環境分野でもドローンの活用が進められている?シーンごとに紹介

空撮やレースなどさまざまなシーンで使用されているドローンですが、環境分野においても積極的に導入が進められています。幅広いシーンでドローンが使用されているので、環境分野でも領域が広がるかもしれません。本記事では、環境分野ではどのようなシーンにドローンが活用されているのか紹介します。

環境分野でもドローンの活用が注目されている

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ドローンは、環境分野においても期待されています。例えば、大気や水質の調査や野生動物の調査、土地の測量など。人の手で実施しなければならなかったシーンでも、ドローンの導入により調査や作業の負担軽減につながりやすくなります。

実際に環境分野において事業や研究として活動しているところもあるので、ドローンの導入を検討している方にとっては注目するべき分野ともいえるでしょう。

 

環境分野ではどんなシーンにドローンが活用される?

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環境分野でドローンを使用するとはいえ、具体的にどのようなシチュエーションで活用されるのか思い浮かびにくい方もいることでしょう。環境分野においては、どのようなシーンでドローンが活用されるのか紹介します。

 

大気調査

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環境調査と言えば、大気調査が代表的でしょう。ひと昔前までは飛行機による測定や高い場所からの定点測定が一般的でしたが、ドローンを活用した測定が可能です。実際にグリーンブルー株式会社ではドローンを使った大気調査を試みており、PM2.5や花粉、オキシダントなどを行っています。(※)

定点観測や航空機を使った調査と比較して、ドローンは自由自在に飛行できるため、より柔軟に上空でのサンプル調査が可能です。ただし実際にドローンのスペックや航空法などの観点から、大気調査にはさまざまな課題を抱えています。

これらの課題を踏まえた上で、精度の高い大気調査をどのように実施するべきなのか改善策を練る必要があるでしょう。

※“グリーンブルー株式会社 公式HP”参照

 

農業

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ドローンは、農業にも活用されています。ドローンを使った農業と言えば、稲作に農薬散布をするシーンを想像することでしょう。しかし農薬散布のみならず、稲の生育状況や雑草の発生状況の調査、野生動物の畑への侵入監視など、さまざまなシーンでドローンの活用が進められています。

さらに研究機構によっては、ドローンのセンサーデータと画像データを元にクラウド管理を実施。畑の画像データをビックデータで解析し、施肥時期や収穫適期などの予測を図っています。

もしより精度の高い解析分析が実現できれば、高品質の農作物の製造や収穫率アップなどが期待できるかもしれません。

 

地形調査での測量

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地形調査での測量でも、ドローンの導入が進められています。ドローンに備わっているレーザー照射によって土地の特徴を正確に分析することができ、精度の高い地形分析が可能です。

複雑な土地であってもドローンがしっかり分析してくれるので、効率よく地形調査が進みやすくなるでしょう。

 

水中調査

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海や川などの環境を守るために、水中環境の調査を行っている所もあるでしょう。ひと昔前までは潜水士や潜水艦などを活用して水中調査が行われてきましたが、水中ドローンを活用した調査も広がりつつあります。

さらに水中ドローンのメリットは、危険な水域での調査が容易に行いやすくなることです。とくに水深が深いところや障害物が多いところなどは水中ドローンを活用することで、事故のリスクを抑えられます。

今後もより安全な方法で水中調査を行う場合は、ドローンの使用が必要となるでしょう。

 

野生動物の調査

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野生動物の調査には、ドローンが有効です。実際にドローンによる野生鳥獣生息域調査を行っている事業もあり、撮影はもちろんのこと画像で得た情報を元に解析も実施しています。

野生動物の調査にドローンを活用するメリットは、より詳細に野生動物の生態を調べられるところ!人による調査の場合は動物に警戒されてしまいますが、ドローンの場合は自然本来の姿を上空から撮影できます。

さらに人の足では届かなかった領域までドローンを飛ばせるので、新たな生物や生態系などの発見につながりやすくなるかもしれません。

 

災害調査

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地震による建物の倒壊や大雨による堤防の決壊など、災害によって損壊した箇所の調査にはドローンの活用が進められています。実際に2016年4月の熊本地震や2015年9月の関東・東北豪雨の際は、ドローンを活用した被害箇所の撮影が行われました。

ドローンを活用した災害調査のメリットは、調査者の安全性を確保した上で調査できることです。わざわざ危険な箇所に足を運ばずともドローンを飛ばせば、二次災害の被害を受けるリスクが下がりやすくなります。

今後も大きな災害の調査には、空中ドローンが積極的に使われるようになるでしょう。

 

今後は環境分野でのドローンの活用が増える

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本記事では、環境分野ではどのようなシーンにドローンが活用されているのか紹介しました。環境分野では大気調査や農業、野生動物の調査などさまざまなシーンでドローンが活用されているので、今後も新たな分野で使われるようになるかもしれません。環境分野でドローンを活用したい方は、ぜひチェックしてみてください。

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