Insta360 Japan社の『Antigravity A1』、世界初の8K 360度全景ドローンとして「2025年度グッドデザイン賞」を受賞

飛行体験の再定義を目指すコンシューマー向けドローンブランドであるAntigravity(アンチグラビティ)は、初の製品となる世界初の8K 360度全景ドローン『Antigravity A1』が「2025年度グッドデザイン賞」を受賞したことを発表した。

『Antigravity A1』の「2025年度グッドデザイン賞」受賞

イメージ画像

Antigravity A1は、独自のデュアルレンズ構造により、ドローン周囲の全てを360度で記録する。
さらに独自のフリーモーションテクノロジーとVisionゴーグル、Gripコントローラーを組み合わせることで、自然で直感的な没入型飛行を可能にする。

操縦者は一方向に飛行しながら、別の方向を見渡すことができ、これまでにない自由度の高い探索が実現。
また、A1は本体重量が249g未満という軽量設計でありながら、8K解像度に対応。
全てのアングルが8K高解像度で記録されるため、飛行中にフレーミングを気にする必要はない。
編集時に自由なリフレームやアスペクト比の変更が行える。
帰還機能やペイロード検知システムも搭載し、安全性にも配慮している。

Antigravityが描く未来は、ドローンが直感的かつ没入型の体験を提供し、人々の好奇心・創造性・自発性をそのまま映し出すツールとなること。
家族とのハイキング、週末のドライブ、何気ない日常の風景など、その一瞬を「いま」を感じながら記録し、新たな視点から世界を見つめることができるとしている。

世界的メディアも絶賛

Antigravity A1は、世界的ニュース誌「Time(タイム)」の「THE BEST INVENTIONS OF 2025(2025年の最も優れた発明品)」にも選出されている。
「ドローンの視線を任意の方向に操作でき、より没入感のある体験が得られる」という評価は、A1がもたらす<直感的かつ没入型の飛行体験>を強調している。

また、今年の9月、ドイツ・ベルリンで開催された世界最大級のテクノロジー展示会「IFA 2025」において、世界中の数多くの有力テクノロジーメディアが、Antigravity A1を「Best of IFA」と高く評価。
世界トップクラスのテクノロジーメディアTechRadarは、A1が提供する没入感体験について「驚くほど自由に、没入感のある映像を撮影したり、ただ景色に没頭したりできる。」とコメントしている。
大手テックメディアTom’s Guideも、A1を「誰でも簡単に高品質のドローン映像を撮影できる」と称賛している。

Antigravityの目指す未来

多くのドローンが<スペック競争>に注力する中、Antigravityは「ドローンとは本来どうあるべきか」という原点に立ち返った。
A1の開発で追求したのは、単なる性能向上ではなく、<人の感情を揺さぶる体験>の創造である。

その結果、感情を揺さぶり、自由や創造、発見を体現する全く新しい体験が誕生した。
登場以降、楽しさ、創造性、探究心を広げるAntigravity A1は複数の権威ある賞を受賞し、その優れた技術力と設計力が証明されている。

発売情報

Antigravity A1は、2026年1月に世界の一部地域で発売される予定。
最終的な価格、キットの種類及び地域ごとの発売日などの詳細は、発売時期が近づき次第発表される。

グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞は1957年に創設された、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加している。
これまでの受賞件数50,000件以上にのぼり、受賞のシンボル「Gマーク」は<よいデザイン>の証として広く認知されている。

2025年度グッドデザイン賞審査委員コメント
これまでのドローンが抱えていた操縦の複雑さと限られた撮影視野という課題に対し、直感的に操作できるグリップモーションコントローラーと、8K 360度カメラによるデュアルレンズ全方位撮影で解決を図っている。
コンパクトな本体には、着陸時に下向きレンズと地面の接触を防ぐ格納式ランディングギアを搭載。
離着陸時に自動で脚部が展開・格納される機能的な動作も、先進的なデザインの印象を強め、誰でも楽しめる高度なドローン体験を実現した製品である

ーーーーー

出典

関連記事

再生二期作にも対応!省力化稲作のための『収穫ロボット』などをテムザック社が発表

株式会社テムザック(本店:京都府京都市、代表取締役社長:川久保 勇次)(以下、テムザック社)は、中山間農地における稲作を省力化するためのロボットとして、新たに『収穫ロボット』『多用途ロボット』を開発。 このロボットは、令和7年度『地域社会DX推進パッケージ事業』等の総務省事業の中でも活用されている。

  Fuji

全身で楽しめる新感覚オモチャ『マジック フライングボール Pro』登場!手も足も使ってリズムよくプレイできる空飛ぶボール

全身で楽しめる新感覚おもちゃ『マジック フライングボール Pro』が発売された。 従来の<浮かせて投げ合う>遊びに加え、新しくスプリング構造を搭載。 底部を手や足で軽くタッチするだけで、ボールがピョンッとジャンプして宙に舞う仕様となっている。 発売を記念して、11月20日までは期間限定セールが開催されており、通常価格6,399円のところ、特別価格3,999円+10%OFFクーポン+1%ポイント還元で購入できる。

  tera

テラドローン社、日本初となるクマよけスプレー搭載ドローンを開発・発売開始

Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹)(以下、テラドローン社)は、クマよけスプレー搭載ドローンの開発が完了したことを発表した。 現在、クマの人身被害および出没が増加し、夜間・藪地での視認性低下、現場要員の安全確保等が課題となる中、本製品は上空から唐辛子スプレーを遠隔操作で噴射する仕組みにより、クマに接近することなく背後・側面からの全方位噴射に対応することが可能。 テラドローン社は今後、自治体を中心に本製品を展開し、住民の安全確保や現場のリスク低減のため、持続的なクマ対策の仕組みづくりに貢献していく。

  tera

紙でつくるドローン『COCODRONE』、クラウドファンディングがファーストゴール達成!プロジェクト支援者募集継続中

株式会社Binarity Bridge(本社:大阪市北区、代表取締役:金 陽信)(以下、Binarity Bridge社)は、韓国発の紙製ドローン『COCODRONE』を活用したクラフトドローンコミュニティ立ち上げのためのクラウドファンディングが、開始から1週間でファーストゴール50万円を達成したことを発表。 現在は次の目標として100万円を目指し、プロジェクト支援者を募集継続中となっている。

  tera

ツバサ・フロンティア社、4時間飛行可能な災害対応ドローン『Derd』と『小型大気観測ドローン』をCEATEC 2025にて公開を決定

株式会社ツバサ・フロンティア(本社:千葉県千葉市中央区新宿2丁目1番20号、代表取締役:田上 敏也)(以下、ツバサ・フロンティア社)は、2025年10月14日から17日の期間で幕張メッセにて開催される「CEATEC 2025」に出展。 災害対応向けハイブリッドドローン『Derd』と、環境測定用『小型大気観測ドローン』の2機種を実機展示することを発表した。 長時間飛行と低コストな環境測定により、地方自治体の防災業務や研究機関の大気観測における課題解決を目指す。

  tera