ドローンでのバードストライクを避けるためには?予防策を解説
ドローンを操縦する際、鳥との衝突事故が発生するバードストライクは避けたいところ。バードストライクが発生することにより、場合によっては墜落事故にもつながりやすくなります。本記事では、ドローンでのバードストライク対策について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
鳥と衝突するバードストライクの危険性
バードストライクの代表的な事故と言えば、飛行機のエンジンに鳥が吸い込まれるケースを思い浮かべるでしょう。ドローンにおいても例外ではなく、飛行中の衝突事故のリスクがあります。
鳥によっては縄張り意識が高い種類もいるので、ドローンに対して接近することは珍しくありません。衝突時の落下地点によっては人やものにぶつかる可能性もあるので、飛行時の空の環境には注意が必要です。
ドローンでのバードストライクを避ける方法
では、ドローンでのバードストライクを防止するためには、どのような対策が必要なのか気になるところ!ここからは、ドローンでのバードストライクを避ける方法を紹介します。
周辺空域の確認
ドローンでのバードストライクを回避する方法としては、事前に周辺空域を確認することが重要です。周辺の空を確認し、鳥の群れがいないか確認しましょう。
さらに空のみならず、周辺の木々にも注目するのがポイント!鳥が木の陰に隠れている可能性もあるため、油断できません。風や音などちょっとした衝撃でも警戒する鳥はいるので、不意打ちで飛び出してくると回避するのが難しいでしょう。
空域や木々周辺に鳥が大量にいないか確認し、ドローンを飛ばしましょう。
急上昇による飛行回避
万が一ドローンに鳥が接近してきた場合は、急上昇により飛行回避がおすすめです。鳥は下降飛行を得意としていますが、上昇飛行は苦手です。そのため鳥が接近してきた場合は、急上昇を試みることで衝突事故を回避できる可能性があります。
ドローンのローターの回転数を上げれば安定的に上昇飛行が可能になるので、ぜひ試してみてください。
低い高度でドローン飛行
バードストライクの対策には、低い高度での飛行も有効です。高い場所の場合は鳥との衝突リスクが高いですが、頭上でドローンを飛ばす際はバードストライクの危険性は低くなります。
目線の高さであれば鳥もドローンや人に近づくことは少ないので、目の届く範囲で操縦しましょう。
鳥が現れた際に飛行を中止する
最初は鳥がいなかったものの、途中から現れるかもしれません。途中で鳥の群れやドローンを狙ってくる鳥が現れた場合は、飛行を止めて様子を見ましょう。
もし時間が経過しても鳥がいなくならない場合は、ドローンの飛行を中止するか、ほかのエリアに移動しドローンを飛ばしてみてください。
鳥がいる場所を選ばない
バードストライクのリスクを下げるには、最初から鳥がいる場所を選ばないのがベスト!頻繁に鳥の群れが現れるスポットは、衝突リスクが高くドローンの飛行には好ましくないです。
より安全にドローンを飛行するためにも、鳥が少ないエリアを選びましょう。
鳥がいないエリアでドローンを安全に飛ばそう
本記事では、ドローンでのバードストライク対策について解説しました。ドローンを飛ばす際は、建物や木々への衝突はもちろんのこと、鳥との衝突事故にも注意しなければなりません。バードストライクが発生してしまうと、ドローンの落下によって車両や人などへの衝突の二次被害の可能性もあります。
バードストライクの危険性を下げるためには、鳥がいない場所でドローンを飛ばすのが望ましいです。上空の状況を把握した上で、安全にドローンを飛ばしましょう。