AlterSky社、未来社会型サステナブル ドローンテクノロジー『BLUE SKY LIVE』プロジェクト始動。第1弾は「音楽フェス×ドローン」
物流ドローン及びドローンショーの企画・運航サービスを提供する株式会社AlterSky(所在地:愛知県豊田市、代表取締役CEO:村井宏行)(以下、AlterSky社)は、株式会社電通ライブ(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:髙木正彦)(以下、電通ライブ社)、PYRAMID GARDEN実行委員会と共同で、近い将来の新たな物流スタイルとして注目される「カーゴドローン」に焦点を当てたプロジェクト『BLUE SKY LIVE』を始動、社会実装に向けた実証実験を開始した。
目次
未来社会型サステナブル ドローンテクノロジー『BLUE SKY LIVE』について

さまざまな分野でドローンを活用した新たなビジネスの可能性が広がる中、プロジェクトの第1弾として、苗場で開催された大型音楽フェスの併設イベントである「PYRAMID GARDEN2025」にてカーゴドローンの実験的な社会実装をおこなわれた。
サステナビリティをはじめとする新領域へのドローンビジネス導入を促進し、『カーゴドローン×エンターテインメント』の実装から得られる多様な知見と、テクノロジーによる社会課題の解決力を、今後のビジネスへと展開していく。
カーゴドローンプロジェクト推進の背景

2025年に入り、各種航空法の整備が進み、カーゴドローンの社会実装が促進される段階に入った。
人手不足や高齢化といった社会課題を背景に、自治体や企業ではカーゴドローン導入の検討が進んでおり、新たなビジネスとしての潜在的な需要と期待は非常に高まっている。
一方で、カーゴドローンの認知度はまだ十分とは言えず、導入に向けた投資コストの課題から、積極的な導入に踏み切れないケースも多く見受けられる。
こうした状況の中、サステナブルなスマート社会の実現に向けて、官民連携によるさまざまな取り組みが本格的に始動している。
ドローンテクノロジー導入実証 第1弾の取り組み

「PYRAMID GARDEN2025」では、イベント設営期間に、各ステージ間で必要となる物資や機材、Tシャツ、ドリンク・フードなどのケータリング物資の運搬を、カーゴドローンによる実証実験として実施した。
これにより、大型イベントにおける新たな効率的物流網の構築を目指し、人や車両の移動負担を大幅に軽減。
安全な運航管理のもと、ドローンテクノロジーを活用したサステナブル社会の実現に向けた取り組みを推進した。
未来型カーゴドローン社会実装検証

左から、離陸位置での物資とドローン。約20kgの物資を運搬する様子。山間地域への物資運搬実験
低空経済圏の拡大が進めば大規模な市場に

カーゴドローンの導入は、従来人や車両でおこなっていた物資運搬に加え、物流分野における人手不足の解消、山間部や過疎地での運用など、幅広い分野での活用が期待されている。
さらに、震災・被災地支援、建築・工事業界、農業・獣害対策など多岐にわたる領域での実装が見込まれている。
『BLUE SKY LIVE』プロジェクトの展望
『BLUE SKY LIVE』プロジェクトでは、大型イベントでのドローン使用のほか、DX化を急ぐ物流・運搬分野の企業へのアプローチや、遠隔地への配送実験のコラボレーションなどを展開していく。
これらの取り組みにより、大型イベントに導入される『サステナビリティに配慮したイベントガイドライン』に準拠し、未来型カーゴドローンの実装によるビジネスコンサルティングの拡大を目指すとしている。
今回の『BLUE SKY LIVE』プロジェクトを通じて、地域経済の活性化を図るとともに、大型イベントやフェスティバルの開催に向けて、次世代型サステナブル社会の実装を推進し、「いつまでも青空のある明るい未来社会」の実現を提案していくとのことだ。
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出典
