
テラドローン社、台灣儀器行社と『Terra Xross 1』の販売契約を締結。台湾市場への販路拡大へ
Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹)(以下、テラドローン社)は、台湾国内に5拠点を展開し、同国最大級の産業用精密機器の販売代理店である台灣儀器行股份有限公司(本社:台湾、代表:林翰)(以下、台灣儀器行社)と、自社開発の屋内点検用ドローン『Terra Xross 1』の販売契約を新たに締結したことを発表した。 本提携により、テラドローン社は新たに台湾市場への販路を拡大し、『Terra Xross 1』の販売拡大を推進していくとしている。
目次
台灣儀器行社との『Terra Xross 1』の販売契約締結について
テラドローン社は、台灣儀器行社と協力することで、『Terra Xross 1』の販売促進を通じて、これまで飛行性能の不安定さや高価格が障壁となり、ドローンの導入が進んでいなかった台湾の主要な政府機関などへのアプローチを強化することが可能になるとしている。
テラドローン社は、台湾の重要インフラにおける屋内点検分野に対して、ドローン技術の普及を推進していく。
また本契約に基づき、両社で連携して、同国内でのより利便性の高い顧客サポートの提供にも努めていくとのことだ。
なお、本件に関するテラドローン社の2026年1月期業績への影響は軽微と考えてられるが、今後、公表すべき事象が生じた場合には、速やかに通知するともしている。
台灣儀器行社 CEO リン・ハン(林翰)氏のコメント
テラドローンと協業し、「Terra Xross 1」を地理空間分野の産業点検市場に導入できることを大変嬉しく思います。
長年にわたり培ってきた当社の精密機器分野での専門知識と、テラドローンの先進的なドローン技術を融合することで、産業分野全般において高い信頼性を備えた点検サービスを提供できると確信しています。
本提携を通じて、「Terra Xross 1」の運用における安全性および効率性の両面で、新たな基準を打ち立ててまいります。
『Terra Xross 1』について
ドローンを活用した屋内点検は、人手による危険作業を軽減し、従来の点検時間を大幅に短縮することで、コスト効率を向上させる。
テラドローン社は、『Terra Xross 1』により屋内での安定飛行性能を実現するとともに、従来の市場相場の約3分の1の価格での提供を実現した。
台灣儀器行社について
台灣儀器行社は、台湾における地理空間および産業用機器のディストリビュータである。
数十年にわたり、国家の重要インフラ分野に対して信頼性と革新性を兼ね備えたソリューションを提供し、高い評価を得てきた。
主な顧客には、国営電力会社の台湾電力公司、国家の測量・地図作成機関である中央地籍測量局、台北市政府の水道局である台北自来水事業処、そして台湾行政院農業委員会の下部組織である資源・林務省など、主要な政府機関が含まれる。
官民双方に精密なソリューションを提供してきた台灣儀器行社は、台湾における産業測量・点検分野の発展を支える強力なパートナーである。
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出典