ドローンは公園で飛ばせる?法律や無許可で飛行可能な場所を紹介
ドローンの公園での飛行について解説。公園以外の無許可で飛行可能な場所や航空法、ドローンを飛ばせる場所が確認できるツールについても紹介します。ドローンの飛行場所を探している方に役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ドローンを公園で飛ばす際は確認が必要
公園でのドローン飛行はNGの場所が多く、禁止の表示がない場所でも公園の管理者や管理事務所に電話をして、確認を行う必要があります。ドローン飛行は墜落や何らかの危険を人に及ぼす可能性があるため飛行は慎重に行いましょう。
公園以外の無許可でドローンを飛ばせる場所
公園以外の無許可でドローンを飛ばせる場所は以下の4つです。
- 河川敷
- 自分で保有する土地
- 屋内
- ドローン練習場
それぞれについて解説します。
河川敷
河川敷は基本的に無許可でドローンを飛ばすことが可能です。ただし河川管理者がドローン飛行を禁止している場合や人口集中地区である場合などは河川敷であっても飛行禁止区域になります。
自分で保有する土地
自分で保有する土地であり飛行禁止区域ではない区域はドローンの飛行が可能です。
屋内
飛行が許可された広い屋内であればドローンの飛行が可能です。
ドローン練習場
安全に飛行できる場所としてドローン練習場やドローンスクールがあります。初心者はドローン練習場から始めるのがおすすめです。
ドローンの飛行が禁止されている場所
国土交通大臣の許可を得ないと飛行が禁止されている以下の場所について解説します。
- 150m以上の高さの上空
- 空港周辺の空域
- 人口集中地区の上空
150m以上の高さの上空
地表または水面から150m以上の高さの空域は、航空法(航空機が飛行可能な最も低い高度が150mと定められている)ことから禁止されています。また災害時に利用する可能性がある緊急用務空域は150m以下でも飛行禁止です(※)。
※”国土交通省公式HP”参照
空港周辺の空域
空港やヘリポート等の周辺空域ではドローン操縦が禁止されています。規制空域は空港までの距離によって異なり確認しにくいため、空港やヘリポート等のある地域でのドローン操縦は控えましょう。
人口集中地区の上空
人口集中地区は5年毎に実施される国勢調査の結果から一定の基準により設定される地域です(※)。飛行させたい地域が該当していないか調べる際は以下のリンクを参考にしてみてください。
※”国土交通省公式HP”参照
航空法で定められている飛行方法
航空法でドローンの飛行方法が定められており、順守すべき内容は以下の通りです。
- 飛行前確認を行う
- 薬物やアルコールの影響下で飛行しない
- 夜間に飛行させない
- 他人やほかの無人空港機などとの衝突を予防する
- 目視範囲内で飛行する
- 物件や自動車、第三者から30m以上の距離を保って飛行させる
- 人が集まる催しの上空では飛行しない
- 引火性液体や高圧ガスなどの危険物をドローンで輸送しない
- ドローンから物を投下しない
詳しくは以下のリンクより確認してみてください。
100g以下のドローンも同様の飛行基準で考えるべき
航空法の規制対象となるのは、総重量が100g以上のドローンです。100g未満のドローンなら航空法の規制対象外ですが、条例やその他の法律に触れてしまう場合があるため、100g以上のものと同様に飛行基準を守るよう心がけましょう。
ドローンを飛ばせる場所を確認するならSORAPASS(ソラパス)がおすすめ
『SORAPASS』は法令等で定められる飛行禁止エリア(空港周辺や人口密集地等)に加え、石油コンビナートなどの飛行危険エリアの情報を地図上に無料で表示するドローン専用のWEBサービス。有料でドローンの飛行に役立つ天気情報も閲覧することが可能です。
利用するためにはアカウント登録が必要であるため、以下のリンクより登録してみてください。
公園でのドローンの飛行は慎重に行おう
基本的にドローンの飛行が禁止されている公園が多く、他に飛行させることができる場所があるなら避けた方がいいでしょう。航空法をはじめさまざまな法律が関わるため、河川敷や練習場といった無許可で飛行可能な場所がおすすめです。
ドローンの飛行場所を探している方は、この記事を参考に法律やスポットを確認してみてください。