ORSO社、AI設計支援『WithAI回答機能』とドローンビジュアルプログラミングを掛け合わせ、新しい学びのプロセスを実現

株式会社ORSO(以下、ORSO社)は、「WithAIで事業に新しい体験」をミッションとして、2022年よりAI分野における事業化を模索し、2023年よりAI分野のアドバイザーに清水亮氏を迎え、研究開発を行ってきた。 そして、AI事業の第1弾として自社ブランド「DRONE STAR プログラミング」に、『WithAI』を行い、ビジュアルプログラミングにおける新しい学びのプロセスを実現し、リリースした。

『WithAI』とドローンビジュアルプログラミングを掛け合わせた新しい学びのプロセスについて

イメージ画像

「DRONE STAR」は<楽しみながら学ぶ新しい体験>をコンセプトに、教育現場や個人ユーザーに向けたドローン教材ブランドだ。
ドローン国家資格取得を目指す方向けの練習機「DRONE STAR TRAINING」や、試験環境を再現した「トレーニングマット」、ドローンをプログラミングで飛行させるプログラミングアプリ「DRONE STARプログラミング」は学校や塾などの教育機関でも幅広く活用されている。
この「DRONE STAR プログラミング」は、初心者向けのビジュアルプログラミングとなっており、ブロックを覚え、タイムライン上に配置することで、誰でも簡単にプログラミングを行い、ドローンをプログラム飛行させることが可能でである。

一方で、「ブロックの意味を理解し配置を考える」までに時間がかかり、初回授業でドローンを飛ばすまでに平均30分以上を要するケースも多く、「ドローンを飛ばす体験」にたどり着けないという課題があった。

「WithAI回答機能」がもたらす新しい学びの体験

イメージ画像

「DRONE STARプログラミング」がもつ課題に対して、ORSO社は「WithAI回答機能」を搭載し、新しいビジュアルプログラミングのプロセスを発明した。
ユーザーが「ドローンが円を描くように飛ばしたい」などの指示をフォームに入力すると、AIが最適なブロック構成を自動生成。わずか数秒でプログラムが完成し、30秒後には実際にドローンを飛ばすことが可能になる。

これにより、従来のようにブロックの意味を理解して配置し飛ばす「積み上げ式の学習」から、AIの回答例をもとに構造を理解する「逆引き型の学び」へと変化。
まずはAIが生成したプログラムでドローンを飛ばしてみることで、動きの結果から仕組みを考え、自然と学びを深められるようになった。

WithAI事業の初期クライアント企業を5社限定で募集

ORSO社 AI事業開発グループでは、目的に応じたAIの選定と使い方の工夫で、新しいユーザー体験を生み出す「WithAI」事業を推進しており、今回、「WithAI」事業に共に取り組む初期クライアント企業を募集している。
「自社の事業にもAIを組み合わせたい」「AI活用の可能性を一緒に検討したい」と考えているの企業・団体は、下記フォームから要問合せ。
各業界の課題や目的に応じた最適なAI活用の形を、ORSO社が共に設計する。

DRONE STARシリーズについて

「DRONE STAR」は、株式会社ORSOと株式会社エルの共同プロジェクトとして2016年に誕生。
スマートフォンアプリとドローンを連携させ、「楽しみながら学ぶ」新しい教育体験を提案してきた。

これまでに、国家資格対応ドローン「DRONE STAR TRAINING」や、家庭向け練習ドローン「DRONE STAR PARTY」などを展開し、教育・エンタメ両領域でのドローン利活用を推進している。

ーーーーー

出典

関連記事

テラドローン社ら4社、BIM/CIM配筋モデル自動生成ツールに2次元図面の連動機能を共同開発。3次元配筋モデルと2次元図面の同時生成で生産性向上へ

株式会社建設技術研究所、株式会社大林組、八千代エンジニヤリング株式会社、Terra Drone株式会社の4社は、共同開発により設計条件や施工条件に基づいて設定したパラメータの入力によりBIM/CIM配筋モデルを自動生成するツール(以下、本ツール)に、2次元図面を同時に自動生成・修正する機能を実装した。 本ツールは構造物の設計における3次元モデルと2次元図面の連動を実現し、生産性の向上および品質の確保に貢献するものとなっている。

  tera

テラドローン社、令和7年度緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練において、JAXAが主導する有人機と無人機の連携に係る実証実験に参加

Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹)(以下、テラドローン社)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が主導する、有人機と無人機の連携に係る実証実験に参加した。

  tera

航空防災協議会、11月8日に「第3回臨時総会」を石川県輪島市にて開催

「航空防災協議会」は、全国の自治体や関係機関の連携のもと、2025年11月8日に総会を石川県輪島市門前町 仮設集会所で開催した。 令和6年能登半島地震の被災地・輪島市にて、全国の自治体と関係機関が集い、航空防災の未来が語り合われた。 官民連携による実証と制度設計が進む中、空からの支援体制構築に向けた新たな一歩が踏み出さるものとなった。

  tera

KDDIスマートドローン社ら3社、自動充電ポート付きドローン活用により遠隔で立坑内を「デジタルツイン」化

西松建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:細川 雅一)と五洋建設株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:清水 琢三)、およびKDDIスマートドローン株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:博野 雅文)は、人手による測量が困難かつ負荷の高い「立坑(たてこう)」という特殊な施工環境において、短時間かつ高頻度で現場全体を記録できる自動充電ポート付きドローンを活用し、3次元測量を実施。 この取り組みの結果、周期的な飛行による土量変化の把握(進捗管理)と出来形測量を重ねることで、GNSS(注1)信号下の深部の施工箇所において、誤差±20mmという高精度な出来形データを取得することに成功した。

  tera

鴻池運輸社、鉄鋼関西支店が「和歌山市一斉安全行動訓練」に協力。ドローンを活用した避難広報を実施

鴻池運輸株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長執行役員 鴻池 忠彦)(以下、鴻池運輸社)の鉄鋼関西支店は、和歌山市が2025年11月5日に実施した「和歌山市一斉安全行動訓練」に参加。 災害発生時におけるドローンを活用した支援訓練を実施した。 本訓練への協力は、2024年7月に同支店が和歌山市と締結した「災害時等におけるドローンを活用した支援活動に関する協定」に基づくものである。

  tera