「子供たちがドローンに触れるきっかけ」に。南山・日本大学の学生が考案した『ドロンバタン!』と『ウィンドローン』のクラウドファンディングにメルプ社が挑戦中!

株式会社メルプ(所在地:滋賀県湖南市、代表者:三峰詳晴)(以下、メルプ社)は、南山大学、日本大学の学生とともに、「子どもたちにドローンに触れるきっかけ」をつくるために風で的を倒す『ドロンバタン!』と風でボールを動かす『ウィンドローン』を考案。2025年5月9日からCAMPFIREにてクラウドファンディングを開始した。

合同プロジェクトの背景

イメージ画像

メルプ社は、全国規模の大学ビジネスコンテスト「Sカレ(Student Innovation College)」をきっかけに、「ドローンで新たな遊びを」というテーマを掲げ、学生たちとともに革新的なアイデアの創出に取り組んできた。
当初ライバル関係にありながらも、次第に共に挑戦する仲間へと変わり、試行錯誤を重ねながら、子どもたちの心を掴む新しい遊びの形を模索してきた南山大学と日本大学のチーム。

メルプ社は、そんな学生チームと力を合わせ、「未来の遊び」をより多くの人々へ届けるべく、合同プロジェクトを開始した。

ルール&3つの特徴

南山大学と日本大学、そしてメルプ社が共同で考案した「ドローンで新たな遊び」は、『ドロンバタン!』と『ウィンドローン』の2つ。
それぞれの特徴について見ていこう。

『ドロンバタン!』

『ドロンバタン!』は、南山大学の学生が開発中のもの。
「ドローンの風で的を“バタン!<風を操る>新感覚バトル!」として、、2対2で戦い、フィールドに配置された6つの的を風圧でバタンと倒す体験型ドローンゲームとなっている。

特徴
1)初めてトイドローンを触る子でも楽しめる、シンプルで簡単なルール!
2)遊びなのに「ドローン操作スキル」「コミュニケーション力」「空間認識力」等々……たくさんの学びを得られる!
3)戦略を立てながら戦う協力型バトルゲーム

動画はこちら
『ドロンバタン!』のルール説明は、こちらの動画からご覧いただけます。

 

『ウィンドローン』

『ウィンドローン』は、日本大学の学生が開発中の新感覚ドローンスポーツ。
風でボールをゴールに入れる競技となっている。

特徴① 誰でも楽しめる!
ルールはとてもシンプル。
しかも、ドローンを近くに飛ばすだけで風でボールが動くため、細かな操作が苦手でもすぐにプレイできる。

特徴② 仲間と協力して勝利を目指す!
基本的に2対2のチーム戦。
声をかけ合ったり作戦を考えたり、自然と協力プレイが生まれる。

特徴③ 遊び方は自由自在!
フィールドは形を自由に変えられる。
そのため、自分たちだけのオリジナルな遊び方も楽しめる。

動画はこちら
『ウィンドローン』のルール説明動画はこちら

 

プロジェクト目標

メルプ社と南山大学と日本大学のチームが本プロジェクトで目指しているのは、子供たちが気軽にドローンに触れ、楽しめる未来を創ることだという。
近頃、ドローンは空撮・物流・農業・災害支援など、さまざまな分野で活躍の場を広げているが、そんな最先端の技術にもかかわらず、子どもたちの多くはドローンに触ったことがない。その一方、ドローンを動かしてみたいという子どもたちは約8割にのぼるという。

イメージ画像

イメージ画像

『ドロンバタン!』と『ウィンドローン』は、トイドローンの風圧を利用するというユニークで直感的な遊びの中に、「空間把握力・反射神経・チームワーク・戦略性」といった学びのエッセンスがぎゅっと詰め込まれている。
誰かと一緒に考え、声をかけ合い、成功を喜ぶ。操作に失敗しても、「もう一回やってみよう」と前を向ける。その一瞬一瞬が、未来につながる体験になると考えているとのことだ。

『ドロンバタン!』製品概要

イメージ画像

一般販売予定価格
60,000円

セット内容
的×6(レベル1×4、レベル2×2)
ドローン×4

重量
50g(的一個)

『ウィンドローン』製品概要

イメージ画像

販売予定価格
50,000~60,000円

セット内容
フィールド素材×8
ドローン×4
ボール2種×各1

サイズ
フィールド60cm×20cm

クラウドファンディングURL

https://camp-fire.jp/projects/840016/view

まとめ

メルプ社と南山大学と日本大学のチームは、本プロジェクトを「“未来を創る”ための本気の挑戦」と捉えている。本プロジェクトの製品を通じて、次世代の遊び文化を切り拓いていき、もっと自由に、もっと夢中になれる時間を子どもたちに届けるだけでなく、ドローンを身近に感じてもらうことで、子どもたちの「将来の選択肢」を広げていきたいと考えているとのことだ。

3者は「ドローンを通じて、「こんな世界があるんだ」「こんな仕事ができるんだ」と、子どもたちが未来への可能性を感じるきっかけになれば、それ以上に嬉しいことはありません」としており、想いに共感した方からの支援を募集している。

———
出典

関連記事

エアーアシストジャパン社、ドローンやAIをフル活用した地域業者の協働で農地再生プロジェクト始動。休耕田を再び実りの場に

株式会社エアーアシストジャパン(本社:兵庫県佐用町)(以下、エアーアシストジャパン社)は、兵庫県を拠点に活動するSky Studioの「Torako」と連携し、休耕田の再生および持続可能なスマート農業モデルの構築に向けた共同プロジェクトを始動した。 本プロジェクトでは、ドローン・AI・委託型農業を組み合わせた新たな農業参入モデルの実証を進めており、農業未経験者でも参入できる可能性を開く仕組みの構築を目指すものとなっている。

  tera

レッドクリフ社、ドローンショーの広告効果を可視化する新サービス開始

ドローンショーを企画・運営する株式会社レッドクリフ(本社:東京都港区、代表取締役:佐々木 孔明)(以下、レッドクリフ社)は、株式会社D2C(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 了)(以下、D2C社)が提供する分析プラットフォーム「docomo data square」を活用し、ドローンショーの広告効果や集客効果を可視化するサービスの提供を開始することを発表した。

  tera

トルビズオン社、すさみ町のドローン航路視覚化を支援。町長が国際首長フォーラムで成果発表

株式会社トルビズオン(福岡市中央区、代表取締役 増本 衞)(以下、トルビズオン社)は、ソフトバンク株式会社がすさみスマートシティ推進コンソーシアムの幹事として対応するスマートシティプロジェクトにおいて、和歌山県すさみ町のドローン航路可視化の技術支援を行ったことを発表した。

  tera

ABC社、圃場のドローンセンシング代行、最新トラクターやコンバインのシェアリングサービスを開始

ABC株式会社(本社:愛知県名古屋市)(以下、ABC社)が、営農支援サービス『ハタスケ』において農機具のシェアリングサービスを2026年1月より開始する。 先行エリアは兵庫県北部と鳥取県西部となっており、あわせて農業ドローンによる圃場センシング代行サービスを開始予定だ。 本事業は農林水産省の『スマート農業・農業支援サービス事業導入総合サポート緊急対策事業』による補助を受けての実施を予定している。

  Fuji

日本ドローンビジネスサポート協会、ドローンの安全な自動飛行を実現する『上空電波測定サービス』を提供開始

一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会(所在地:岡山県岡山市、代表理事:森本宏治)(以下、日本ドローンビジネスサポート協会)が、ドローンの自動飛行における通信品質を事前に検証する『上空電波測定サービス』の提供を開始。 本サービスにより、レベル3/3.5飛行における安全性と信頼性の向上を実現するとしている。

  Fuji