北海道（道東エリア）のドローン練習場7選！料金や利用上の注意も紹介

北海道・道東エリアでドローンを飛ばすときのルール

北海道の道東エリアでドローンを飛ばせる場所を探すときは、飛行禁止区域を把握することが重要です。
国土交通省が発行する「無人航空機（ドローン、ラジコン機等）の安全な飛行のためのガイドライン」には、以下のような飛行禁止空域が定められています。

飛行禁止空域

飛行禁止
・緊急用務空域

国土交通大臣の許可が必要
・空港等の周辺
・150m以上の上空
・DID（人口集中地区）

施設管理者等の同意・都道府県公安委員会等への事前通報が必要
・空港等の周辺
・国の重要な施設等の周辺（国会議事堂、首相官邸、最高裁判所ほか）
・外国公館の周辺
・防衛関係施設の周辺
・原子力事務所の周辺

許可を取ることで、多くの場所で飛行が可能になります。
ただし、許可が下りた場所でも、「緊急用務空域」に指定された場合は飛行できません。

また、公園のようなドローンを飛ばすのに最適に思える場所も注意が必要です。
航空法のほかに、地域によっては条例が定められている場合があるからです。
北海道の場合は、旭川市都市公園条例などの条例で、公園内でドローンを飛行させることは原則禁止されています。
ドローンを公園で飛ばす際は、国土交通省が交付する「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」の提示を条件に公園の使用行為許可を申請する必要があります。

ドローンを飛ばす場所を探している方は、事前に規制を確認することをおすすめします。

北海道でドローンを飛ばせるおすすめ練習場7選

北海道で、法令や条例を気にせず気軽にドローンを飛ばせる場所を7か所ご紹介します。
今回紹介する場所は、全てドローン練習場です。

1.AIRSTAGE帯広店（帯広市）

AIRSTAGE帯広店は、帯広市にあるDJIの認定ストアです。
認定体験ストアとしては日本初のストアで、無料フライト体験も行っています。

全天候型の屋内フライトスペースが完備。
なお、機体は各自持ち込みです。

2.株式会社えぞ鹿ファクトリーキャンプ場（白糠郡白糠町）

えぞ鹿ファクトリーキャンプ場は、春から秋にかけてはキャンプ場になるドローン練習場。
ドローン飛行練習をした後にキャンプを楽しむこともできます。

約2,5万㎡の広大な土地でドローン飛行練習をすることができます。

3.スカイポートきたみ（北見市）

スカイポートきたみ（北見地区農道離着陸場）は北見市豊田に位置している、北見市が管理しているドローン練習場です。
ドローンをはじめとするスカイスポーツだけでなく、野鼠防除散布など農業利用のほか、災害時の緊急利用や緊急患者の搬送などにも利用されています。

4.別海フライトパーク（野付郡別海町）

別海フライトパークは北海道の東、広大な別海町の北西部に位置している飛行練習場。
飛行機の飛行訓練にも使用されています。

養老牛温泉、中標津、知床といった町も近く、観光もあわせて楽しめるのも魅力です。

5.根室相互自動車学校・ドローン検定協会ドローン教習所北海道根室校（根室市）

こちらはドローン検定協会が運営している教習所。
自動車教習所と隣接しているため、広い自動車教習コースを利用した教習が可能です。
AIRSTAGE根室店も併設されているため、ドローンの販売・修理などのアフターサービスも充実しています。

備考　練習使用についての詳細
　 

6.北海道スペースポート（大樹町）

北海道スペースポートは、JAXAなど他団体の実験にも使用されている施設です。
全長1,000mの滑走路があり、広大な土地でドローンを飛ばすことができます。

実験予定が組まれている場合もあるので、申請前に必ず使用の可否を問い合わせるようにしましょう。

7.鶴居村球技場（鶴居村）

鶴居村球技場は、普段は野球やソフトボールなどに利用されている施設。
ソフトボール場2面分の広い土地でドローンを飛ばすことができます。

冬期の積雪は道内では少ない方で、年間を通じて風も強くないため、ドローンも飛ばしやすいです。

備考　使用に際しての詳細
　 

最後に

ドローンの飛行場所は法律で制限されており、飛行許可が基本的に必要です。
ドローンの飛行を安全かつ法律違反せずに行うなら、練習場を選びましょう。

北海道の特に道東エリアでドローンの飛行練習を行う際は、本記事を参考に練習場を選んでみてください。