
ハミングバード社と東京都練馬区、『災害時における情報提供等に関する協定』を締結
ドローンスクール東京を運営する株式会社ハミングバード(東京都渋谷区 代表取締役:鈴木 伸彦)(以下、ハミングバード社)と東京都練馬区(区長:前川 燿男)は、『災害時における情報提供等に関する協定書』を締結したことを発表した。
目次
『災害時における情報提供等に関する協定』の締結について
本締結により災害時において練馬区より指示を受けたハミングバード社のパイロットは、人が立ち入ることができない危険な場所での被災状況の調査を、ドローンを活用して行うことが可能になる。
ドローンにより収集した映像等を練馬区に提供する。
今回の締結により、ハミングバード社の東京都内における災害協定の締結先は、8区目となった。
ハミングバード災害協定締結先の自治体は下記の通り。
<東京都>
練馬区
墨田区
港区
江戸川区
足立区
葛飾区
新宿区
渋谷区
<東京都以外>
神奈川県横浜市
千葉県市川市
東京都練馬区の地形・特性
練馬区は、東京23区の中でも災害に強い地域の一つとされている。
特に、地震に対する安全性は高く、東京都の地域危険度測定調査では、区内の多くの地域が危険度の低いランク1、2に分類されている。
これは、練馬区が武蔵野台地に位置し、地盤が強固であること、また住宅密度が比較的低いことなどが理由として挙げられる。
一方で、火災については懸念される地域でもある。
多摩東部を震源とする直下地震が起きた場合、1万1000棟以上が焼失するおそれがあると言われている。
また、地震で倒壊するおそれのあるブロック塀がある地域もある。(参照:NHK首都圏ナビ)
災害が発生した際には、迅速に上空から被害状況を把握することが重要になっている。
今後のさらなる発展に向けて
本協定は災害時における協力協定だが、平時においては消防訓練への参加や、防災に関する普及啓発事業への発展についても両者間で意見交換を行い、検討を進めていくとのことだ。
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出典