
国内初!8月15日に石川県珠洲市にて、最大積載250kgを誇る物資輸送用「空飛ぶ車」EH216Lの試験飛行を実施
一般社団法人SKy Mobility JAPAN(本社:石川県珠洲市、代表理事:浦達也)及び一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会(本社:岡山市、代表理事:森本宏治)は、石川県珠洲市において国内初となる「EH216L」の試験飛行を行うことを発表した。 なお、本事業は一般社団法人MASC(本社:岡山県倉敷市、理事長:井上 峰一)が行う飛行試験を支援するものとなる。
目次
物資輸送用「空飛ぶ車」EH216Lの試験飛行の実施について
2024年に発生した能登半島地震および豪雨災害により甚大な被害を受けた能登半島先端の地域において、災害復興支援と次世代モビリティの実用化を目指し、EHang社製のeVTOL「EH216L」の日本初フライト試験を実施する。
近年、災害時における迅速な救援物資輸送、過疎地域における新たな交通手段の確保が重要な社会課題となっている。
このような状況下において、「空飛ぶ車」は既存の交通インフラに依存しない革新的な移動・輸送手段として注目されており、特に被災地や離島・山間部における移動・輸送手段として大きな期待が寄せられている。
「EH216L」は「空飛ぶ車」の中でも物資輸送に特化したeVTOLであり、人の輸送よりも早い段階での社会実装が期待されている。
本試験は、能登半島の復興支援の一助となるとともに、日本におけるeVTOL物流の実用化に向けた重要なステップとなる事が見込まれている。
実施概要
名称
EH216L(EHang社製)日本初フライト試験
概要
eVTOL「EH216L」による日本初の試験飛行を実施し、機体性能の実証および将来的な災害対応・地域交通・物資輸送への活用可能性を検証
開催日
2025年8月15日(金)
開催時間
7:00 ~ 8:00
※悪天候や不慮の都合により、翌日に延期もしくは中止する場合あり
開催場所
ランプの宿駐車場
石川県珠洲市三崎町寺家10-11-2
主催
一般社団法人MASC
協力
一般社団法人SkyMobilityJAPAN
一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会
実施プログラム
7:00~
開会・主催者挨拶
7:10~
機体説明
7:20~
試験フライト
7:30~
質疑応答・写真撮影
8:00~
閉会
注意事項
●悪天候や不慮の都合により、翌日に延期もしくは中止する場合があり。
●前日17:00までに延期、中止を判断した場合には、WEBサイトに掲載。
●申し込み者には、メールにて通知
●当日に延期、中止を判断された場合は、携帯電話などに連絡
●当日、6:30 ~ 8:30にかけて、交通規制が実施される
機体概要
機体名
EH216L(EHang社製)
最大積載量
250kg
最大飛行時間
21分
最大飛行距離
35km
最大速度
130km/h
サイズ
5710mm*5716mm*2179mm(L*W*H)
試験目的
今回の試験では、以下の項目について検証が行われる。
〇日本の気象条件下での飛行性能確認
〇離着陸操作の安全性検証
〇将来的な災害対応への活用可能性の検証
今後の展望
本試験で得られた知見は、今後の「空飛ぶ車」の社会実装に向けた重要なデータとなる。
試験の結果を詳細に分析し、安全性や効率性の向上に向けた課題抽出を行うとともに、実用化に向けたロードマップの策定を進め、次世代モビリティの社会実装に向けた取り組みを加速させていく。
特に、災害時における迅速な救援活動や過疎地域における新たな交通手段として、「空飛ぶ車」の実用化を目指していく。
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出典