
Helios社と長大社、環境データ解析システムの社会実装に向けた基本合意書を締結。社会インフラの知見と先進技術の融合により、環境分野の課題解決を推進
株式会社Helios(本社:東京都墨田区、代表取締役:八島 京平)(以下、Helios社)と、株式会社長大(本社:東京都中央区、海外事業本部 海外事業部長:田中 賢太)(以下、長大社)は、2025年8月1日に環境データ解析システムの社会実装に向けた協力に関する基本合意書を締結したことを報告した。 本合意に基づき、両社はそれぞれの強みを活かし、土木建築および環境分野における新たなソリューションを創出し、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
目次
環境データ解析システムの社会実装に向けた協力に関する基本合意書の締結について
気候変動対策やインフラの老朽化など、土木建築および環境分野における課題は複雑化・多様化している近年。
これらの課題解決には、現場の知見と先進的なデータ解析技術の融合が不可欠である。
このような背景のもと、社会インフラに関する豊富な知見とコンサルティング能力を有する長大社と、先進的な環境データ解析システムを開発するHelios社は、互いの技術、知見、資源を有効に活用することで、環境分野における新たなソリューションを創出し、持続可能な社会の実現に貢献することを目的として、基本合意に至った。
協力内容
両社は主に以下の事項について協力していく。
●環境データ解析ソリューションの共同企画・検討
●実証実験の計画・実施システムの社会実装に向けたマーケティングや営業面での協力
●目的達成のための情報共有や、技術者・専門家人材の交流
各社の役割
本協力を円滑に推進するため、両社は主に以下の役割を担う。
長大社
建設コンサルタントとしての専門的知見に基づき、具体的なニーズや要求仕様を定義。
事業分野における実証フィールドの提供や、行政機関・関連団体との連携を支援する。
Helios社
衛星・航空・ドローン・地上データを統合するマルチモーダル解析技術を核に、都市計画・環境評価・安全保障など幅広い領域で先進的な地理空間解析ソリューションを提供するスタートアップである。
システムの導入から運用まで総合的な技術支援を行い、最適な活用方法を提案し、解析技術に関する連携・調整や、システムに関する最新技術情報の共有を担う。
今後の展望
今後、両社は具体的な協力体制を構築し、実証実験等を通じて環境データ解析システムの社会インフラ分野への適用を進めていく。
この連携を通じて、土木建築および環境分野における課題解決を加速させ、安全・安心で持続可能な社会の実現に貢献することを目指す。
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出典