日本製ドローンおすすめ10選!カメラ付きやモニター付きなど幅広く紹介

日本製ドローンは品質が高く、日本の道路交通事情や建物事情に合わせたつくりなことから注目を集めています。本記事では日本製ドローンのおすすめ10選を紹介します。カメラ付きやモニター付き、1万円以下など幅広いモデルを紹介するので、ぜひお気に入りのモデルを見つけてみてください。

日本製ドローンの選び方

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日本製ドローンといっても、用途やメーカー、価格はさまざま。どのように選んだら良いのか分からず困っている方もいるでしょう。ここでは日本製ドローンの選び方を紹介します。

用途で選ぶ

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ドローンには、農薬散布や撮影、点検などさまざまな用途があります。そのため、用途にあったモデルを選ぶことが重要です。

 

農薬散布のためにドローンを購入するならタンクが積載できるもの、撮影用なら高性能なカメラ付きのものといったように選ぶと良いでしょう。

価格帯で選ぶ

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ドローンを購入する際は価格もチェックしておきましょう。運搬用ドローンは50万〜300万円、空撮用ドローンは10万〜300万円、ホビードローンは5万〜15万円程度で購入できます。

また、中には1万円程度で購入できるリーズナブルなモデルもあるので、予算に合わせて選ぶことがおすすめです。

メーカーで選ぶ

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ドローンはさまざまなブランドやメーカーから販売されています。メーカーによって、得意分野があるため購入前に目的に合っているかを確認しておきましょう。

たとえば、マゼックスは農業用や林業用のドローン、ACSLは物流用のドローンに力を入れています。気になるメーカーがあったら、ラインナップをチェックしておくとスムーズです。

日本製のホビー用ドローンメーカー

日本製のホビー用ドローンメーカーを紹介します。

ホビー用ドローンには、初心者向けのメーカーもあるので、これからドローンにチャレンジしてみようと思っている方におすすめです。

京商

京商は、ラジコン業界で長い歴史を持つ日本のメーカーで、ホビー向けドローンの開発にも力を入れています。京商のドローンは、初心者でも扱いやすい設計と安定した飛行性能が特徴です。

特に「クアトロックス」シリーズは、手軽に飛ばせるミニドローンとして人気があり、屋内での飛行にも適しています。また、耐久性や操作性にも優れ、ドローン初心者や子どもにもおすすめです。

GFORCE

GFORCEは、日本国内でホビー用ドローンを手掛けるメーカーで、高品質かつリーズナブルな製品を提供しています。特にエントリーモデルが豊富で、小型ながら安定した飛行性能を持つドローンを多数展開。

初心者向けの「PXY」シリーズや、FPV飛行が楽しめるモデルも揃えており、ドローンの楽しさを手軽に体験できます。日本メーカーならではのサポート体制も整っており、安心して購入できるのも魅力です。

日本製の産業用ドローンメーカー

日本製の産業用ドローンメーカーを紹介します。

産業用ドローンは日本メーカーのラインナップが充実しており、さまざまな用途で活用されています。

ACSL

ACSL(Autonomous Control Systems Laboratory)は、日本を代表する産業用ドローンメーカーで、物流、警備、インフラ点検など幅広い分野に対応したドローンを開発しています。

特に「SOTEN(蒼天)」は、カメラモジュールを交換可能な国産ドローンとして注目を集め、セキュリティ面でも優れた設計が施されています。国産メーカーならではの高い品質管理とアフターサポートで、企業や自治体にも広く採用されています。

SkyDrive

SkyDriveは、空飛ぶクルマの開発を進める日本企業で、産業用ドローンの開発も行っています。同社のドローンは、大型物流向けに設計されており、特に「SkyLift」は重量物運搬に特化したモデルとして有名です。

これにより、山間部や災害現場など、人が立ち入るのが困難な場所での物資輸送が可能となり、物流業界やインフラ整備の分野で活用が進んでいます。

SONY

SONY(ソニー)は、映像制作向けの高性能ドローン「Airpeak S1」を開発(※)し、に参入しました。Airpeak S1は、高い機動性と安定性を兼ね備え、ソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α」シリーズと連携することで、映像品質を実現します。クリエイターや映像制作会社向けに最適化されており、映画撮影やCM制作などの分野で活躍しています。

※“Sony 公式HP”参照

NTT e-Drone

NTT e-Drone Technologyは、NTTグループが展開するドローン事業で、農業や測量、インフラ点検向けのドローンを開発しています。

特に農業分野では、精密農業に特化したドローンを提供し、農薬散布や作物の生育管理を効率化する技術を採用。NTTの通信技術と組み合わせることで、遠隔制御やデータ分析を活用した次世代農業の実現を目指しています。

PRODRONE

PRODRONEは、産業用ドローンの開発を専門とする日本企業で、オーダーメイドのドローン開発にも対応しています。特に、大型の物流ドローンや水中ドローン、災害対応ドローンなど、用途に応じた多様なモデルを展開。

機体のカスタマイズ性が高く、企業ごとのニーズに合わせたドローンソリューションを提供できる点が強みです。

TEAD

TEAD(株式会社テクノフロンティア)は、農業用ドローンや産業向けドローンの開発を行っている企業です。特に、農業分野では農薬散布用ドローンの開発に力を入れており、高精度な散布技術によって作業の効率化とコスト削減を実現。

日本の農業の省力化とスマート農業の推進に貢献しています。

ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は、農業用ドローンや無人ヘリコプターの分野で長年の実績を持つメーカーです。「YMR-08」は、農薬散布に特化したドローンで、広範囲の散布作業を短時間で行えることが特徴。

自動飛行機能や高精度な散布制御システムを搭載し、農作業の負担を大幅に軽減します。

マゼックス

マゼックスは、農業用ドローンを専門に開発する企業で、「飛助DX」シリーズが特に有名です。

飛助DXは、農薬散布を効率的に行うために設計されており、初心者でも簡単に操作できるシンプルなUIが特徴。耐久性にも優れ、日本国内の農業現場で広く採用されています。

 Liberaware

Liberawareは、狭小空間点検に特化した小型ドローンを開発する日本企業です。「Leggero」は、工場やインフラ施設の内部点検に適したドローンで、GPSが届かない狭い空間でも安定した飛行が可能。人が立ち入れない場所の点検作業を効率化し、安全性の向上にも貢献しています。

1万円以下も!日本製ドローンおすすめ10選を紹介

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ここまではドローンの選び方を紹介しました。ここからは日本製ドローンのおすすめモデルを紹介します。ぜひお気に入りのモデルを見つけてみてください。

Airpeak S1

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出典:www.sony.jp

「Airpeak S1」は『SONY』が展開しているドローンです。RTKを搭載しているので、リアルタイムで正確な位置を把握できます。

機体や送信機、アプリケーション、クラウドが連携しているので操作もしやすく、撮影用や産業用ドローンとして使用可能です。

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AC101

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「AC101」は『NTTグループ』が展開する農業用ドローンです。軽量かつコンパクトなので、力に自信のない方や女性でも持ち上げられます。

また、アシスト機能付きでドローンを操作したことがない方でも楽々操作可能。7年間のサポート保証が付いているのもうれしいポイントです。

公式サイトで詳細を見る

SOTEN

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出典:product.acsl.co.jp

「SOTEN」は『ACSL』が展開する小型空撮ドローンです。ワンタッチ切替カメラが搭載されていて、さまざまな方法で撮影ができます。

また、防水性に優れているので、急な雨にも対応可能。さらに風にも強く、強風で煽られてしまうこともありません。

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Leggero

イメージ画像出典:www.gforce-hobby.jp

「Leggero」は『G FORCE』が展開する小型ドローンです。手のひらサイズでありながら、4K/2Kカメラを搭載しているのが特徴。

また、コントローラーが不要なのもうれしいポイント。スマホにアプリをダウンロードすることで、コントローラーとして使用できます。60gと軽量なので、登録の必要もありません。

(ボタンリンク)

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AirTruck

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出典:product.acsl.co.jp

「AirTruck」は『ACSL』が展開している物流専用ドローンです。安定した飛行が可能で、荷物の揺れを抑えられます。

LTE通信やFPVカメラなどが搭載されているので、正確な操縦が可能なのも特徴。Level3(※)での飛行が可能です。

※無人地帯における目視外飛行

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SkyLift

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出典:skydrive2020.com

「SkyLift」は『SkyDrive』が展開する物流ドローンです。プロペラとモーター、電源系統を冗長化しているため、万が一プロペラが破損しても飛行を続けられます。

このことからガソリンやチェーンソーなど危険物の運搬も可能。また、着陸することなく荷物を下ろすことができます。

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森飛morito15

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出典:mazex.jp

「森飛morito15」は『マゼックス』が展開する林業用運搬ドローンです。2オペレーション機構や着陸不要の自動切り離しフック、特許取得の共振防止装置を搭載しているため、効率良く作業を進められます。

自動切り離しフック付きで、着陸をすることなく荷下ろしをすることが可能。業務をスムーズに進行できます。

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FMC-01

イメージ画像出典:skybuddy.futaba.co.jp

「FMC-01」は『双葉電子工業』が展開する大型産業用ドローンです。重い荷物を運べるポテンシャルがあり、さまざまなシーンで活躍します。

2022年に行われた災害時への支援物資の運搬を想定した実験では、20kg(※)の水を運搬することに成功し、注目を集めました。

“双葉電子工業 公式HP”参照

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YMR-08

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出典:yamaha-motor.co.jp

「YMR-08」は『ヤマハモーター』が展開する産業用ドローンです。前後対称の二重反転ローターを採用しているので、安定した飛行が可能。

また初心者には難しい着陸のアシスト機能も搭載されているので、機体の破損リスクを抑えられます。

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飛助DX

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「飛助DX」は『マゼックス』が展開する農業用ドローンです。低燃費で長時間飛行させられるので、コストを軽減できます。

プロペラが大きいため薬剤が舞い上がりにくく、効率的な農薬散布が可能。また障害物レーダーも搭載されていて、障害物に衝突することもありません。

公式サイトで詳細を見る

日本製ドローンに関するFAQ

ここでは、日本製ドローンに関するよくある質問とその答えを紹介します。日本製ドローンの導入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

ドローンを製造している日本のメーカーは?

日本にはドローンを製造しているメーカーが多数あります。たとえば、マゼックスやACSL、ヤマハモーター、双葉電子工業などが有名です。

国内ドローンメーカーのドローンは性能がよいうえ、購入後のアフターフォローも充実していることから人気を集めています。

日本のドローン最大手メーカーは?

数ある日本のドローンメーカーの中でも人気なのが、ACSLや双葉電子工業ソニー、エアロセンスです。

またこれらのメーカーは個人向けのドローンはもちろん、企業向けのドローンも展開しているのが特徴。日本におけるドローンの発展を担っています。

日本製ドローンは使いやすくアフターフォローも充実

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本記事では日本製ドローンのおすすめモデルや選び方を紹介しました。日本製ドローンは使い勝手が良く、アフターフォローも充実しています。ドローンの購入を検討している方は、ぜひ日本製ドローンをチェックしてみてください。

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