ドローンデモ飛行見学にシミュレーション体験!ドローンを研究で運用している研究室のある東京工芸大学のオープンキャンパスを見てきた!
2024年度から、ドローン関連の国家技能資格となる「一等無人航空機操縦士」「二等無人航空機操縦士」の取得を履修単位として認定した東京工芸大学。 そんな新しい取り組みを始めた同大学のオープンキャンパスが、7月13日に行われました。 ドローンへの取り組みを行っている事もあり、オープンキャンパスでは、ドローンのデモ飛行見学やドローンのシミュレーション体験、ドローンによる写真測量の解析データの閲覧などが行われました。 DroneGuideでは、このオープンキャンパスの様子を取材してきました。
目次
ドローンのデモ飛行見学
キャンパス内体育館で行われていたのは、ドローンのデモ飛行の見学会。
二等無人航空機操縦士の国家資格を取得した学生によるドローンを操縦する様子を見学できました。
会場となった体育館への入り口
実演でも使用された東京工芸大学が所有しているドローン
ドローンの操縦をする学生たち
この日だけでも4回目の実演とのことですが、学生たちは操縦前のチェックも欠かさず、操縦を誤ることもなく安定感のある実演を披露していた。
SfM体験・ドローン操縦シミュレーション体験
講堂内にある別会場では、ドローンを用いて自動車を多視点撮影した画像から3D構築されたフォトグラメトリのSfM体験ができた他、ドローンを実際に操縦する際に使用する送信機を利用したシミュレーション体験も行われていた。
今年度から新しくシミュレータとSfMのソフトウェアが用意されたというこのPC演習室には、88台のパソコンが設置されている。
その全てのパソコンに、ドローンのシミュレーター用ソフトとフォトグラメトリ用ソフトが完備されているとのことなので、学生たちが広くドローンについて学習できる環境が整えられていることがうかがえる。
この整った環境で行われた体験会では、参加者たちは多視点から撮影されたフォトグラメトリを興味深そうに見ている様子や、ドローンのシミュレーションを楽しんでいる様子が確認できた。
教授や研究室の学生たちへのインタビューも
別記事では、同大学教授の内田孝幸 先生や研究室の学生からお話を聞いています。
そちらの記事も併せてご覧ください。