ドローン市場の日本と世界の市場規模について解説!活用事例や世界的なメーカーも紹介

ドローンの世界的に有名なメーカーや市場規模、事業の現状を解説します。市場規模が広がり続けているドローン業界の現状を知ることで、事業への導入を検討してみてください。世界各国から注目されているドローンについて、本記事を通して学んでみましょう。

ドローンの市場規模と今後の予測

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はじめに、日本と海外のドローン市場規模と今後の予測について紹介します。日々拡大し続けているドローン市場規模を学んで、事業へのドローン導入を検討してみてください。

 

日本のドローン市場規模と今後の予測

株式会社インプレス『ドローンビジネス調査報告書2024』によると、2023年度の日本のドローン市場規模は約3,854億円と公表されています。

この数字は、2022年度と比較すると743億円も増加しており、2024年度には約4,686億円、2028年度には約9,054億円に到達するだろうと推測(※)。今後も日本のドローン市場規模から目が離せません。

 

※“インプレス総合研究所 公式HP”参照

 

世界のドローン市場規模と今後の予測

株式会社グローバルインフォメーション『ドローンサービス市場:機能、用途、エンドユーザー別- 世界予測2023-2030年』によると、2023年度の世界のドローン市場規模は約194万米ドルと発表。さらに、2031年度には約1,367億米ドルに到達するだろうと推測されています。

 

※“株式会社グローバルインフォメーション 公式HP”参照

 

ドローン業界の現状

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日々市場規模が拡大しているドローン業界ですが、実用にあたってさまざまな課題点を抱えているのが現状です。ここからは、ドローン業界の現状と今後について紹介します。

 

2022年からレベル4飛行が可能になった

2022年12月にレベル4飛行が可能になり、有人地帯での目視外飛行をおこなえるようになりました。物流業界や建築業界など、不特定多数の往来が見受けられやすい業界での活躍が見込まれています。

 

しかし、墜落や落下、故障などのトラブルが発生した際に機体回収に時間がかかる、大事故になり怪我人が出るかもしれない、という可能性を考慮すると、完全な自立飛行は難しいでしょう。

 

ドローン操縦者の教育が求められている

今やさまざまな業界で導入されているドローンですが、毎回専門の業者に依頼すると金額もかかるので、直接的なコスト削減には繋がりません。そこで、ドローン導入を検討している業界や企業では、ドローン操縦者の教育が必要とされています。

 

自社にドローン操縦者が複数人いれば、業務効率化やコスト削減に大きく貢献できるでしょう。

 

ドローン事業の活用事例

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ここからは、ドローン事業の活用事例を紹介します。世界中から注目されているドローンですが、どのような分野で活躍しているのでしょうか?これから導入を検討している方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。

 

インフラ設備の点検

高架橋やビル、トンネルなど人手では点検が難しい場所でも、ドローンを使用すれば手軽に短時間で点検が可能になります。赤外線カメラを搭載すれば、インフラ設備の微量な温度の変化にも気付けるので、目視では見つけづらいトラブルを未然に防ぎやすいのが特徴です。

 

農薬散布

農薬や肥料散布、生育状況管理など、高齢化が進行している農業でもドローンが活用されています。コントローラーで手軽に操作できるので、人手よりも遥かに短時間で正確に生育状況を把握できるのが特徴です。

 

物流

運搬にかかる人員や時間削減のために、物流業界でもドローンは大きな役割を担っています。大型トラックに比べて維持費も削減しながら、効率よく配送できるのが特徴です。また、目視外飛行によって、渋滞や交通状況に関係なく短時間で配送できる未来も遠くないだろう、と期待されています。

 

防犯

赤外線カメラを搭載した防犯用ドローンを活用して、敷地内に侵入した不審者や車を追跡できます。服装やナンバープレートをしっかり撮影することで、素早く犯人を特定します。やすいのが特徴です。従来の防犯カメラでは視野が届かない場所でも、自由に移動しながら監視できるのも強み。

防災

災害に備えた点検、災害時の被害状況の調査にもドローンが活用されています。ドローンはヘリコプターよりも準備に時間がかからず、小回りがよいため、空中での被害確認や情報収集に役立つためです。

災害時は何よりも早い段階で被害状況を把握することが大切。ドローンを活用で状況を迅速に九人することで、災害対応計画の策定も早くなり、被災者の発見や医療処置などに大きく貢献します。

土木・建築分野

ドローンは、土木や建築分野の測量作業でも活用されています。例えば、人の立ち入りが危険な場所の確認、三角測量が難しい場所などに、ドローンを活用して測量する方法があります。

運用コストが安く、人間では立ち入りが難しい場所でも、空から自由に出入りできるのが特徴。山岳や森林などの場所でも素早く測量を進行できます。

ドローンで測量する方法には、写真測量やレーザー測量といった複数の方法があり、人力で測量を行うときよりも作業時間を短縮できるため、人件費の削減にもつながります。

世界的に有名なドローンメーカー

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ここからは、世界的に有名なドローンメーカーを紹介します。メーカーによって特徴や構造が異なるので、各メーカーのシェア率と一緒に違いを学びましょう。

 

DJI

中国深センにあるドローン製造メーカー『DJI』は、世界76%以上(※)のシェア率で、民生用ドローンをはじめとした関連機器を取り扱っています。空撮や点検、測量、農業に優れた機種を多く販売していて、リーズナブルな価格のドローンが多いのが特徴です。

 

DRONE INDUSTRY INSIGHTS 公式HP”参照

Parrot

続いて紹介するのは、フランスにあるデザイン性に優れたドローンメーカー『Parrot』です。民間ドローン「AR.Drone」の販売開始後、瞬く間に知名度が向上したドローンメーカーとしても知られています。ハイエンドドローンの製造に力を入れており、プロの方が多く愛用しているのが特徴です。

3DRobotics

続いて紹介するのは、アメリカにある民間ドローン製造メーカー『3DRobotics』です。ドローンメーカーの先駆けとして「3DR」の名称で、多くの消費者から認知されていました。開発販売と並行してドローン用DIYのコミュニティサイトも運営していましたが、ソフトウェア開発事業に注力していることから、現在はドローン事業から撤退済みです。

 

ドローンは世界各国から注目されている

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ドローンの市場規模や今後の予測、事業の現状、世界的に有名なメーカーについて解説しました。今後も市場規模が広がり続けると期待されているドローン。活用事例や現状を学んで、ぜひ事業へのドローン導入を検討してみてください。

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