ドローンのバッテリーの寿命は?処分方法も解説!

ドローンのバッテリーには主に2種類あり、それぞれ特徴が異なります。ドローンのバッテリーを購入する際は、種類による違いについて理解しておきましょう。本記事では、ドローンのバッテリーの寿命や処分方法についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ドローンのバッテリーには2種類ある

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

ドローンのバッテリーには以下の2種類があります。

 

  • リチウムイオンバッテリー
  • リポバッテリー

 

それぞれ詳しく解説します。

 

リチウムイオンバッテリー

リチウムイオンバッテリーは汎用性が高いバッテリーです。ドローン以外にもスマートフォンやパソコンなどにも用いられています。ドローンにも用いられていますが、後述するリポバッテリーと比べると採用率は高くありません。

 

リポバッテリー

リポバッテリーはリチウムイオンバッテリーの一種です。基本的な特徴は一般的なリチウムイオンバッテリーと変わらないのですが、リポバッテリーの方が安全性が高く運用しやすいという特徴があります。

 

ドローンのバッテリーの種類による違い

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

リチウムイオンバッテリーとリポバッテリーには、以下のような違いがあります。

 

  • 寿命の長さ
  • 軽量化のしやすさ
  • 衝撃への耐性
  • 発火のリスク

 

それぞれ詳しく解説します。

 

寿命の長さ

2つのバッテリーの寿命の長さは、大きく変わりません。どちらもバッテリーの中では、比較的長持ちします。もちろん、充放電を繰り返したり高温下で放置したりすると、劣化は早まるため注意しなければいけません。

 

軽量化のしやすさ

リポバッテリーはリチウムイオンバッテリーと比べて、軽い外装を使用しています。そのため、ドローンを軽量化したいのであれば、リポバッテリーの方がおすすめといえるでしょう。

 

衝撃への耐性

リチウムイオンバッテリーの外装の方がリポバッテリーと比べると耐久性が高い素材を使用しているため、衝撃への耐性は優れています。しかし、激しい衝撃に耐えるほどの耐久性はないため、使い方を誤ると破損する可能性があるのは、どちらのバッテリーも変わりません。

 

発火のリスク

リポバッテリーは発熱した際に熱が広がりづらい構造になっています。そのため、リチウムイオンバッテリーと比べると発火のリスクは低いといえるでしょう。しかし、発火のリスクがないわけではないため、取り扱いには注意する必要があります。

 

ドローンのバッテリーはどちらを購入するべき?

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

ドローンのバッテリーはリポバッテリーの方が主流です。そのため、市場に出回っているバッテリーはリポバッテリーの方が多いと考えられます。どのようなドローンを利用するかでバッテリーの種類を選ぶのがおすすめですが、購入しやすいのはリポバッテリーといえるでしょう。

 

ドローンのバッテリーは予備を持っておくのがおすすめ

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

ドローンのバッテリーは予備を持っておくのがおすすめです。バッテリーの種類に関わらず、急に故障したり劣化したりするのは避けられません。万が一のトラブルが起こる可能性もあるため、常にドローンのバッテリーは予備を保有しておきましょう。

 

ドローンのバッテリーおすすめ3選!

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

具体的にどのようなバッテリーを購入すれば良いかわからない方もいるでしょう。ドローンのバッテリーのおすすめ3選について紹介します。

 

CNHL MiniStar

CNHL MiniStarは急速充電が可能なリポバッテリーです。充電時間をなるべく短縮したいと考えている方にはおすすめといえるでしょう。他にも高電圧を素早く放電できるため、サイクル寿命が長いという特徴もあります。

CNHL MiniStarの詳細はこちら

 

QANYEGN 

QANYEGNは耐久性が高いのが特徴です。劣悪な環境でドローンを飛行させる際には、重宝するリチウムイオンバッテリーといえるでしょう。冬の北海道のような低温下でドローンを飛行させる際には、採用を検討できます。

QANYEGNの詳細はこちら

 

SIGP 3S

SIGP 3Sはヘリコプタータイプのレーシングドローン向けのリポバッテリーです。レーシングドローンに搭載するバッテリーはパワーが重要になるため、出力不足で悩んでいる方にはおすすめといえるでしょう。

SIGP 3Sの詳細はこちら

 

ドローンの予備バッテリーを購入する際の注意点

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

ドローンの予備バッテリーを購入する際は、所有しているドローンに対応しているかをチェックしましょう。リポバッテリーにも様々な種類があり、保有しているドローンには対応していない可能性もあります。

 

ドローンのバッテリーの寿命はどれくらい?

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

ドローンのバッテリーの寿命はモデルや使い方によって大きく異なります。容量が大きく寿命が長いバッテリーも存在しているため、なるべく長く使いたい方は容量の大きいバッテリーを購入するのがおすすめです。

 

ドローンのバッテリーの保管方法は?

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

ドローンのバッテリーはなるべく室温で保管をしましょう。高温下、低温下で保存をするとバッテリーに負荷がかかり、劣化が激しくなってしまいます。当然ですが、湿気にも十分に注意をしましょう。

 

すぐにドローンのバッテリーの充電が切れる場合は?

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

すぐにドローンのバッテリーの劣化が切れる場合は、劣化が進んでいる可能性が高いです。なるべく早くバッテリーの交換を検討してみてください。

 

ドローンのバッテリーの処分方法とは?

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

ドローンのバッテリーを処分する際は、リサイクル協力店に持ち込むのがおすすめです。発火の危険があるため、一般ゴミと一緒に処分しないように十分注意しましょう。

 

ドローンのバッテリーの取り扱いには注意!

イメージ画像

出典:pixta.jp

 

ドローンのバッテリーは、取り扱い方法を間違えると思わぬ事故につながる可能性があります。状態をこまめにチェックしつつ、万が一のトラブルには十分に注意しましょう。バッテリーの劣化が進むとドローンを快適に操縦しづらくなるため、予備のバッテリーを用意しておくのも大切です。

関連記事

手のひらサイズのミニドローン!ワンプッシュ操作でかんたん離陸/着陸!『ビギナーズトイドローン ミニドローンポケット』が2025年7月19日発売!

株式会社ハピネット(本社:東京都台東区、代表取締役社長:水谷 敏之、証券コード:7552)(以下、ハピネット社)は、ドローン操作初心者でもワンプッシュ操作でかんたん離陸/着陸!手のひらサイズのミニドローン『ビギナーズトイドローン ミニドローンポケット』を2025年7月19日から全国の玩具店及びオンラインショップ等にて販売を開始することを発表した。 ※一部エリア除く

  tera

Prodrone社、『PD4B-ML Mark02型』が国土交通省航空局より「第二種型式認証」を取得したことを発表

株式会社Prodrone(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:戸谷俊介)(以下、Prodrone社)は、2025年6月24日に国土交通省航空局より『PD4B-ML Mark02型』について第二種型式認証(認証番号:TC23-02-01)を取得したことを発表した。

  tera

韓国で15,000台突破!組み立てて飛ばす<紙>ドローン『COCODRONE(ココドローン)』日本初上陸。パートナー企業の募集も開始

株式会社Binarity Bridge(本社:大阪市北区、代表取締役:金陽信)は、2025年7月より韓国で人気のペーパークラフトドローン『COCODRONE(ココドローン)』の日本での展開において業務提携することを基本合意したことを報告した。 『COCODRONE』は、紙で組み立てて飛ばすというユニークな構造と、安全性・学習性の両立が評価され、韓国国内500カ所以上の教育・イベント現場で活用されており、累計販売台数は15,000台を突破している。 今回の日本上陸に際し、全国での展開を見据え、販売・普及に協力するパートナー企業の募集および、講習会の開催も発表された。

  tera

Prodrone社、農業用ドローンヘリ『Tasketto(たすけっと)』の発売開始。キリックスグループからの出資と同機の独占販売契約を締結

株式会社Prodrone(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:戸谷 俊介)(以下、Prodrone社)は、開発した農業用ドローンヘリ『田助人(Tasketto)』について、キリックスグループの中核会社であるキリックスリース株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役会長兼社長:山口 茂樹)(以下、キリックスリース社)が独占販売権を取得し、2025年6月3日より販売開始することを発表した。 あわせてProdrone社は、キリックスグループへの第三者割当増資を実施したことも発表した。

  tera

Prodrone社、国内初の第一種型式認証を目指す大型ドローン『PD6B-CAT3型』を発表

株式会社Prodrone(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:戸谷 俊介)(以下、Prodrone社)は、「Japan Drone 2025(会場:幕張メッセ、千葉県千葉市)」の会場にて、第一種型式認証の取得を目指す大型ドローン『Prodrone式PD6B-CAT3型』(以下、本機体)の初一般公開をした。 あわせて、これまで非公開としていた型式認証申請の進捗状況や現在実施中の試験内容についても発表した。

  tera