四天王寺大学、科学技術への興味関心を高める小・中学生対象プログラミング講座を5月24日に開催。ドローンを飛ばすための講座も

四天王寺大学のみらい科学教育推進室(所在地:大阪府羽曳野市、室長:教育学部 佐藤 美子教授)は、小・中学生を対象としたプログラミング体験講座を5月24日にキャンパス内で開催する。 科学技術に対する興味関心や理解の向上を図る取組みとして、今回の体験講座では、プログラミングで素敵な幾何学模様を描く体験とiPadで命令をプログラミングしてドローンを飛ばす体験が行われる。

四天王寺大学・みらい科学教育推進室とは

四天王寺大学では、2024年10月に地域における中高生の科学技術に対する興味関心、理解の向上を図るための取組を推進するための活動組織としてみらい科学教育推進室を設置。
このみらい科学教育推進室では、テクノロジー社会において、科学技術イノベーションを創り出す人材や、次世代の教育を担う人材の育成を目標に、中高生の科学技術に対する興味関心、理解の向上を図る取組を推進している。

特に、女子を対象とした取組みによって、男女ともに輝く社会を実現するため、理数系の学びに関するジェンダーギャップの解消を促進するとともに、国が推進する男女共同参画社会の実現に寄与している。

また、小・中・高等学校における出前授業、科学館や地域での実験ワークショップ、講演会やプログラミング、データサイエンスに関する講座など、小中高生・保護者・教員を対象とした多様なプログラムを今年度は用意している。
アシスタントの大学生や教員、研究者との交流をとおして、社会のニーズと進路を主体的に考える機会になる取り組みとなっているとのことだ。

四天王寺大学・みらい科学教育推進室の体験講座概要

今回、みらい科学教育推進室では、プログラミングで素敵な幾何学模様を描く体験と、iPadで命令をプログラミングしてドローンを飛ばす体験講座を行う。

体験講座第1部「プログラミングで素敵な幾何学模様を描いてみよう!」

イメージ画像
幾何学模様

講師は間辺 広樹(四天王寺大学 教育学部 教育学科 教授)が担当。
Processingは、アートやデザイン、物の動きなどを簡単に表現できるやさしいプログラミング言語を使用。
2種類の綺麗な幾何学模様(LineとTree)を作る楽しさを通してプログラミングの基礎を学ぶ。

体験講座第2部「簡単なプログラミングでドローンを飛ばしてみよう!」

イメージ画像
ドローン写真

講師は森田 英俊(四天王寺大学 教育学部 教育学科 講師)が担当。
ドローンとiPadをWi-Fiで接続し、iPadでプログラミングをした命令どおりに飛行させる。自分でドローンを飛ばすわくわく感を体験しながら、ぶつからないようにするにはどうすればよいか、その命令をしっかり考え、入力してチャレンジする。

開催概要

開催日
2025年5月24日(土)

開催時間
14:00 ~ 16:40

場所
四天王寺大学 4号館1階 コンピュータ教室(PCルーム)
所在地:大阪府羽曳野市学園前三丁目2番1号

対象者
小学生
中学生
保護者
教員

計20名(付き添い・見学可)

タイムスケジュール

14:00 ~ 14:10 – 開催の挨拶
14:10 ~ 15:20 – 第1部(70分)
15:20 ~ 15:30 – 休憩
15:30 ~ 16:10 – 第2部(40分)
16:10 ~ 16:40 – 大学生との交流、アンケート実施後 終了

参加申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/1nG04qj3FX8h-lQ5LXPFfDYfrFZD7VVBiG8xwPYB8uG0/viewform?edit_requested=true

———
出典

関連記事

光探索協会、南海トラフや山岳遭難に備えて、『再帰性反射可変QRコード』のエンブレムを学生服や野外活動服に装着。全国ドローンレーザー捜索システムで安心安全を

NPO法人光探索協会(大阪市、理事長:前田佳伸)(以下、光探索協会)は、東日本幹事企業のAPEX株式会社(東京都、代表:下戸優輔)(以下、APEX社)および西日本幹事企業のSMGコンサルタント株式会社(山口市、代表:岡村瞳)(以下、SMGコンサルタント社)と協同して「全国ドローンレーザー捜索隊」を組織、海難および山岳遭難者をレーザー捜索して人命救助するシステムの構築ができたと発表した。 また、株式会社丸仁(福井市、代表:雨森研悟)(以下、丸仁社)と協同して、学生の制服や野外活動服に再帰性反射可変QRコードのエンブレムを装着するビジネスについても開始した。

  tera

川崎市の夏休み自由研究お助け企画!「浄水場連絡管工事 夏休み親子見学会」を8月15日に開催。土木工事で使用する建設機械やドローンの体験コーナーなども

川崎市は、2025年8月15日に「浄水場連絡管工事 夏休み親子見学会」を開催することを発表した。 夏休み自由研究お助け企画で、土木工事で使用する建設機械やドローンの体験コーナーなども用意される予定となっている。

  tera

JAL、NEDO ReAMoプロジェクト「ドローンの多数機同時運航」に採択される

JALは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が推進する「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト」において、「操縦者が一人で複数のドローンを安全に運航する「一対多運航」を実現するための要素技術と当該技術に対する性能評価手法の開発」(以下、本プロジェクト)に2025年6月12日に採択されたことを発表した。 本プロジェクトを通じて、実際のビジネス活用を想定した安全管理要件を策定し、国のガイドラインや制度設計への活用も図っていく予定となっている。

  tera

エアロネクスト社、モンゴル郵便とドローンによる郵便物の配送の試験運航を成功裏に実施

株式会社エアロネクスト(東京都渋谷区、代表取締役CEO:田路圭輔)(以下、エアロネクスト社)とモンゴル展開パートナーであるNewcom Group(モンゴル国ウランバートル市、CEO:B.Baatarmunkh)は、Newcom Groupの子会社であるMongolian Smart Drone Delivery LLC(モンゴル国ウランバートル市、CEO:M.Otgonpurev)(以下、MSDD)とモンゴル郵便株式会社(モンゴル国ウランバートル市、CEO:G.Telmen)(以下、モンゴル郵便)と共同で、2025年6月16日から18日の3日間、ウランバートル市内にて初のドローン配送試験運航を成功裏に実施したことを発表した。 この成功は、単なる技術的な前進にとどまらず、次世代の新たな物流インフラ、新スマート配送へ繋がる戦略的な大きなマイルストーンとなるとしている。

  tera

屋内でのドローンの自己位置推定における課題解決への手法提案。Journal of Digital Life に大阪電気通信大・中原准教授らが論文発表

屋内でのドローンの自己位置推定における課題解決に向けて、新たな手法で行った実証実験についての研究論文を、大阪電気通信大学の中原匡哉准教授らが発表した。

  tera