ドローンの始め方とは?操縦するまでの手順や注意点についても解説
ドローンの始め方について紹介します。ドローン初心者の方向けに、手順や注意するポイントも解説します。ドローンの操縦には、法律の知識や操縦技術が必要です。飛ばせる場所に規定があるので事前に把握しておきましょう。始める際に役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ドローンの始め方とは?
- ドローンに関する法律や規則を理解する
ドローンを飛ばすにあたって、事前にドローンに関する法律や規則を理解する必要があります。ドローンに関する法律は以下の通りです。
・航空法 ※1
・小型無人機等飛行禁止法 ※2
・民法
・道路交通法
・電波法 ※3
・都道府県や市町村条例
ドローンを飛ばすためには、これからの法律を十分に理解する必要があります。まず最初に知っておくべき法律は、航空法と小型無人機等飛行禁止法についてです。
航空法第十一章に「無人飛行機を使ったルール」について記載されてます。小型無人飛行機禁止法は、警察庁が定めている規則になります。国土交通省の公式HPと併せて警察庁のHPも確認しておきましょう。
※1 “国土交通省 公式HP”参照
※2 “警察庁 公式HP”参照
※3 “総務省電波利用 公式HP”参照
- ドローンの資格・免許の取得
ドローンを操縦するには、免許の取得が必要な場合があります。必ず要るわけではありませんが、免許を取得しておくと以下のようなメリットがあります。
・ドローンに関する法律の知識や操縦技術を証明できる
・ドローン飛行に事前申請が必要な場合、承諾を得やすい
・規制区域ても申請せずにドローンを飛ばせる場所か増える
免許を取得しておくと、申請をせずにドローンを飛ばせる場所が増えるのでおすすめです。
- ドローンを購入する
ドローンに関する法律や規則を理解し、免許を取得した後にドローンを購入しましょう。ドローンにはさまざまな種類があります。自分の利用用途に合わせて、適切なタイプを選ぶことが重要です。
購入する際にかかる費用を抑えたい方は、ドローンのレンタルも可能です。購入よりも安く利用できるのでおすすめです。
- ドローン機体登録をする
ドローンを入手した後に必要なのは、機体登録です。機体とバッテリーの合計100g以上の場合、機体登録が必要になります(※)。
また、「機体認証」という用語と混同しがちなので、注意しましょう。必ずしも行わなくてよいものですが、規定のドローン機体機体登録は必須なので、飛ばす前に済ませておきましょう。
※“国土交通省 公式HP“参照
- ドローンを操縦する
法律や免許の取得、機体登録などの準備を終えたら、実際にドローンを操縦します。まずはシミュレーターで試しに練習してみることも可能です。
初めてドローンを飛ばす方は、扱いやすいトイドローンを使用することをおすすめします。屋外の練習場で練習することができます。
1人でドローンを操作するのが不安な方は、初心者向け講習会もあるので、参加してみましょう。まとまった時間を確保できない方は、ドローンスクールに通うことをおすすめします。免許の取得から操作練習まで一気通貫して、ドローンの操作に必要な知識や技術を習得できるためです。ぜひスクールへ通うことを検討してみてください。
ドローンの選び方
目的や使用用途に合ったドローンを選ぶ
ドローンの種類やドローンを使用する目的はさまざまです。自分の目的に合ったドローンを選ぶようにしましょう。
一般的にドローンが使用される用途は以下の通りです。
・趣味で使用する
・空撮
・農薬散布
・建設現場での測量や点検
・警備
・ドローンレース
このようにドローンを使用する目的は、趣味、業務用や競技用など幅広いです。自分の用途に合う種類のドローンを使用しましょう。
- 空撮ドローン
空撮ドローンは主に撮影目的で利用されるドローンです。撮影のためのカメラが搭載されているモデルになります。
- 産業ドローン
農薬散布や点検や測量など、農業や建設現場での業務に用いられるドローンになります。
操縦する際には、事前に申請手続きが必要な場合があり、農薬の散布などが挙げられます。許可なくドローンで農薬を散布した場合、罰則を課せられてしまうリスクがあるので注意が必要です。
- トイドローン
トイドローンは100g 未満のモデルのドローンです。数あるドローンの中でも、扱いやすいのが特徴です。
操作に慣れない初心者の方は、まずトイドローンから使ってみるのがおすすめです。
- 競技用ドローン
ドローンレースで使われるタイプのドローンです。ドローンレースとは、ドローンを操作して指定されたコースを飛行してタイムを競う競技です。FPVのドローン視点での操作が楽しめる機能が搭載されています。
- 水中ドローン
水中での撮影ができるタイプのドローンです。一般的には、有線で繋がれた状態のまま操縦でき、水中映像を見ながらの操作も可能。海洋土木の点検作業に用いられるなど、産業のドローンとしても使用されることが増えています。
ドローンの購入方法について
- 家電量販店
家電量販店での購入が可能です。紹介したさまざまなタイプのドローンを取り扱っています。実際に手に取って、見ることができるのでおすすめです。
近隣に家電量販店がある方は、足を運んでみてください。
- オンラインショップ
オンラインでの購入もおすすめです。家電量販店や専門店では取り扱っていないタイプのドローンを見つけられることもあります。購入時の値段も比較できるので、ぜひ確認してみてください。
- 専門店
ドローンを専門に取り扱っているお店があります。豊富な知識を持ち合わせた店舗スタッフの方から直接説明してもらえたり、分からないことを聞けるのでおすすめです。
- ドローンスクール
ドローンスクールでもドローンを購入することが可能です。その他にもドローンに関する法律の知識や操作技術を身に付けられるなど、さまざまなメリットがあるのもポイント。これからドローンを始める方におすすめです。
ドローンを始める際に注意すべきポイントとは?
ドローンを始める際に注意すべきポイントについて紹介します。事前に守るべき法律や規則について理解することが必要です。
事前申請が要るエリアが存在します。その場合、免許を取得し申請をせずに行ってしまうと罰則をかけられるので注意が必要です。免許を取得している場合、申請が不要になり自由に飛ばせる場所が多くなります。
ドローンを始める際には、ドローンスクールへ通うこともおすすめです。免許の取得や操作の練習ができるため、初心者の方はぜひ、利用してみてください。
法律を守ってドローン操縦を始めよう
ドローンの始め方や手順についての紹介や注意点についても解説しました。ドローンを飛行させるにはドローンライセンスが必要になります。実際にドローンを飛ばして操縦する前に、法律や規則について十分に理解して規定を守りましょう。本記事を参考にぜひ、ドローン飛行を始めてみてください。