
AI搭載ドローンとは?機能や活用事例を紹介
ドローンの中にはAI(人口知能)を搭載したタイプのものもあり、娯楽目的はもちろん、ビジネスシーンなどさまざまな活用方法ができます。本記事では、AI搭載ドローンの活用事例や具体的な機能について紹介します。
目次
AI搭載ドローンとは
「AI(Artificial Intelligence)」については明確な定義があるわけではありませんが、一般的に「人工知能」という意味合いで用いられることが多いです。
AI搭載のドローンとは、人口知能を活用した「自律航行」や「画像認識」などの機能を兼ね備えたドローンの相性で、機械学習機能を活かしてさまざまな用途に活用されています。AI自体が多彩な分野での活用が進んでおり、AI搭載のドローンもビジネスや産業での利用が広まりつつあります。
AI搭載ドローンの機能
AI搭載ドローンの具体的な機能としては、以下の項目が挙げられます。
・画像解析
・自律航行
上記について、機能自体については知っている方も多いかもしれません。これらの仕組みは、AIが搭載されていることで使用可能となっています。
画像解析
カメラ付きドローンで捉えた画像を、AI技術によりさまざまな観点で解析できます。例えば災害時のエリアモニタリングで周囲の災害状況を確認したり、検査対象の建造物の劣化状況を確認したりといったことが可能です。
自律航行
AI搭載の一部のドローンでは、カメラの画像解析技術を用いて周囲状況を自動で確認しながら自動操縦を行う「自立航行」が可能です。
AIの解析技術で障害となる物体を検知して自動回避するほか、事前に設定したルートで飛行することはもちろん、飛行経路を自動で設定して自律航行する機能も登場しています。
AI搭載ドローンの活用事例6選
ここからは、AI搭載ドローンの活用事例を具体的に紹介していきます。
- 農業における業務効率化の実現
- 山間部での遭難者・有害動物の発見
- 災害時のエリアモニタリング
- 警備サービスへの活用
- 医薬品配送サービスへの活用
- ドローン計測による3D都市モデリングデータの活用
1. 農業における業務効率化の実現
農業では、AI機能のほかにノズルやタンクを搭載したドローンが、育成中の作物の上空から肥料や農薬を散布することで業務効率化を実現しています。また、カメラ機能等で作物を撮影し、生育状況のデータを収集することも可能。
その他播種や、受粉、農産物の運搬など、自律飛行によりさまざまな業務をドローンが担っています。
※“農林水産省 公式HP” 参照
2. 山間部での遭難者・有害動物の発見
ドローンは小回りが効くため、山岳部での遭難者や有害動物の発見にも活用されています。遭難者の捜索では赤外線カメラや光学カメラで撮影した画像を解析することで被災者の発見に貢献(※)。
さらに夜間帯に赤外線カメラ付きのドローンを飛行させることで、撮影データをもとに害獣や有害動物の個体数、位置情報などの自動解析も行われています。
3. 災害時のエリアモニタリング
災害時のエリアモニタリングでは、防災ドローンの自律航行システムを用いることで、災害発生エリアの被災状況の把握に役立てています。
比較的準備に時間がかからないドローンの活用により、いち早く被災状況の情報を関係先に配信することで、行政機関やインフラ事業者等の対応業務を高度化。AIによる映像解析はもちろん、物資搬送にも活用されています。
4. 警備サービスへの活用
AI搭載のドローンを用いて、自律飛行で警備を行うサービスもあります。特定の施設内や敷地で、センサーにより不審者の出現や異常事態が起こっていないかどうかを監視。異常を感知した際には、トラブルが発生した現場にドローンが駆けつけます。
ドローンだけでは不審者を直接捕まえることは難しいのが現状です。しかし、車のナンバーや不審者の姿をカメラに捉えることで、犯人や証拠の特定に役立てられています。
5. 医薬品配送サービスへの活用
物流ドローンの中でも、医薬品配送サービスへの活用は注目されている分野の1つです。医療品の配送では、緊急時に迅速に医療品を届けるために、ビッグデータとAIの活用や、物流網の構築が進められています。
また、オンライン診療やオンライン服薬指導との連携による医薬品の配達事例にも要注目です。
6. ドローン計測による3D都市モデリングデータの活用
ドローン計測の技術を活かした、3D都市モデルの整備やオープンデータ化も注目の事例の1つです。3D都市モデリングデータを活用した物流ドローンの飛行シミュレーションや、測量データを活用した地図データの更新頻度の向上などが期待されています。
※“PRTIMES 公式HP” 参照
AI搭載ドローンはさまざまな用途に活用可能!
AI搭載ドローンの機能や、主な活用事例について紹介しました。AI搭載ドローンには自律航行や画像解析の技術があり、さまざまな用途に活用できます。デジタル技術の研究が進む中、今後もさらに用途の広まりが期待できるでしょう。