Soradynamics社、国産の産業用小型ドローン『Hayate 2』を発表。年内の第二種型式認証を年内に取得を目指す
Soradynamics株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役:イムティアズ・ティー・ラダック)(以下、Soradynamics社)は、高性能な産業用国産ドローンとなる『Hayate 2』の発表を2024年6月24日に行いました。 レベル3対応となる同機体は、重量4kg以下のカテゴリーでは日本で初となる第二種型式認証を年内に取得を目指している。
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新型ドローン『Hayate 2』発表
今回、Soradynamics社が発表した『Hayate 2』は、小型の国産産業用ドローン。
その機体重量は1.35kg、40分の飛行時間を実現しています。
インフラの点検、災害現場の調査、測量などでドローンの使用が進んでいることもあり、今後も拡大が見込まれているドローン市場。
しかし、国内では中国製のドローンが市場の多くを占有していることから、セキュリティ面では懸念点となっています。
実際、アメリカでも中国製ドローンの使用に規制がかかる見通しもある中なので、日本でも性能・品質の高い国産ドローンが求められている状況にあります。
『Hayate 2』は、レベル3対応で、重量4kg以下のカテゴリーでは日本で初となる、第二種型式認証を年内に取得を目指している。
現在、2025年1月からのデリバリー開始を計画中とのこと。
『Hayate 2』機体概要
軸間距離: 480mm
重量:1.35kg
最大飛行時間:40分
最大飛行速度:21m/s
耐風速度:15m/s
IP等級:IP45
センサー:ビジョンセンサー 6方向/赤外線センサー 下方
通信周波数:2.4GHz、5.7GHz ※
※5.7GHzは、無線局の開局をしたユーザーのみ選択が可能。
通信距離:5km
最大画像サイズ:8K
ズーム:光学ズーム 10倍・ハイブリッドズーム 160倍
発売時期:24年9月受注開始(予定)
デリバリー:25年1月(予定)
価格:オープン
予定製品ラインアップ
製品ラインアップは2種類。
・広角+望遠の2タイプのカメラを搭載した『Hayate 2』
・広角+望遠+赤外線の3タイプを搭載した『Hayate 2+』
両機種ともに8Kカメラ・最大160倍ズームの機能を搭載。
さらに、オプションでRTK・パラシュート・4G/5Gモジュール・スピーカー・サーチライト・ドローンポートも予定。