兵庫県のドローン練習場5選！料金や利用上の注意もまとめてご紹介

兵庫県でドローンを飛ばすときのルール

兵庫県でドローンを飛ばせる場所を探すときは、飛行禁止区域を把握することが重要です。
国土交通省が発行する「無人航空機（ドローン、ラジコン機等）の安全な飛行のためのガイドライン」には、以下のような飛行禁止空域が定められています。

飛行禁止空域

飛行禁止
・緊急用務空域

国土交通大臣の許可が必要
・空港等の周辺
・150m以上の上空
・DID（人口集中地区）

施設管理者等の同意・都道府県公安委員会等への事前通報が必要
・空港等の周辺
・国の重要な施設等の周辺（国会議事堂、首相官邸、最高裁判所ほか）
・外国公館の周辺
・防衛関係施設の周辺
・原子力事務所の周辺

許可を取ることで、多くの場所で飛行が可能になります。
ただし、許可が下りた場所でも、「緊急用務空域」に指定された場合は飛行できません。

また、公園のようなドローンを飛ばすのに最適に思える場所も注意が必要です。
航空法のほかに、地域によっては条例が定められている場合があるからです。

兵庫県の場合はドローンに関して明確に定めた条例などはありませんが、飛行が禁止されている施設やその指定敷地等の上空でドローンの飛行を行った場合や、警察官の命令に違反した場合は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられると定められています。（参考：兵庫県警察『小型無人機等飛行禁止法関係』）
ドローンを公園で飛ばす際は、国土交通省が交付する「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」の提示を条件に公園の使用行為許可を申請する必要があります。

ドローンを飛ばす場所を探している方は、事前に規制を確認することをおすすめします。

兵庫県でドローンを飛ばせるおすすめ練習場5選

兵庫県で、ドローンを飛ばすことのできる場所を5つご紹介します。
今回ご紹介する場所は、ドローン練習場のほかに都市公園などもありますので、利用の際には利用方法などを確認するようにしましょう。

1.ATCL　DRONE（姫路市）

ATCL　DRONEは、DMS 兵庫姫路校の練習場を利用して練習できるドローン練習場。
主に卒業生限定で開放していた練習場を、一般向けにも開放したスペースとなっています。

練習場のレンタル料金はチケット制。
合計11回（1回1時間）分のチケットを販売しており、スクールの卒業生は少しお得に利用することができます。

2.フットサルアリーナ宝塚（宝塚市）

フットサルアリーナ宝塚は、フットサル場を利用して飛行練習をすることができるドローン練習場。
人工芝が敷かれているので、離着陸時の機体の損傷を防ぐことができます。

また、個人利用だけでなく、団体での貸切利用にも対応しています。

3.淡路佐野運動公園（淡路市）

淡路佐野運動公園は、兵庫県が管理している都市公園。
公園内の野球場や屋内テニス場などをドローン練習用にも貸し出ししています。

公園内は天然芝やグラウンド、屋内エリアに分かれていて、目的や天候に合わせて選べます。

主に法人や団体向けの貸切利用となっています。

4.三木総合防災公園（三木市）

三木総合防災公園は、兵庫県が管理している都市公園。
野球場や陸上競技場といった、広大な敷地にある施設をドローン練習に利用することができます。

淡路佐野運動公園と同様、法人や団体への貸切利用が主となっています。

5.SKY GROUND（加東市）

SKY GROUNDは、完全予約制の定期練習会に参加することで練習場を利用することができます。
施設内には芝生だけでなく、レース練習ができるエリアも用意されています。

一般参加は無料での見学も可能。
参加者には、機体の保険加入と登録番号の提出が求められます。

最後に

ドローンの飛行場所は法律で制限されており、飛行許可が基本的に必要です。
安全かつ法律違反することなくドローンの飛行練習をするなら、練習場を選びましょう。

兵庫県でドローンの飛行練習を行う際は、本記事を参考に練習場を選んでみてください。