セラフ榎本社、『壁面漏水調査ロボット』を開発。壁面漏水調査にかかるコスト・時間・業務量を大幅に削減を目指す
株式会社セラフ榎本(所在地:埼玉県川口市、代表取締役:榎本 修)(以下、セラフ榎本社)は、壁面の走行、ターゲットに高圧水を噴出することで漏水調査における足場仮設を必要としない『壁面漏水調査ロボット』を開発したことを発表した。 このロボットは、壁面漏水調査にかかるコスト・時間・業務量を大幅に削減することが可能になるものとしている。
目次
『壁面漏水調査ロボット』とは
左 – 操作の様子、右 – 同ロボットによる高圧水噴射の様子
壁面を走行することで足場仮設なしに調査箇所にアクセスでき、ターゲットに向けて高圧水を噴出することで漏水箇所を調査できる『壁面漏水調査ロボット』。
従来の調査手法では、足場仮設の設置から調査、足場撤去まで2~3週間かかっていたところを、早ければ1日で調査することができるとしている。
また、調査範囲が限られてしまう足場仮設での調査に比べて、壁面走行機能により広範囲を短期間で調査することが可能となるともしている。
『壁面漏水調査ロボット』の機能
・壁面を走行、屋上からの吊り下げるので落下の危険性はない
・搭載カメラによるターゲット位置の確認
・本体水噴出孔から高圧水を噴出することで散水試験を実施
・水噴出孔は首振り、上下駆動が可能
・プロペラによる姿勢制御
・足の伸縮機能により、雨樋などの障害物を避けて調査が可能
・有線による給電で持続調査可能
『壁面漏水調査ロボット』のメリット
・短期間で広範囲の壁面調査が可能、管理会社の業務量削減
・調査に余計な足場仮設の費用がかからない
・コスト・時間面で居住者への負担が少なくなる
・足場での高所作業がないため、安全に調査をすることが可能
今後段階的な壁面漏水調査の実施と同ロボットの改良がおこなわれる予定。
動画はこちら
『壁面漏水調査ロボット』の紹介動画はこちら。
なお、今回のリリース記事内の『壁面漏水調査ロボット』の画像は、全て制作段階のものとなっている。
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出典