ユキイプラス社、田植え不要のドローン直播収穫前見学会を滋賀県東近江市にて実施

株式会社ユキイプラス(本社:滋賀県東近江市、代表取締役:雪井 将)(以下、ユキイプラス社)は、2025年9月に滋賀県東近江市にて、農業用ドローンを活用した直播の収穫前見学会を実施した。 福井・岐阜・東京などからも参加者が訪れ、労働力不足や米不足の中で次世代農業への取り組みに期待を集めた。

田植え不要のドローン直播収穫前見学会について

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移植と変わらない圃場の様子

拠点である滋賀県東近江市をはじめ、全国の農業現場では「高齢化」「労働力担い手不足」「資材や燃料の高騰」といった課題が深刻化している。
田植えの代わりに種籾を散布して栽培する湛水のドローン直播(じかまき)栽培も、従来のドローン直播では除草の難しさや収量が普及の壁となっていた。

しかし今回の実証では、DJI社製農業用ドローン「T25」や新たな除草剤、バイオスティミュラント資材を組み合わせることで、これらの課題を克服し省力化と安定した栽培の両立が可能であることを示した。
直播の普及に向け、大きな一歩となる取り組みである。

イベント実施概要

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田植え時の様子。散布時間はわずか数分で完了する。

開催日
2025年9月12(金)・13日(土)

開催場所
滋賀県東近江市中里町内圃場

参加人数
50名

来場地域
滋賀東近江市
愛荘町
野洲市
甲賀市
東京都
千葉県
福井県
岐阜県
愛知県
京都府

当日の様子

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成果・今後の展望

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今回の見学会では、農業用ドローンを活用した直播技術が実用レベルで確立しつつあることを示した。
これまで課題とされてきた生育や除草の問題に対して、新資材との組み合わせによって安定した栽培が可能となった。

参加者からのコメント

●何年か前から見てきたが、全然変わってきてる。この出来だったら他の人にも勧めていきたい。
●思ったよりしっかりしている。直播なので細いかと思っていたがしっかりとできていて正直びっくりした。
●茎も太くて穂も立派に実っていて移植と劣らない圃場でびっくりした。
●今までであれば採算が取れずに辞めていく方もおられたので今後どんどん進めてほしい。
●(直播を頼んでみたが)豊作だった。9俵くらい。体も楽になるし絶対にいい。
●新たに作付をするためには従来のやり方では非常にコストもかかり、手間もかかるし、ハウスそのものにも苗の確保が難しくなってくる。(直播は)それらの課題を解決できる唯一の方法だ。

この見学会をきっかけに東近江市内で複数箇所の直播を行うだけでなく、福井・岐阜など各地域でも導入が検討されており、全国的に広がりを見せている。
ユキイプラス社は今後も、ドローン直播技術の普及を通じて「持続可能な農業」や「後継者不足の解決」につながる新しい農業モデルの確立を目指していく。

動画はこちら

当日のイベントの様子、参加者の感想をおさめた動画はこちら。

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出典

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