グローバルゲイツ社、QEA Tech社との業務提携を締結。建物の「熱のムダ」と「CO₂排出量」が見える化できる国内でも珍しい最新技術 【清掃 × 科学】でホテルの資産価値を守る

キレイを創るホテル客室専門清掃会社の株式会社グローバルゲイツ(所在地:東京都中央区日本橋浜町3-16-7、代表取締役社長:梅村真行(うめむら まさゆき))(以下、グローバルゲイツ社)は、2025年11月より、客室清掃業務を中心としたホテル支援サービスを展開する中で、QEA Tech(キューイーエー・テック、本社:カナダ)(以下、QEA Tech社)が北米で展開する建物画像解析の技術を持つ日本法人、キューイーエー・テック・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表:渡邉康嗣)との業務提携を締結した。 北米で1,000棟以上の診断実績を持つQEA Tech社の技術を導入することで、ホテル運営者やビルオーナーの脱炭素・省エネ・資産価値向上をワンストップで支援していくとしている。

QEA Tech社との業務提携について

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ドローンで測定

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ビルの外皮診断

グローバルゲイツ社は日々の客室清掃を通じて、「外気が入りやすい部屋」「空調が効きづらい部屋」「結露しやすい部屋」など、建物の見えない問題が運営やユーザー満足度に影響している現場を多く見てきた。
こうした問題の原因は、外壁の劣化など建物の外側にあるケースが非常に多くある。
そこで同社は、建物の<外側の品質>まで科学的に見える化できるQEA Tech社の技術に着目し、今回の提携に至ったとしている。

QEA Tech社の技術とは

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QEA tech社と他競合他社との比較表

QEA Tech社は、ドローンで取得した外壁の赤外線画像を、特許AI解析により「熱損失・劣化・断熱不良」を数センチ単位で特定する外皮診断技術を提供している。

技術の主な特徴
1)AI × ドローンで高精度の外壁チェック
2)「熱のムダ」をそのままCO₂排出量として表示
3)改修した場合の「費用対効果(ROI)」を自動で算出
4)3Dレポートで、管理者・現場スタッフ・経営層が同じ情報を共有

日本市場での差別化と先進性

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日本では、外壁点検は今でも「目視」や「打診」が中心で、熱損失やCO₂排出量まで可視化できる技術はほとんどない。
QEA Tech社の突出した技術は、現時点で、このレベルの診断ができる企業は日本にはほとんどなく、今後の市場をリードする存在と言える。

今後の展望

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グローバルゲイツ社は、客室清掃で培ってきた「内部品質」の管理から、建物外皮を含む「外部品質」と「環境価値」の改善まで支援する体制を整えた。
今後もホテルやビルを運営するユーザーが、脱炭素経営・省エネ・資産価値向上を同時に達成できるサービスの提供を進めることで、ESG経営を支援し、環境に配慮した社会の創造を支援していくとしている。

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出典

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