ドローンポートとは?利用するメリットやおすすめのメーカーも紹介!

ドローンを飛行させる上で、知っておくべきなのがドローンポートです。ドローンと併せてドローンポートを利用すると、ドローンの利便性が上昇します。本記事では、ドローンポートについて詳しく解説するので、ドローンを利用している方はぜひ参考にしてみてください。

ドローンポートとは?

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

ドローンポートとはドローンの発着場所のことです。ドローンは本来であれば、好きな場所から飛行させ、好きな場所に着地させることができます。しかし、着地する際の目標がなく、操作がしづらくなるケースも少なくありません。

ドローンポートを利用すれば、狙った場所に着地しやすくなります。あえてドローンポートを設けることで、様々な現場でドローンが活用しやすくなっているといえるでしょう。

 

ドローンポートを利用するメリット

イメージ画像

出典:pixta.jp

ドローンポートを利用するメリットは、以下の5つです。

  • 着陸がしやすくなる
  • 着陸する際の障害がなくなる
  • 運用する際の人手が少なくて済む
  • ドローンの様子を監視しやすくなる
  • 自動的に充電ができる

それぞれ詳しく解説します。

 

着陸がしやすくなる

ドローンポートを利用すれば、着陸場所が固定されます。そのため、どこに着陸するべきか迷う心配がありません。

ドローンポートがなければ、様々な観点から適切な着陸場所を常に探す必要があります。その手間がかからないのは、ドローンポートを利用するメリットといえるでしょう。

 

着陸する際の障害がなくなる

ドローンポートは障害の少ない安全な場所に設置されることが多いです。安全だと思う場所に着陸しようとしても、風や見えなかった障害物によって着陸できないケースは少なくありません。

ドローンポートを利用すれば、比較的安全に着陸ができるため、ドローンが破損するリスクを下げることが可能です。

 

運用する際の人手が少なくて済む

ドローンポートを設置すれば、ドローンの管理がしやすくなります。効率的にドローンの管理ができるようになれば、運用にかかる人手も少なくて済むでしょう。人件費の削減にもドローンポートは効果的です。

 

ドローンの様子を監視しやすくなる

ドローンポートを設置すれば、常に決まったポートからポートにドローンが移動するようになります。そのため、ドローンがどのようにして飛行しているのかを管理しやすくなる点がメリットです。

ドローンは操縦者によって軌道が変わったり、飛行場所が異なったりします。常に異なるルートを飛行していたのでは、監視は難しいでしょう。そういった懸念がないのは、ドローンポートを利用するメリットの1つです。

 

自動的に充電ができる

ドローンポートには充電機能が設けられているものもあります。ドローンポートに着地すれば、自動的に充電が行われるため、ドローンを使う際に充電がないという事態にはなりづらいです。

充電を行う手間を削減できるのも、ドローンポートのメリットといえるでしょう。

 

ドローンポートは物流の現場で導入されている

イメージ画像

出典:pixta.jp

ドローンポートは様々な現場で活用されていますが、中でも物流現場での導入に注目が集まっています。決まった場所から決まった場所にドローンを飛行させることのできるドローンポートは、貨物の輸送がしやすくなる点がメリットです。

まだ導入事例は少ないですが、今後はさらにドローンポートの導入が増えていくと考えられるでしょう。

 

ドローンポートの販売メーカー

イメージ画像

出典:pixta.jp

ドローンポートは、以下のメーカーから販売されています。

  • VFR
  • iPROS

それぞれ詳しく解説します。

 

VFR

VFRは日本のドローンポートメーカーです。2次元バーコードを用いた着陸に対応しているドローンポートを販売しており、自動充電システムによって着陸位置がずれたとしても、ドローンを中央に動かして充電を行うことができます。

全天候に対応しているシェルターが設けられているのも、VFRのドローンポートの特徴です。

 

iPROS

iPROSでは、物流用の固定用ドローンポートだけではなく、災害時に利用できる可搬式ドローンポートを販売しているのが特徴です。様々な用途で利用できるドローンポートを販売しているため、ドローンポートを使ってビジネスをしようと考えている方は、一度チェックしておくべきメーカーといえるでしょう。

 

ドローンポートは人件費の削減に繋がる

イメージ画像

出典:pixta.jp

ドローンポートを活用すると、ドローン飛行における人件費の削減に繋がります。ドローンを導入しているものの、人件費の増加が気になっているという方は、ぜひドローンポートを利用してみてください。

関連記事

Prodrone社、農業用ドローンヘリ『Tasketto(たすけっと)』の発売開始。キリックスグループからの出資と同機の独占販売契約を締結

株式会社Prodrone(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:戸谷 俊介)(以下、Prodrone社)は、開発した農業用ドローンヘリ『田助人(Tasketto)』について、キリックスグループの中核会社であるキリックスリース株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役会長兼社長:山口 茂樹)(以下、キリックスリース社)が独占販売権を取得し、2025年6月3日より販売開始することを発表した。 あわせてProdrone社は、キリックスグループへの第三者割当増資を実施したことも発表した。

  tera

Prodrone社、国内初の第一種型式認証を目指す大型ドローン『PD6B-CAT3型』を発表

株式会社Prodrone(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:戸谷 俊介)(以下、Prodrone社)は、「Japan Drone 2025(会場:幕張メッセ、千葉県千葉市)」の会場にて、第一種型式認証の取得を目指す大型ドローン『Prodrone式PD6B-CAT3型』(以下、本機体)の初一般公開をした。 あわせて、これまで非公開としていた型式認証申請の進捗状況や現在実施中の試験内容についても発表した。

  tera

KDDIスマートドローン社、次世代AIドローンの可能性を広げる自動充電ポート『Skydio Dock for X10』の注文受付を開始

KDDIスマートドローン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:博野 雅文)(以下、KDDIスマートドローン社)は、Skydio, Inc.(以下、Skydio社)のAIドローン『Skydio X10』に対応した自動充電ポート付きドローン『Skydio Dock for X10』の注文受付を開始した。

  Fuji

ユニック社、クローラー駆動移動・作業ロボットの新シリーズ『ユニ・E』シリーズを販売開始

株式会社ユニック(代表取締役:竹内 幹夫)(以下、ユニック社)は、クローラー駆動移動・作業ロボットの新シリーズとして、『『ユニ・E』シリーズを2025年5月28日より販売開始した。 この『ユニ・Eシリーズ』は、クローラー […]

  tera

ユニック社、映像を見ながら遠隔操作できる電動ラジコン草刈り機『UNiMOWRS-Model S』を発売

株式会社ユニック(代表取締役:竹内 幹夫)(以下、ユニック社)は、カメラ映像を見ながら最大約300m離れた場所から直感的に操作できる、オール電動ラジコン草刈り機『UNiMOWRS-Model S(ユニモワーズ・モデルエス)』を2025年5月28日より販売開始した。

  tera