双葉電子工業、災害時の物資輸送支援に向けて、ドローンによる医薬品輸送を訓練で実証
ドローンの開発・運用を通じて点検、防災、防衛分野の社会課題解決に取り組んでいる双葉電子工業株式会社（本社：千葉県茂原市）（以下、双葉電子工業）は、2025年10月19日に一般社団法人日本UAS産業振興協議会（JUIDA）とともに、海上自衛隊館山航空基地にて開催された「第46回九都県市合同防災訓練（千葉県会場）」に参加した。 初の現地参加となり、防災分野における双葉電子工業社ドローン技術の有用性を実証する貴重な機会となったとしている。
目次
「第46回九都県市合同防災訓練（千葉県会場）」での内容について
デモフライトの様子（孤立地域への医薬品輸送を想定）【写真提供】一般社団法人日本UAS産業振興協議会
救出救助実動訓練では、南海トラフ地震発生直後の、孤立地域への医薬品輸送を想定したデモフライトを実施。
デモフライト中は天候が目まぐるしく変化し、雨も降りましたが、当社ドローンは防水性を強みの1つとしており、悪天候下でも安定した飛行性能を示し、問題なくフライトを完遂した。
今回の訓練を通じて、災害時におけるドローンの迅速な物資輸送の有効性と、過酷な状況下でも運用可能な当社製品の信頼性を改めて確認することができ、地域の防災力向上と迅速な支援体制の構築に貢献する可能性を示した。
防災フェアでの出展・説明
双葉電子工業社展示ブースと、熊谷千葉県知事ブース来訪の様子 【写真提供】一般社団法人日本UAS産業振興協議会
防災フェアでは多くの来場者に向けて双葉電子工業社ドローン製品の展示と説明が行われ、防災・減災への貢献について理解を深められた。
また訓練後には双葉電子工業展示ブースに千葉県知事・熊谷俊人氏も来訪。
同社ドローンの機能や性能、災害時をはじめとした様々な活用シーンについて紹介された。
双葉電子工業からは地元企業として今後も千葉県の防災活動に積極的に協力していく意向を伝え、知事からも同社の取り組みに対する期待の言葉をもらったという。
展示製品の紹介
・産業用ドローン FMC-02 ヘキサタイプ
【最大ペイロード】
5kg
【耐風性】
15m/s
【防水性能】
IPX3相当
【その他詳細情報】
製品情報-ドローン | Sky Buddy by Futaba
空用送信機 T16IZ Super
・2.4GHz FASSTest、FASST-マルチ、FASST-7ch、S-FHSS、T-FHSS Air対応
・4.3インチカラーTFT-LCD：タッチパネル付きで直感的な操作が可能
・別売オプション（SBS-01ML）を使用してドローン用フライトコントローラー（Pixhawk）のデータ表示が可能。
・その他詳細情報：T16IZ Super | 双葉電子工業株式会社 ラジオコントロール
今後に向けて
双葉電子工業社は千葉県内に拠点を有し、「JUIDA-D³」の一員として、今後も地域防災体制の強化と即応体制づくりに積極的に取り組んでいくとしている。
双葉電子工業株式会社コメント
訓練の実施・調整を担当された千葉県防災対策課の皆様、およびご協力いただいた関係各所に心より感謝申し上げます。
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出典
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