
NEDO、デジタルライフラインの先行実装に向けた整備加速事業が始動。アーリーハーベストプロジェクト4領域に関わる8件のテーマを採択
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、「デジタルライフライン整備事業」(以下、本事業)で、8件のテーマを採択した。 本事業では、前身事業となる「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業/デジタルライフラインの先行実装に資する基盤に関する研究開発」の成果を踏まえ、デジタルインフラの社会実装を早期に具体化し、実感し得るデジタルの恩恵をいち早く提供することを目指す「アーリーハーベストプロジェクト」に基づいた取り組みを実施。 加えて、デジタル技術を社会実装して開発が促進されることや、持続的なサービス提供が行われることなども目指すとしている。
目次
「デジタルライフライン整備事業」での8件のテーマ採択について
現在、人手不足に伴う人流クライシス・物流クライシスや激甚化する災害への対応は待ったなしの状態である。
人口減少が進む中で、将来にわたって安心して暮らし続けられる地域生活圏を形成していくために、現実世界のデジタル化によって人手に頼らなくても必要なサービスが行き渡る仕組みを、平時・有時の区別なく利用可能な「デジタルライフライン」として整備することが望まれている。
そこで、本事業では、このような状況を踏まえ策定された「デジタルライフライン全国総合整備計画」において先行的取り組みとして位置付けている「アーリーハーベストプロジェクト」に基づき、下記4つの各領域を社会実装するために必要なシステムについて、独立行政法人情報処理推進機構のデジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)と密に連携しながら、データ連携システムの開発・拡張などが行われる。
「アーリーハーベストプロジェクト」の4領域
1)ドローン航路
2)インフラ管理DX
3)自動運転サービス支援道
4)奥能登版デジタルライフライン
実施内容
このたび採択されたテーマでは、以下を実施する。
研究開発項目(1)A-1~3
ドローン航路の開発
研究開発項目(1)A-4
ドローン航路の実証
研究開発項目(1)B
インフラ管理DXの開発・実証
研究開発項目(1)C-1
自動運転サービス支援道の開発(一般道)
研究開発項目(1)C-2
自動運転サービス支援道の開発(高速道)
研究開発項目(1)D
奥能登版デジタルライフライン
研究開発項目(1)E
デジタルライフライン整備の推進に係る調査及びプロジェクトマネジメントオフィス業務
研究開発項目(2)F
ODS-RAMセマンティクスレイヤ
事業概要
事業名
デジタルライフライン整備事業
予算
53億円(2025年度)
期間
2025年度(予定)
採択テーマ
実施予定先と採択テーマの詳細は、以下の実施予定先一覧と事業概要資料を参照。
(別紙1)実施予定先一覧
(別紙2)事業概要資料
※上記「別紙1」および「別紙2」については、いずれもこちらを参照のこと。
実施方針
掲載先 – デジタルライフライン整備事業
https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100332.html
ーーーーーー
出典