそのままに、高校卒業や進学、就職にも重きをおいていく方針としている。
建機の遠隔操作技術は将来的に、学生が身につけたスキルを活用する進路の一つになることを期待しているとのことだ。

産学連携プロジェクトの内容

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●建設業界オートメーション化の意義と課題を理解する特別講義。
●建機の遠隔操作システムの体験や「e建機(R)チャレンジ大会」への参加・見学。
●eスポーツプレーヤー視点でのフィードバックを行うことで遠隔操作方法の研究開発協力する。

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一般社団法人 運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)について

TDBCは、運輸業界とICTなど多様な業種のサポート企業が連携。
デジタルテクノロジーを利用することで運輸業界を安心・安全・エコロジーな社会基盤に変革し、業界・社会に貢献するため活動している。

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出典

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