DRONE SPORTS社、屋内リアルタイム点群測量ドローン『Rangle6』の開発をスタート。25年2月下旬からデモンストレーション実施予定
DRONE SPORTS株式会社(以下、DRONE SPORTS社)は、低価格かつ高性能な屋内リアルタイム点群測量ドローンとして『Rangle6』の開発をスタートしたことを発表した。
目次
『Rangle6』について
低価格かつ高性能な屋内リアルタイム点群測量ドローン『Rangle6』の開発をDRONE SPORTS社では開始。
2024年12月19日より、先行問合せの受付中だ。
デモンストレーションは、2025年2月下旬から実施予定で、先行問合せしたユーザーから優先的に行う予定となっている。
DRONE SPORTSは、これまで点検と調査作業に必要な機能を厳選し、安全性を最大限に考慮した国産産業用ドローン「Rangle」を自社で企画・開発、製造し提供してきた。
同社によるRangleで行ったプラント点検は100現場以上となり、現場における危険予知やドローン操作、機体メンテナンスなどの技術的なサポート、報告書作成などが行われている。
『Rangle6』の概要
今回、新たに開発中の『Rangle6』は、「屋内リアルタイム点群測量(屋内3Dスキャン)に必要な性能を満たしかつ小型化を図ること」を最優先に設計されている。
機体サイズは400φ程度を想定しており、非GPS環境下の狭所空間にも対応するとのことだ。
動画はこちら
現在、『Rangle6』の紹介動画が公開中。
『Rangle6』のメリット
1台で多用途に対応する従来機種は、さまざまなセンサー類を搭載することなどから価格が高くなりがちだ。
それに対して、Rangle6は屋内リアルタイム点群測量に用途を特化することで、可能な限りコストダウンを図りながら開発を進めていく。
また、LiDAR搭載機となるRangle6は、将来的には3次元的に周辺環境をマッピングして自己位置推定しながら飛行し、非GPS環境下での自律飛行も目指している。
今後は、2025年2月下旬よりテスト運用を実施し、2025年6月頃の実運用およびサービス提供開始を目指していく予定となっている。
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出典