ドローンショーの費用の相場は?開催までの流れや利用シーンを紹介
ドローンショーの費用相場や、開催までの流れを紹介します。上演するために多くの申請や費用が必要になるので、事前準備を怠らないようにしましょう。開催情報の調べ方や上演までの一連の流れも解説しているので、正しい流れでドローンショーを開催してみてください。
目次
ドローンショーとは
ドローンショーの費用相場
ドローンショーの費用は、屋内屋外によって大きく異なります。大規模で広範囲かつ大量のドローンを使用するほど費用がかかるのは明白です。屋外開催では約300万円、屋内では約100万円が費用相場になります。
飛行範囲が狭く、台数が少ないほど費用も抑えられます。依頼する会社によって費用は異なるので、開催を検討する際は事前にしっかり比較することが大切です。
ドローンショー費用の内訳
主にドローンショーにかかる費用は、「アニメーション費」「リハーサル費」「現場運営費」「視察費」「進行管理費」「許認可申請費」「各種保険料」の7種類に分けられます。ドローンショーに携わるスタッフが増えると、付随して人件費も多くかかるのが特徴です。
事前にプログラムを組むことで、ドローンを自動操縦できるので、操縦士にかかる余分な費用を少しでも削減できます。開催場所や規模によって費用が異なるので、会場の担当者としっかり話し合って進行することが大切です。
ドローンショーの費用が高い理由は?
ドローンショーでは、アニメーション費や許認可申請費など、開催にはさまざまな費用が発生します。会場の視察や運営にも多くの費用が発生するので、一般的なイベント開催と比べると多額の制作費を準備しなければいけません。
https://pixta.jp
ドローンショーの利用シーンを紹介!
ドローンショーは、その目を見張るような演出と革新的な技術で、さまざまなイベントやシーンで活用されています。以下では、その利用シーンを紹介します。
屋外イベントでの利用シーン
屋外イベントでは、ドローンショーが空に描く美しい光景が観客を魅了します。例えば、スポーツイベントの前やハーバー・フロントなどの観光スポットでの特別イベント、祭りや祝賀行事など、広大な空間を活かしてドローンが織り成す迫力あるショーは、参加者に強烈な印象を残します。
大規模なドローンショーは屋外イベントがほとんどですね。
屋内イベントでの利用シーン
屋内イベントでは、ドローンショーがより緻密で幻想的な演出を可能にします。コンサート会場や展示会、テーマパークのショーケース、企業のプレゼンテーションなど、屋内空間でのドローンショーは、観客に没入感を与え、イベントのテーマやコンセプトを強調します。
ライブコンサートでの利用シーン
ライブコンサートでは、ドローンショーが音楽と一体化して圧倒的なエンターテインメントを提供します。アーティストのパフォーマンスと同期したドローンの飛行や、曲のリズムに合わせたライトショーは、コンサートの雰囲気を一層盛り上げ、観客に感動を与えます。
ドローンショーを行う会社を紹介!
株式会社ドローンショー・ジャパン
https://droneshow.co.jp/
金沢発のドローンショー企業で、日本発のドローンショー専門企業であるドローンショー・ジャパンは数多くの大規模なドローンショーを開催しています。
株式会社レッドクリフ
https://redcliff-inc.co.jp/
日本のみならず世界でもドローンショーを開催する大手ドローンショー企業
ドローンダイナミクス(オリジナルラボ株式会社)
https://dronedynamics.jp/
室内でのドローンショーを行うサービスを展開しており、15万円からドローンショーを開催可能です
fly株式会社
https://teamfly.jp/
ドローンショーを行う専門の会社ではありませんが、ドローン仏というお寺の法要とドローンを組み合わせたドローンショーをプロデュースしている会社です。固定概念に囚われない発想のドローンショーの開催に期待が持てる企業です。
是非見てほしい。これが令和時代の阿弥陀来迎です。#ドローン仏 pic.twitter.com/nsmLZEsa9r
— 三浦耀山 (@biwazo) November 25, 2022
ドローンショー開催するまでの流れ
1. 開催内容や会場を検討する
ドローンショーの規模を定めるために、まずは開催内容や会場を検討します。ホームページなどでドローンを自由に飛行させられる広さがあるか、イメージしていた動員数を確保できるかなど、さまざまな観点から情報収集することが大切です。
2. 会場を視察する
ミーティングを通じてロケハンをおこない、十分な広さがあり電波を送受信できる環境の有無などを確認しましょう。少しでもドローン飛行に支障が出る可能性があれば、別の会場を視察しなければいけません。二次災害を防ぐためにも、丁寧におこなうようにしてください。
3. 契約して各種申請
会場が決まったら、イベント開催に協力してくれる会社や会場運営の方と契約を交わしましょう。その後はイベントを最後まで遂行できるように、飛行許可申請などの各種申請を提出します。
承認には時間がかかるので、開催直前になって許可が出ていないという事態がおこらないように、余裕を持って申請するのがおすすめです。
4. 内容を決めてショーを作る
申請して許可が出るまでの間に、どのようなアニメーションを作るかを決めて、具体的なショーの準備を進めます。綿密な打ち合わせを重ねて、最終的にかかる費用やドローン台数を明確にしましょう。
5. リハーサルで全体の流れを確認する
アニメーション制作や開催に必要な準備を終えたら、いよいよリハーサルです。<b>「アニメーションが正常に再現できているか」「会場の誘導経路や観客との距離に問題がないか」などの問題点を確認しましょう。</b>実際の現場で練習をして、開催日に備えます。
6. リハーサル後上演する
リハーサルを終え、すべての準備が整ったらドローンショーを上演しましょう。遂行したあとは、会場の撤去作業を進めて、キレイな状態に戻します。イベントが終わったあとは、浮彫りになった問題点や改善点を話し合い、ブラッシュアップをすることが大切です。
次回開催に向けて、より良いイベントづくりを心がけるようにしましょう。
ドローンショー開催での注意点!
ドローンショーを開催する際には、安全性や法的規制、技術的な要素など、さまざまな注意点があります。以下では、ドローンショー開催時の主な注意点を要点ごとに解説します。
法的規制の遵守
ドローンの飛行には各国の法的規制が存在します。航空法やドローンに関する特別な法律を遵守し、許可を取得することが重要です。特に人が集まる場所での飛行では、より厳格な規制が適用される場合があります。
安全対策の実施
ドローンは高度な技術を用いて飛行しますが、万が一の事故を防ぐために安全対策が必要です。飛行エリアの確保、周囲の障害物や人々との距離の確保、万が一の墜落時の対策など、事前に適切な対策を講じることが重要です。
技術的な準備とリハーサル
ドローンショーを成功させるためには、技術的な準備とリハーサルが欠かせません。飛行経路や演出の設計、ドローンのプログラミング、ライトや音楽との同期など、細部にわたる準備が必要です。また、実際の飛行前にリハーサルを行い、問題や不具合を事前に解決することが大切です。
観客の安全確保
ドローンショーを楽しむ観客の安全を確保することも重要なポイントです。観客席や観覧エリアの設置場所や配置、ドローンの飛行経路との関係などを考慮し、事故や怪我のリスクを最小限に抑えるように配慮する必要があります。
天候と環境条件の考慮
天候や環境条件はドローンの飛行に大きな影響を与えます。風速や風向、降水量、気温などを事前に把握し、安全な飛行条件を確保することが必要です。また、夜間の飛行では照明の確保も重要です。
これらの注意事項を自分だけで順守するのは難しいでしょう。ドローンショーを開催したいと考えた場合は、ドローンショーをやっている企業に相談し、一緒にショーを開催するのが良いでしょう。
ドローンショーの開催情報はHPやSNSで調べよう
<b>ドローンショーの開催情報は、各イベントのHPやSNSからこまめにチェックしましょう。</b>電波状況のよい会場を見つけるきっかけにもなるので、開催を検討する際は必ず調査を怠らないようにしてください。
ドローンショーにかかる費用を調べよう
ドローンショーの費用相場や、開催までの流れを紹介しました。各種申請や開催までのプロセスが多いので、正しい準備をおこないましょう。ドローンショーには多くの費用もかかるので、計画性をもって進行することが大切です。