IDA、ゴルフ場や農業施設の『ドローンによる夜間薬剤散布サービス』を発表

一般社団法人国際ドローン協会(本社:東京都江東区、代表理事:榎本幸太郎)(以下、IDA)は、ゴルフ場や農業施設を対象とした新サービスとして『ドローンによる夜間の薬剤散布サービス』を発表した。

新サービス展開の背景

イメージ画像

IDAは、10年以上にわたる散布業務の経験から夜間の薬剤散布サービスの技術と法的な許可申請を確立した。
本サービスは、夜間に精密な薬剤散布を行うことで、施設の稼働時間を確保しながら、作業効率を大幅に向上させることが可能となっている。

特に、ゴルフ場や公園、農地・果樹園・松林など、昼間の作業が難しい施設に最適なサービスとなっている。
日中の散布に伴う植物への日焼けリスクの低減や猛暑の影響を最小限に抑える。

また、超精密散布技術を用いることで、薬剤の飛散(ドリフト)を最小限に抑えながら確実な効果を実現し、コストダウンも見込むことができるとしている。

健康面の改善も行える

イメージ画像

これまで人力で薬剤を散布していた従業員の被曝を最小限に抑え、健康リスクの軽減にも寄与するとしている。
この夜間散布サービスにより、安全性と効率性を両立と、施設運営者や農業従事者の負担を大きく軽減が見込むことができる。

作業価格は、契約面積や使用薬剤に応じて変動、目安として10アールあたり1,500円からとなっている。

————————

出典

関連記事

エアロネクスト社とNewcom Group、モンゴル・ウランバートルでドローンによる緊急対応。輸血用血液輸送で2名を救命

株式会社エアロネクスト(東京都渋谷区、代表取締役CEO:田路圭輔)(以下、エアロネクスト社)とNewcom Group(モンゴル国ウランバートル市、CEO:B.Baatarmunkh)は、Newcom GroupのMSDD(Mongolia Smart Drone Delivery) 運航チームにより、2024年9月16日に実施された国立輸血センターとモンゴル国立医科大学付属モンゴル日本病院(以下、モンゴル日本病院)間のドローンによる緊急対応の血液輸送により、2名の命が救命されたことを発表した。

  tera

エバーブルーテクノロジーズ社、新モデル『除雪ドローン®Fシリーズ』を発表。除雪以外にもオフシーズンの活躍も

エバーブルーテクノロジーズ株式会社(本社:東京都調布市、代表取締役CEO:野間 恒毅)(以下、エバーブルー社)は六花重工株式会社と共同開発した小型・無人除雪機「除雪ドローン®Fシリーズ」を発表した。

  tera

レッドクリフ社、ドローンショースタッフの育成プログラム『ドローン大学校 Drone Show Staff Essentials』の開始を発表

「ドローンのビジネススクール」をタグラインとするドローン大学校(以下、ドローン大学)では、株式会社レッドクリフ(以下、レッドクリフ社)との協業してドローンショーで活躍するスタッフを育成するカリキュラム『ドローン大学校 Drone Show Staff Essentials(ドローン ショー スタッフ エッセンシャルズ)』を、同校修了生に向けて2024年11月から開講することを発表した。

  tera

FPVドローンによる空撮映像も!鹿島市制施行70周年記念としてシティプロモーション動画が公開

佐賀県鹿島市は、市制施行70周年記念事業の目的『鹿島を盛り上げ、発信する』の一環として、シティプロモーション動画を制作。 鹿島市の魅力を詰め込んだ映像には、FPVドローン空撮やプローブレンズを用いた接写撮影といった特殊な撮影技法が使用されている。

  tera

IDA、全国初となるドローンの完全自動飛行「レベル3.5」による中学生下校見守り実証実験

一般社団法人 国際ドローン協会( 本社:東京都江東区、代表理事:榎本幸太郎)(以下、IDA)は、東庄中学校(千葉県香取郡東庄町)において、2023年12月に新設された「レベル3.5」の飛行形態を活用したドローンによる下校生徒の見守り実証実験を2024年9月30日に行ったことを発表。 DJI製MATRICE300を2機使用し、複数ある下校ルートのうち2つのルートを完全自動飛行でカバー。 ドローンは下校生徒の動きを上空から見守り、映像および写真を記録することで不測の事態に備えた。 飛行中のドローンの位置情報やカメラのリアルタイム映像は、東庄中学校の職員室で常に監視され、異常が発生した場合には迅速に対応できる体制が整えられてる。 また、地図上でリアルタイムに表示されることから、撮影方向も確認可能となっている。

  tera